面接で好印象!自己紹介と自己PRの違いとうまく伝えるコツ
就職をするためには面接があり、その面接では自己紹介・自己PRがあります。皆さんもその事は想定して面接の準備をしていることでしょう。
この二つの事を聞かれるとしたら順番的には自己紹介からですが、そこで良い印象を与えようと自己PRまで話してしまう方が多いようです。
もちろん最初に良い印象を与える事はとても大切な事ですが、それが面接官が求めている回答と違いがあっては何を言ってもマイナス効果になってしまいます。
そこで自己紹介・自己PRの違いやその事に対して何を話す事がベストなのかを解説していくので、面接を受ける前に参考にして準備をしてください。
自己紹介と自己PRってなに?
面接官が「自己紹介をしてください」というのは言い換えれば「あなたは誰?どんな人?」という事です。初対面なのですからあなたの事を簡潔に知りたい訳です。
つまり自分を表すキーワードを並べていく様なイメージで自己紹介を行えばいいのです。
面接は一連の流れの中であなたの事を判断します。なので最初はあなた自身を表す要点を押さえわかりやすく伝えてください。
パソコンを購入する時を思い浮かべてみて下さい。OS、CPU、メモリー、ハードディスクの容量、特別な機能などのスペックを購入前に確認します。自己紹介で面接官が求めている事はこの段階と同じイメージです。
それに対し自己PRは要点の中のメリットになる事を掘り下げ企業の為になる事などと結びつけ自分をアピールします。
パソコン購入の例で言うなら商品の最大の売りや使い心地が自己アピールにあたり、面接官は購入を検討するとういうようなイメージです。
自己紹介のコツ
自己紹介から始まるのなら、まずそこで面接官に強烈なインパクトを残して良い印象を埋めつけたいものです。
面接官の手元には履歴書があるので、それを見れば内容はわかっています。なので淡々とプロフィールを言うだけでは何も印象に残りません。では面接官は何を求めているのでしょうか?
それは「あなた自身のプレゼンテーション」です。本の帯なんかは短い言葉でつい読みたくなるようなキャッチコピーが書かれていますが、それと同じくあなたの事を知りたくなるように自己紹介をする事が必要です。
ビジネスでも同じ事が求められます。面接官はまずその力を見ていると思ってください。時間は60秒から90秒が妥当と言われています。ではその短い時間でどのような事を話せばいいのでしょう?
最低限これくらいの情報は入れるようにしてください。この中で最後の2工程はとても個性を発揮できるところです。
注意点としては抽象的な言葉は避けてください。抽象的な言葉は誰にでも当てはめる事ができるので個性を殺してしまいます。
自己分析をきちんとしてコンパクトに自分自身を自分の表現でまとめてください。
商品を売るためにはまず気になる存在にする必要があります。そのような考え方が自己紹介のコツです。
自己PRのコツ
実際面接では「自己PRをしてください」という事よりも面接官が聞きたいことだけを質問していく形式が多いです。
つまり質問に対しての答えは全て自己PRにあたると考えておいてください。
まず質問に対して的確な答えを言わなくてはいけません。面接では緊張や焦りで何を言っているのか分からない人が多いようです。きちんと質問の意図を理解してください。
ひとつの質問に対してなるべく答えは一つにして論理的に答える事を心がけ、質問に対しての答えに振れがないようにします。
そうする事でリアリティが増し面接官に信頼感を与えることができます。質問に対する答えは何にしても、物事には経緯や結果が大切です。
このような順序で会話を組み立てるように意識してさい。華やかな結果などなくても「その事から自分はこんな風に成長できました」などとプラスに持って行く様にしてなんでも正直に答えましょう。
面接での最低限のマナーは大切ですが、それは皆ができていて当たり前の事です。
他と差別化を図りたいのなら自己紹介や自己PRしかありません。スキルやキャリアがなくてもポテンシャルが存分に伝わればいい評価に繋がります。
どうしても自己のアピールポイントが見つからない時は面接を受けている企業への熱意を経験などと絡めて伝えてください。
企業がどんな人間を採用したいと思っているのかを自分なりに分析すればどんな所を表に出していいのかが自ずと見えてくるはずです。
就職活動の中、面接は切っても切れない行事です。第一希望の企業に就くために最善の努力をすることに絶対に無駄はありません。
心にゆとりが出来るくらいに準備を万端にして面接に取り掛かってください。いい結果を残せるように頑張ってください。