学生時代に理解しておきましょう！「働くこと」ってどんなこと？

「働くことってどんなことですか？」と聞かれて、即答できる人は少ないと思います。既に社会人として働いている先輩や何十年も働いているベテラン社員でも、「自分は何のための働いているのか？」といきなり聞かれたら、一言では答えられない人が多いと思います。

つまり、それだけ深い質問だということです。これから就職活動が始まる大学生にとって「働くこと」とは、まず、就職することです。就職しなければ何もスタートしないからです。就職して仕事がある程度できるようになっても安心はできません。

なぜなら、その時の状況や目的によって仕事のやり方は変わってくるからです。その都度、状況や目的を察知して仕事のやり方、「働き方」を変えていく必要が出てくるのです。就活時代も勉強ですが、就職後も勉強は一生続くということです。

学ぶ気持ちを忘れて言われたことしかできない社員は、今後リストラの対象となってしまうことでしょう。リストラされなくても、向上心がなければ、やりがいのあるポジションにつくのは難しいでしょう。

働くことは、自分をその時の状況は目的によって変えていくことだと思います。自分を変えることができる人は、新しい能力や可能性を発見することができるのです。企業もそのような人材を求めているのです。

サラリーマンの本音【働く目的】

サラリーマンやサラリーウーマンは、どのような目的があって働いているのでしょうか？上司の前では言えない本音を暴露してくれました！

たくさんお給料がもらいたい！

誰だって本音はこれですよね！？優良企業に就職して、たくさんお給料をもらうことができれば、リッチな生活ができるし将来もバラ色でしょう。しかし、中には苦労している社会人もいるようです。

親の事業が失敗して膨大な借金があり、それを返済するために、何としてでも高給取りの企業に就職する必要があった！などというケースです。親のために自分が犠牲になって働くなんて、素晴らしいことだと思います。

しかしながら、ほとんどの学生は、親孝行するわけでもなく、たくさんお給料をもらって「海外旅行に行きたい！ブランド品が欲しい！高級マンションで１人暮らしがしたい！」という願望があるのです。

欲を持って就活することは決して悪いことではありません。欲や願望が就活の原動力になるからです。しかし、欲や願望が先走って冷静さを無くしてしまえば、寝る間も帰宅する間もないほど、法外でハードな仕事を強制的にさせられるブラック企業を選んでしまう場合もあるので、十分に注意が必要です。

お給料が高いことは素晴らしいことですが、その背景にある企業の実態にも目を向け、失敗しないように徹底的にリサーチしましょう。

サービス残業や休日出勤がない！

いくらお給料が高くても、毎日サービス残業で毎週のように休日出勤をさせられたら、仕事だけの人生になってしまいますよね？友達と遊ぶことも、旅行をすることも、デートをすることも難しくなってしまいます。

その代わり、貯金はどんどん増えていきそうですけど・・・(笑)。しかし、こんな時代なので、「サービス残業や休日出勤がまったくない企業」と選択の幅を絞り込んでしまうと、厳しい就職活動になってしまうかもしれません。

特に営業職での就職を考えている方は、ある程度の我慢は必要だと思います。考え方としては、「できるだけお給料が高くて、できるだけサービス残業や休日出勤が少ない企業」という感じのほうが、選択の幅が広がるので就職活動も楽になります。

面接で、「当社は、残業や休日出勤もありますが、大丈夫ですか？」と聞かれることが多々ありますが、その時は戸惑う表情は一切見せずに「体力と忍耐力には自信があるので大丈夫です！」と回答してください。

採用担当者は、残業や休日出勤を嫌がらない人材かチェックしているだけなので、困った表情などしないように注意しましょう。このような質問をされて、動揺を見せてしまうと、それが原因で不採用になってしまうこともあるのです。

もちろん、毎日のように残業があるわけでもなく、毎週のように休日出勤があるわけでもありません。採用担当者がチェックしたいのは、「そのようなデメリットやリスクがあっても、当社に就職を希望する強い意思を持っている人材なのか？」という点です。

要するに、即答で「問題ありません！」という意思を伝えられれば、良い印象を与えることができるということです。