面接時に要注意?!内容を覚えるのは危険かもしれない?
就職活動の面接。緊張しますよね?志望動機や自己PRを丸暗記して面接に臨む!なんて方もいるかもしれませんが、それは危険なので要注意ですよ!
志望動機や自己PRをしっかり言えないのはもちろんマイナスですが、丸暗記した受け答えも危険です。
もちろん、丸暗記ではなく部分的にキーワードをしっかり覚えておくことは役に立ちます。
では、なぜ内容を丸暗記するのが危険なのか?どのように覚えるのが良いのかを考えてみませんか?
面接時に質問の回答を丸暗記するのはNG
まず、丸暗記してありがちな失敗するパターンを紹介します。
- 緊張で度忘れしてしまうと焦ってしまう
- 間違えずに言うのに必死で早口になりがち
- 暗記したことを思い出すのに必死で感情がこもらず、やる気が伝わらない
- 間違えて違う会社用の志望動機を言ってしまう
まず、なぜ丸暗記をしたいのかを考えてみましょう。 丸暗記したい人の特徴は、
- 面接時にきちんと話せるか不安
- 自分に自信が持てない
- あがり症
たくさんの会社を志望し、面接に臨む中、違う会社用の志望動機を言ってしまうなんてことがあると最悪です。どれだけ印象が良くても、もう取り返しがつかないでしょう。
文章を丸暗記すると、途中で度忘れしてしまった場合や、間を飛ばしてしまった場合など、内容が自分でもよくわからなくなり、面接官には悪い印象しかありません。
私も初めての面接の時、見事に失敗しました。
なにより、丸暗記した内容を面接官の目を見ながら、熱意を持って言えるでしょうか?なかなか難しいと思います。親や兄弟、友達など、気の知れた相手で練習して「大丈夫」と思うのは危険です。
面接官は赤の他人です。友好的な面接官もいれば、仏頂面で怖い面接官もいるかもしれません。
そんな面接官の前でも、私はいつもと変わらず丸暗記した内容を、感情をこめてきちんと話せる!という自信のある方は、もちろん試しても良いでしょう。
ただし、そのように自信に満ちた方なら、丸暗記なんてしなくても、面接を乗り切れるのではないでしょうか?
面接時に効果的なキーワード暗記
さて、丸暗記は危険!やめた方が良い!と言われても、まったく覚えないで臨むのも不安ですよね。そこでオススメしたいのが、キーワード暗記、単語暗記です。
文章すべてを暗記するのではなく、ここだけは伝えたいポイントだけはしっかりおさえておきましょう!面接が終わってから「あぁ、これだけは伝えたかったのに」「なんでこれを言わなかったのか」と後悔したくないですよね。
自己PRで、自分の長所や短所も言えないなんてことになっては、自分のことも分析できないのかと思われてしまいます。最低限伝えたいポイントはしっかりおさえておきましょう!
覚えておきたいキーワード
- 一番の志望動機 →幼少期からの憧れ →趣味から仕事につながる →説明会に行き社員の皆様がとても楽しそうにしているのを見て 自分もこの人達と働きたいと思った 等
- セールスポイント →何事にも積極的に挑戦します →どんな困難も決して屈しません →どんなときでも笑顔です 等
- 長所 →協調性がある →前向きである →好奇心旺盛である 等
- 短所 →優柔不断である →自己主張が強い →仕切りたがる 等
面接時に、短所を言うのは面接官にマイナスのイメージを持たれるんじゃないかと不安に思う方もいるかもしれませんが、面接官は実際に短所に興味があるわけではありません。
短所を自覚した上でそれをどのようにポジティブに考えられているかをみています。
例えば同じ「優柔不断」という短所の場合
と聞くと、ただただネガティブでマイナスな短所でしかありません。
と聞くと、短所を自覚した上で、対処法も考え、普段から意識しているというポジティブさが伝わりませんか?
同じ短所でも、これだけ印象が違います。まず、言いたいことをまとめてみるのは良いことですが、文章で見るだけではなく、一度声に出してみることも重要です。
少し恥ずかしいですが、鏡に向かって練習すると、自分の表情も確認できて良いですよ。無表情だったり、必死の形相で話していたりするかもしれませんよ。
覚えておきたい定番の逆質問
「最後に何か質問はありますか?」なんて言われると焦ってしまいますよね。 正直、特には思いつかない、でも「特にありません」と答えると、興味がないのではないかと思われてしまうのではないか?と不安になります。
そんな時に覚えておくと役に立つ定番の逆質問を教えちゃいます!
- 「もし内定を頂けたとしたら、入社までに学んでおいた方が良いことはありますか?」
- 「面接官の方々にとって、この仕事の最大の魅力とは何でしょうか?」
- 「面接官の方々が、この仕事をしていて、一番嬉しかったことを教えていただけますでしょうか?」
- 「もしよろしければ、一日の作業の流れを教えていただけますでしょうか?」
定番ですが、「特にありません」なんて答えるよりずっと印象は良いでしょう。
やる気が感じられる質問や、会社や仕事のやりがいを知りたいという熱意を伝えるのがポイントです!
そんな定番な逆質問じゃ物足りない!もっと個性をアピールしたい!という方にオススメの逆質問は、
- 「もしよろしければ、邪魔にならない程度に社内の雰囲気を見学したいのですが、よろしいでしょうか?」
- 「先輩方がどのように活躍されているのか、もっとお話しを伺いたいのですが、そのような機会を頂く事は可能でしょうか?」
ただし、これは一次面接で質問するにはリスクがあるかもしれません。「面白いな」と思ってもらえるか「図々しいな」と思われるか紙一重です。
社内の雰囲気や、面接官のタイプ、面接時の雰囲気で質問を変えるのも良いと思います。
まとめ
面接時の暗記についての注意事項をまとめておきますね。
- 丸暗記はNG!
- キーワード暗記をしましょう!
- 逆質問を考えておきましょう!
面接官と1対1なのか、グループ面接なのか、はたまた複数の面接官対自分1人なのか、面接官の年齢、性別、雰囲気によってもかなり印象が違いますよね。 そもそも面接は緊張して当たり前です。
だからこその準備ですが、丸暗記して失敗するなんてことにはならないように気をつけてくださいね。
面接官も人間です。暗記した機械的な返答なんて臨んでいませんので、自分の言葉で、伝えるべきことだけは伝えるように、何よりもやる気と熱意が伝わるように頑張ってくださいね。面接官に気に入られるのは内定への第一歩です。
ですが、理不尽な質問を投げかけてくるような面接官には毅然とした態度で接しましょう。
面接官だからといって、何を聞いても許されるわけではありません。セクハラ、パワハラ、モラハラなど、理不尽な質問には無理に答える必要はありませんよ。
そんな会社、こっちから願いさげだ!という毅然とした態度で接しましょう。
特に女性の場合は、産休育休などの福利厚生についてもきちんと調べて、できるだけ自分から質問するようにしましょう。
結婚した後も働きたい、産後も働くつもりという意思は面接時に伝えておく方が良いですよ。