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「福祉系」の仕事ってどう?仕事の「生」情報PART1!

0301020

私の職歴からの仕事内容の情報提供「第一弾、福祉系」について、お伝えしたいと思います。最近の高齢化の重要に応じ、求人の数も少なくはない分野と言えます。私が就職した事業所は老人福祉施設ではなく、障害者が入所している施設でしたが、精通することはあると思います。その利用者は20歳代から90歳代と年齢層はバラバラでした。

「1日の流れ」は

1、利用者のオムツ交換、トイレ誘導。

2、起床の手伝い。

3、朝食の準備、食事の介助、服薬の介助、後片付け、歯磨きの介助。

4、トイレ清掃。

5、職員の朝礼、夜勤者から日勤者へ伝達事項の連絡(申し送り)。

6、検温後、入浴介助。

7、10時のお茶の準備。

8、爪切り、耳かき等の衛生面の介助。

9、シーツ交換、布団干し。居室(利用者の部屋)の清掃。

10、オムツ交換、トイレ誘導。

11、昼食の準備、食事の介助、服薬の介助、後片付け、歯磨きの介助。

12、リハビリ、散歩、レクリエーションの実施。

13、3時(15時)のオヤツの準備。

14、洗濯物の片付け。

15、オムツ交換、トイレ誘導。

16、日勤者から夜勤者へ伝達事項の連絡(申し送り)。

17、夕食の準備、食事の介助、服薬の介助、後片付け、歯磨きの介助。

18、利用者の事務的な処理。

19、就寝前の服薬の介助。

20、オムツ交換、トイレ誘導。

21、就寝後、定時に見回り。

以上の仕事を、

A、早番(7時~16時)。

B、日勤(8時~17時)。

C、遅番(10時~19時)。

D、夜勤(16時~9時)。

の4つの勤務形態で分担して、実行します。A、B、C、Dを日替わりローテーションでこなし、月に7~8日休みでした。給料はボーナス込み、年間で310万円位でした。

辛かったこと、楽しかったことは?

私が感じた「ワースト3!」

3位は、夜勤の早朝、眠いのに無理に起き、全力で何十人ものオムツ交換を行わなければならないこと。2位は、楽しいレクリエーションやイベントの「企画」を行わなければならないこと。1位は、担当している利用者(5人位割り当て)が「亡くなる」こと。

楽しかったこと「ベスト3!」

3位は、利用者から「純粋なる天然のボケ」を、かまされた時(超面白い!!)。2位は、利用者と信頼関係が築けた時。1位は、日々の支援の成果が出て、利用者の機能が向上(回復)した時(できなかったことができるようになった時)。

普段、ほとんど車椅子を使用していた利用者が自発的に「歩いた」ことや、曲がったままのヒザが「伸びた」ことなどがありました。私は人と「コミュニケーション」をとることが、あまり得意ではないのですが、なんとか対応することができました。

人への支援(サポート)の感覚を身に付けることができた「貴重な体験」でした。現職の「キャリアコンサルタント業」においても応用できる感覚です。福祉系の仕事は他の仕事に比べ、世知辛い世の中を感じることが少なく、時間に追われることもありますが、全体的に「まったり」流れ、「結構イイ」ですよ!!