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転職はこう乗り切れ!面接時に必要な5つのノウハウ!

転職はこう乗り切れ!面接時に必要な5つのノウハウ!

転職では就業実績がある分、新卒時よりプレゼン能力がチェックされます。もちろん資料提出によって自分の実績や経験をアピールできることもありますが、多くは面接時の受け答えによって判断されます。

転職者として面接で気をつけたいことはどのようなことなのでしょう? 今回は主に面接時の受け答えについてポイントを絞って以下に述べていきます。

面接は相互理解の場です

面接は自分のことを分かってもらう格好の場。ですが、多くの方が勘違いしがちで、自分の話ばかりしていしまいます。相手、つまり企業側の話を聞くというコミュニケーションを忘れがちです。

相互に理解・交流できるよう、聞く姿勢を忘れないようにしましょう。事前に考えてきたことを余すところなく話そうと焦り、余裕なく相手の話を聞いていないことが伝わってしまっては、お互いに実りある面接にならないことがほとんどです。

まずは上記をふまえて、気を付けてほしい5つのノウハウをお伝えします。

  • 自己紹介は3分以内で
  • 結論から話す
  • 定量的>定性的
  • 「。」で区切る
  • 25秒以内に回答する

基本は報告・連絡・相談のポイントと同じ

まず念頭に置いてほしいのは、面接時のノウハウは、会社生活における報告・連絡・相談のポイントと同じということです。こちらについては社会経験があるぶんすんなり理解できると思いますし、実践してきたことと思います。

できるだけ良質な面接にするために、社会人一年目になったつもりでもう一度思い起こしてみてみましょう。意外とできいていない方もいるため、このノウハウを意識するだけで、ぐっと良質な面接の回答となると思います。

これから少しずつ掘り下げて見てみましょう。

自己紹介は3分以内で

自己紹介については、ついつい長くなりがちです。あれもこれも詰め込みすぎず、かといって過不足なく職歴を話すとだいたい2分でおさまります。その後社会経験で身についたことや気を付けていることを話しましょう。

あまり長い自己紹介は相手への配慮に欠けますし、短いと実績が疑われてしまいます。さじ加減が難しいところですが、心配な場合はストップウォッチなどで事前に時間を測ってみるとよいでしょう。

ここは他より長く時間がとれますから、内容をよく吟味することをおすすめします。

結論から話す

結論から話す理由は、理解のゴールを先に与えるためです。結論が見えないまま話を聞くより、最初に話してしまったほうが相手の理解度が高まります。

結論→理由→経過(経緯)を順で説明すると、先に話した内容をふまえて話が進むからです。これは報告・連絡・相談の基礎なので、焦らなければ十分できることだと思います。

例えば、「退職の理由は2点あります。」などから始めると、終わりが見えますし聞く側である企業側もそこまで集中して話を聞くことができます。

定量的>定性的

前職のエピソードなどの根拠を明示するために、具体的な数字を話せるように用意しておきましょう。

例えば、同期の中で営業成績が一番だったと言うよりも、同期の受注件数が平均して○件だったのに対して、自分はその1.5倍の○件だった、というように定性的より定量的に話したほうが説得力が増します。

「大変だった」ということばひとつとっても、人によって度合いや印象が異なるため、誰でも分かるような数値を用意しておきましょう。

「。」で区切る

次に、一文の長さの適切化に気を付けましょう。話しているうちに「~ので」「~から」と一文が長くなってしまうことがあります。一文が長すぎると最初に話した内容との関連性がうまく理解されず、結果的になにを伝えたいのか分からなくなってしまいます。

また、相手が一息つけるよう、適宜「。」で区切るタイミングを心掛けましょう。不安な方は一度話す内容を書き起こして、校正し区切れるかどうかチェックしてみることをおすすめします。

これは一文を適切にするだけではなく、自分の頭の中を整理するためにも重要なポイントです。

25秒以内に回答する

質問に対して25秒以内に回答というのは、面接が会話だということを念頭に置いておけば分かることです。普段の会話のラリーでは意識せずともできているのですが、面接となるとついつい長く話しがちです。だらだらと続けないようにしましょう。

かといって早く話せばいいというわけではありません。あくまでも普段の会話と同じようにリラックスして臨みましょう。

途中でつっかえたり間違えたりしたら改めて言い直すことは構いません。仕切り直しを申し出て、落ち着いて話せばいいのです。

その他にも、ゆっくりと話して滑舌を意識するなど、ご自身の得手不得手によるノウハウもあると思います。自分のくせを知ることも重要です。

ともあれ、面接時になるべく平常心でいるためには、上記をふまえて事前の準備を万全に整え、安心しておくことが大切だと思います。