バイトへ応募する際に!好印象を与えるための電話マナー
アルバイトの求人に電話する際には、多くの場合そこですでにある程度の選考が始まっていることが多いです。
もちろん必ずしもそこの電話で決まってしまうというわけではありませんが、電話・面接という決められた短い時間の中で最初の悪印象を覆すのは、決して簡単な話ではありません。
それは裏を返せば、電話応募の際に好印象を与えることが出来れば、それだけですでに一歩リードすることができるということです。そのいい印象が簡単に覆ることはないわけなのですからね。
しかし、そうはいっても、電話で応募するのは緊張もするし、好印象を与えるためにどうしたらよいのかわからないと嘆く人も多いでしょう。どのようにして相手にいい印象を与えていくのか、ここで一緒に確認していきましょう。
相手が電話を受けやすい時間を狙う
まず、どんなことをしてしまうとマナーが悪いと感じられてしまうのかどうかというところから確認します。電話応募をする際に、もっとも嫌がられることは、繁忙時間帯に電話をかけてしまうことです。
たとえば飲食店などであれば、ランチタイムの12時台や、その準備や片付けに勤しんでいるであろうその前後の時間帯は繁忙時間帯です。もちろんランチだけでなく、ディナーが本格的ににぎわい始める19時以降も、繁忙時間といえるでしょう。
この時間帯で電話をかけて凝られると、それだけでマナーが悪い、仕事が出来なさそうだと感じられてしまうことは明白です。
ではどんな時間帯にかければいいのか
そうはいっても、ではどんな時間帯にかけるのがベストなのでしょうか?一般的に、バイトの応募の際に、マナーがいいとされているのは、朝10時~11時まで、14時から17時頃までとされています。
これらは、どんな業種のバイト先であっても等しく無礼にならない時間帯でしょう。サービス業であっても人の出入りの少ない時間帯でしょうし、デスクワークの募集などの一般企業であっても、ちょうど一息つくころの時間帯です。
この時間帯にかけることが、相手に電話で好印象を与えるための正しいマナーの一つといえます。
クッション言葉をつかえるようにする
そうして相手に電話を繋いでから好印象を与えるために大切なことは、クッション言葉を使うということです。クッション言葉とは、用件の前に着ける言葉のことですね。
その言葉を付けるだけで、大分印象が柔らかくなり、良い印象を与えることができます。
ただ「○○という求人を見て電話させていただいた○○と申します。」というよりも、その前に「お忙しいところ失礼致します。」という言葉を付けるだけでグッと印象は良くなります。
このお忙しいところ・・・という言葉こそがクッション言葉なのです。特に電話の最初に使うことが多いと思いますので、最初はこれから入ろう!と決めてから電話をするといいでしょう。
相手の言葉を繰り返す
電話中に好印象を与えるためのマナーとして、相手の言葉を繰り返すということがあります。これらは電話を主とした仕事をしている人達が使っているテクニックなのですが、相手の言葉を繰り返すと、それだけで真剣に話しているという印象を与えられるのです。
真剣に人の話を聞くというのは、電話や仕事上だけの問題ではなく、常にマナーとして求められることですよね。それを電話でアピールすることができるのです。
また、相手の言葉を繰り返しているうちに、こちらとしても相手が何を言っているのかをより理解することができるようになりますし、時間も稼ぐことが出来ます。
コミュニケーション能力が何よりも求められる昨今、バイトにおいてもそれは同じことでしょう。それを、ただ言葉を繰り返すことだけでアピールできるのですから、相手の言葉を繰り返すというのは、非常に有能な電話マナーです。
クロージングをはっきりとする
電話のマナーとして、ついつい忘れがちなことの一つに、クロージングがあります。たとえば電話で面接の予定を取り付けた際に、「はい、宜しくおねがいします。失礼しますー。」とついつい語尾を伸ばして、さらっと終わらせてしまう人も多いでしょう。
そこでマナーの良さを発揮し、好印象を与えるためには、ある言葉を付けたす必要があるのです。それが「お時間頂き、ありがとうございました。」という言葉です。
もちろん語尾を伸ばしたりしないようにすることも当たり前に大切なことですが、この言葉を付けるだけですごくいい印象を与えられるようになるのです。
実際に電話したり、面接の時間を頂いたりと、相手にも業務スケジュールがある中、その時間をぬって時間を頂いているのです。
そのことに関してちゃんと礼がのべられるというのは、すごく印象が良いです。クロージングまでしっかりと気を抜かずに行いましょう。
相手が切ってから切る
クロージングのマナーとしてもう一つ大切なことがあります。それが、<span class="b">相手が電話を切ってから切るようにするということです。相手より先に切ってしまうとどうしても不躾な印象となり、深いな思いを感じる人も少なくありません。
たとえば携帯のお客様センターなどに電話をしてみるとわかるでしょう。電話のプロも私たちの方から電話を切るまでは決して電話を切ることがありません。切らずにいるとむしろ向こうから電話を切って下さいとお願いされるでしょう。
それくらいに重要なマナーなのです。間違ってもこちらからは切らずに、相手が切ったのを確認してから切るようにしていきましょう。
リラックスして応対することも大事
時間帯以外のこれらのマナーは、自分からかけた時だけではなく、相手からかかってきた時にももちろん有効になるものです。自分から電話する時だけでなく、求人サイトなどで応募ボタンから応募した際にも、是非参考にしていただけると幸いです。
相手も自分が初めての応募者というわけではないでしょうから、緊張したりして電話でミスしてしまう人にも慣れているでしょう。ですから、これらのマナーを守ろうとして失敗してしまうことに関しては、決して悪影響にはなりえません。
したがって、必要以上に緊張する理由なんてどこにもないんですよ!そのことを頭に入れてリラックスしてマナーよく電話できると、数日後にはきっとやりたかったバイトをしているあなたと出会えることでしょう。