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仕事ができない同僚がいる…手伝うことが優しさとは限りません

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なぜか気付くといつも同僚の仕事のお手伝いばかり…

そんな風に感じていませんか?

同じ仕事量のはずなのに、どうして終わらないのか。

自分は早く終わってしまったから、気を利かせて

 

「手伝おうか?」

 

と尋ねることはあっても、手伝ってもらったことはない…もし、そんな状態で仕事をしているのなら、問題なのは仕事が遅い同僚ではなく、手伝っているあなた自身にあります。

 

 

 

協調性なくして仕事はできません

 

 

会社の規模はそれぞれですが、自営業でもない限り、一人で仕事をしている人はいないと思います。規模は小さくても、あなたのほかに最低もう一人は一緒に仕事をしている人がいるでしょう。どんな才能をもっているかは分かりませんが…

 

筆者が会社員だったころ、100人規模の中小企業に勤めていました。仕事がいつも早い優秀な人もいれば、そうでない人もいます。それは集団で仕事をしているので、優秀な人材だけとは限らないでしょう。

 

仕事の効率が悪く、いつも遅くまで仕事をしていたり、ちょっとしたミスを繰り返す人もいました。そして、たいてい周りから手伝ってもらいなんとか仕事を終わらせていました。

 

その光景を見て「手伝っている人はすごく優しく、終わらない人は仕事ができない…」そんな風に思っていました。

 

しかし、よく考えてみてください。あなたも同じような仕事量をこなしているはずです。それなのに、終わらない人がいる…少しおかしくないですか?あなたは終わらせているのに。

 

 

いい人に見られたいから優しくするのですか?

 

 

終わらない人がいるから、それを手伝う。その行為自体は決して悪いことではなく、終わらなければ手伝うことも大切だと思います。

 

しかし、同じような作業をしているときに「あなただけ先に終わる」状態は問題です。あなたはその仕事をしながら、効率のいい方法を見つけられたからこそ、早く終わらせることができたのですよね?その方法を教えてあげないのはなぜですか?

 

終わらない同僚の仕事を手伝うことで、優越感を感じたいのですか?仕事の作業そのものを手伝っても、終わらない人はいつまで経っても時間がかかります。その度にあなたは仕事を手伝うのですか?優越感に浸りたいがために…

 

本当の優しさとは、相手が効率のいい方法を導き出せるようにしてあげることではないでしょうか。会社で働く一人一人が成長していかなければ、会社の成長はあり得ません。

 

「あいつは仕事ができない」なんて決めつけずに、一緒に成長していきましょう。