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短時間でしっかりアピール!魅力のある自己PRが面接突破の鍵

短時間でしっかりアピール!魅力のある自己PRが面接突破の鍵

企業研究に取り組んだり、志望動機を練ったりと、就職活動に臨む際にはやらなければならないことがたくさんあります。中でも特に頭を悩ますものが面接時の自己PRなのではないでしょうか。

自己PRでは、用意された短い時間の中で最大限に自分をアピールしなければなりません。自己PRのコツを押さえて、面接官に好印象を抱いてもらえるような面接を目指しましょう。

時間内に収まる構成を考えておく

自己PRで与えられる時間は企業によって差がありますが、だいたい1分前後であることが普通です。文字数にしてだいたい300から400文字程度。400字詰め原稿用紙一枚分と創造するとイメージしやすいと思います。

時間をオーバーすればもちろん嫌われますし、短すぎても熱意を感じ取ってもらえません。与えられた時間の中で最大限のパフォーマンスをすることが、自己PRで最も重要なことです。

とはいっても、ベテランのニュースキャスターじゃあるまいし、そんなに正確に時間内で話をまとめられる人はそうそういません。数十秒程度の誤差なら大目に見てもらえるので、あまり気持ちを張りつめすぎずリラックスして臨みましょう。

一分程度の自己PRならアドリブで話ができるという自信がある人もいるかと思いますが、そうでない人の方が圧倒的に多いと思います。

実際の面接の場で慌てることがないように、自己PR用の大まかなストーリーをあらかじめ立てておくのがおすすめです。

その際、用意した台本を一言一句丸暗記するような覚え方は必要ありませんが、話す内容について時間内に収まるような最低限の構成を立てて、ざっくりとしたストーリーを頭に入れておくようにしましょう。

自分自身をよく振り返る

時間配分を考えるのも大切ですが、もっと大切なのが話す内容です。なにしろ自分の魅力を原稿用紙一枚に収めなければいけないのですから、どうしたものかと頭を抱えたくなってしまうのではないでしょうか。

その際、あんまりにも書きたいことが多すぎてどれを削ればいいのかわからない、という悩みを抱える人はあまりいないと思います。自分のアピールポイントが見つからなくて考え込んでしまうことの方がほとんどです。

人に自分をアピールするためには、まず自分が自分の魅力をよく知っていなければなりません。自分という人間を振り返るいい機会だと思って、自分自身を真っ向から見つめ直してみましょう。

例えば、生まれてから現在に至るまでの間に起こった出来事を、歴史の年表のようにまとめてみることなどがおすすめです。些細なことでもいいので、覚えているエピソードをできるだけたくさん書き出しましょう。

全国大会優勝や、難関資格試験突破など見栄えのいいエピソードがなくても問題ありません。

嫌いだった習い事を○年間やり通した、学生時代に遅刻欠席が一度もなかった、など地味でありきたりなエピソードでも、それを仕事に活かせると感じたものなら十分大きなアピールポイントとなります。

一番ダメなのは、嘘をついたり話を膨らましすぎているようなエピソードです。自分をよりよく見せたい気持ちはわかりますが、事実無根の内容を話しても面接官には響きません。見栄を張りすぎず、等身大の自分で勝負をしましょう。

面接官とコミュニケーションが第一

自己PRは、その名の通り自分という存在をPRするために設けられた場ではありますが、目的はそれだけではありません。

自己PRでは、自分を題材としていかに面接官とのコミュニケーションをとれるか、というのも重要なポイントとなっています

あまり一方的に自分の魅力を押し付けても面接官の心には響きません。あくまでも面接官とのやり取りが第一であることを念頭に置く必要があります。

面接官との短いやり取りの中で、より相手の興味を引き出すようなネタをその場で考えるのは至難の業です。

そこまで高度なコミュニケーション能力は必要ありませんが、マニアックな話や若者文化の話を交えて自己PRしようと考えている時にはまずそれが何なのかを説明する、などの最低限の配慮は忘れないようにしましょう。

また、自分のもっている能力をただ羅列して話すのではなく、その能力を仕事でどのように生かせるかまで踏み込んで話せば、面接官の食いつきも変わってくるはずです。

面接官の心を動かすことができれば印象にも残りやすくなるので、前準備の段階でその点をよく意識するようにしましょう。

短時間で効果的に自己PRする方法のまとめ

人に自分をよく知ってもらうためには、まず自分で自分のことをよく知らなければなりません。

自分のことを振り返って考察する機会は人生の中でそう多くはないので、自分と向き合う良い機会だと思って自己PRの作成に深く取り組みましょう。

また、与えられた時間内できっちり時間内に収めることは、面接時に限らず実務でも求められる大変重要な能力です。面接官はその点もよく注目しているので、リラックスしながらも時間を意識して面接に臨むようにしましょう。

この文章を読んでくださった皆さんが魅力的な自己PRで面接突破できるよう、心より願っております。