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憧れの海外での仕事!思い通りに会議をこなすテクニックとは

憧れの海外での仕事!思い通りに会議をこなすテクニックとは

ポイントの部分を勘定を持って日本人というのは、日本という国が世界でもトップクラスだと言われていて、実力も名声もあるにもかかわらず、どこか常に海外、特にアメリカを目指している所があります。若い方も「海外で1度でいいから働いてみたい」なんて声をよく耳にしますよね。

そして、今では、世界の多くの国々で、日本人が現地に住み、日本人として、それらの国で頑張って働いています。

もう海外で働く事はそんなに珍しい事でも何でもなくなりましたが、やはり、自分で海外に行って働くと決めるまでには色々とひっかかるものはあるでしょう。

それを乗り越えて、もしくは、駐在さんとして日本から派遣される人もいますが、海外へ働きに行く事が決まり、海外生活と海外で現地の人と一緒に仕事をする事になり、もちろんミーティングや会議もその国言葉や英語、日本人だけの時は日本語を使って行われるでしょう。

そういった時に、思い通りに現地でも会議をこなすテクニックをいくつか紹介したいと思います。

とにかく色んな人から色んな事を聞き出しましょう

現地で働く事が決まり、現地へ赴任してから暫く経ちました。そして、上司から、「今度の会議に出て、ちょっと発表してくれないか」と、遂に頼まれるまでになってしまいました。そうなったら、頭の中はまず、パニック状態になってしまいますよね。

やり方は日本でやったことのあるようなやり方でいいのか、現地の人達の前で上手く発表できるだろうか。外国人は少しでも疑問に思ったら、何でもその場で質問してくるけど、それに自分はちゃんと彼らが求めるような答え方ができるだろうかと、頭の中で様々な事が思い巡るはずです。

でも、そうなった時に、まずやって欲しい事は、会議での発表経験者から、会議で発表する際に気をつけている事、みんなを納得させるような発表とはどういうものなのかということを、できるだけ多くの人に聞くのです。

そして、彼らは何についてどんな風に発表したのか、どんな風にそれに対して周りの人は反応したのかという事も逐一聞いて、今までの会議内容を自分なりにデータ化してみるのです。そうすると、なるほどこんなものなのかというのが大体わかってくるはずです。

もし、あなたが発表する会議までに何度か会議があるのであれば、じっくりと会議を最初から最後まで観察しましょう。特に人が発表してる所に注目し、どういう風に発表すれば周りは一度に納得してくれるのかというのを気にしながら聞いてみましょう。

言いたい事を必ず分かるように伝えましょう

日本語というのは、言いたい事を遠まわしに伝える文化があります。あまりにも直球過ぎる言い方だと、強いと思われてしまうので、そういった言い方は避けようと日本人であれば思うのは当然のことでしょう。そういった教育を受けて来ているのですから。

ですが、それは外国人にとって少しわかりにくいことかもしれません。もちろん、外国人もあまりにストレートな表現はしませんが、嫌な事はきちんとNOと言いますし、良い事にはYESと言い、曖昧な態度をとることはなかなかありません。

では、会議はどうでしょうか。もちろん、彼らは会議においてもできないものはできない、できるものはできるといいますが、そんなに直球ではありませんし、批判が出たら「努力してできるようにする」というような事くらいは言います。

そこでポイントとなる所は、言いたい事、1番みんなに知ってもらいたい事を、必ず分かるように伝えることです。それは直球でも良いでしょうし、直球の方が人に伝わりやすいので、そうした方がよいでしょう。

もっと言ってしまうならば、まずは結論を最初に伝えます。しかも、インパクトが強くなるように、少し声を大きめに言ったり、短い言葉で簡潔に述べるのです。 その後に続く言葉との間は暫くおいてから話題を進めていくと、聞き手もすっと頭の中に入ってくるので、このやり方は覚えておくと良いでしょう。

言いたい事がどこで言っているのか分からないような発表の仕方では、それこそ、恐れていた質問攻めにあいますし、最終的にはわかりづらい発表だったと酷評されてしまうかもしれません。

何度もインパクトに残るかどうかを考えながら文を構成していくようにしましょう。

言語を上手く喋ろうと思うのは止めましょう。棒読みはしないようにしましょう

これは日本人の悪い癖というか、外国人に比べて、人前で発表するという事に小さいときから慣れ親しんできていないので仕方ないのですが、発表の際の読み方にも、非常に外国人とは違ったものがあります。

もちろん、現地の人達は、会議で何か発表をする際は、現地の言葉でされる事が多いでしょうから、日本人がその言葉を使って発表するよりも、簡単と言えば簡単です。

それにしても、日本人の場合は、日本語にさほどアクセントがないため、意識して読まないと平坦な文になってしまいます。

そして、それが英語や他の国の言語ともなれば、ネイティブのように話せる人にとっては問題は無いかもしれませんが、そうではない人にとっては、「きちんと喋らなきゃみんなに伝わらない」と思い、会議用のカンペを書いて、それを棒読みしている状態になってしまいます。

実際、自分も「読んでいるだけ」の状態になってしまうので、感情が一切こもっていませんから、相手には発表内容の良さも伝わらなければ、内容すらも伝わらないという最悪な状況になってしまいます。

ですから、できるだけ、カンペは見ないようにして、自分の言葉で話せるようにしましょう。あなたがその国の言語に長けていないという事は周りの人は一緒に仕事している人であれば知っていることですから、それを無理に上手くやろうと思わなくても良いでしょう。

もちろん、言語を上達させようという気持ちは大事です。ですが、会議の際は、まず、きちんとあなたの意見を伝える事が大事です。 それには、ポイントの部分を感情を持って言える事が大事ですから、言葉の良し悪しよりも、伝えたい事を気持ちを込めて伝えられるようにしましょう。

日本人だけの会議であっても、人前で発表をする事は緊張するのに、ましてや外国人の前ともなると余計ですよね。ですが、そんなに気を張らずに、思い通りの会議になるように努力しましょう。