就活生必見!面接時に注意しておきたい身だしなみのポイントとは
就職を決定するものは何でしょうか。あなたの学歴でしょうか、それとも交流関係でしょうか。
そういったものもひとつの要素ではありますが、採用の絶対的な決め手ではありません。
実際に重要なポイントとなってくるには何と言っても面接の結果であり、その面接を制するためにもまずは身だしなみの点から完璧な態勢を整えて手落ちがないようにしなければなりません。
そんな面接で勝てる身だしなみのコツをご紹介します。
面接担当官に好まれる身だしなみとは
面接を受けるにおいては身だしなみは決して他の面接受験者に見せるものでもないですし、働いているサラリーマンのような身だしなみをすれば良いというものでもありません。
面接時の身だしなみとは何と言っても面接担当者に非常にウケるものでなくてはいけないのです。
この点を誤解していて変に新卒らしくないメイクをしたり、スーツを選んで個性を表現しようとする人もいますが、こういったことは面接を失敗させる大きなポイントです。
見かけはビジネスの場面においては大変重要ですが特に面接においてはその見かけの重要性がものを言います。
面接官も非常に多くの採用者を限られた日数において審査しなければいけないということもあり、身だしなみで駄目そうだと解る受験者には自己紹介などのチャンスすら与えてもらえないことがあるのです。
つまり身だしなみが良くないとそもそもスタート位置にさえつけないのです。
こういったこともあり身だしなみの重要性は大変重いのです。
しかし、それとは逆に身だしなみには誰もが一定見を持っていることもあって要らぬ情報をこれから面接を控えている人に知らぬうちに押し付けてしまうことも多いのです。
そのため正しい身だしなみの仕方を知ることが第一です。そのポイントは何と言っても新卒らしさです。
新卒らしさとは一体何でしょうか。それは画一性、柔軟性、若々しさ、上昇志向とも言っても良いもので、各企業によって求める新卒像が変わってきます。
そのために企業研究は大事なのですが、基本的には余り変わりません。この新卒らしさを身だしなみで実現していくのが身だしなみの基本的な考え方になります。
面接でウケる身だしなみの仕方
実際にどういった身だしなみをすればよいのか最も重要なスーツから見て行きましょう。
スーツは黒のものが一般にどういった面接担当官にもウケが良くオススメで一番無難なチョイスです。これ以外の選択は問題外と言っても良いでしょう。
そのスーツも変にブランドものを選んではいけません。それは新卒らしさを損ねることでウケが良くないのです。
もし面接担当者よりも上質のスーツを着て行ってしまった場合、面接を受ける側も審査する側も余り良い気持ちはしないものです。
そのため余りお金がなければデパートなどで売っている高いものを、そうでなければスーツ専門店の普通のスーツを選びましょう。
特にスーツ専門店には経験豊かな店員さんが居ていろいろ教えてくれるものです。
もしお金に余裕があれば自分の体型にあったスーツをオーダーしてみましょう。大学の生協などで安く請け負ってくれるところもあり、利用すべきです。この際もなるべく目立たない高そうに見えない生地を選ぶことは大事です。
こういったオーダースーツは特に肥満体質の人や小柄の人など普通のスーツが似合わない人には効果的です。スーツは体にフィットすればするだけ見栄えが良くなるもので屏風効果が期待できるものです。
良いスーツを選んだらそれを数日着こなして外出してみましょう。少しでも汚れるのが嫌な人は室内でも構いません。
ある程度着てみて自分の体によりしっくりとなじませることで、新卒の人にありがちなスーツに着られている状態がなくなります。こういったことは大変重要ですので試してみて下さい。
スーツを選んだら次はネクタイです。ネクタイは大変重要なものなのですが、新卒の人にはその選び方がわからないという人が多いでしょう。ネクタイの厄介なのはその年の流行り廃りがあるものであるためです。
前の年はみんな同じような色のネクタイをつけていたのに今年は全く違うということもままあるもので、こういったものは就活雑誌やサイトがムードを盛り立てていくものです。
このネクタイ選びにおいてもなるべく目立ち過ぎないように周りの人に同調したようなネクタイを選びましょう。
そのためによく就活仲間と交流を深めるのは大事です。また面接を受ける企業によっては受けるネクタイカラーというものがありそういったものを押さえておきたいものです。
ネクタイにも増して重要なのが靴です。ビジネスマンは靴の重要性がよくわかっているのですが、就活生は靴をどうしてそれほど重視しなければいけないのか余り理解していません。
そういったこともあって父のお古を借りたり、2000円前後の偽革の靴を履いてくる人さえ居ます。
こういったことは大きなマイナスポイントです。とはいえ、靴選びはそれなりの値段の本革を選んでおけばそれで十分です。要は大きく外してなければ良いのが靴選びの要点です。
ですが、面接を受ける際はしっかりと磨くことは忘れないで下さい。こういった小さなことを面接担当者は重視し、性格をつかむものです。
もし磨いた経験が無かったりしたら上手く磨けるようになるまでかなりの時間がかかります。
そのために専門の人に磨いてもらったり、親に磨いてもらったりしても全く問題ありません。それに靴がピカピカだとそれだけで自信が湧いてくるものです。
服装以外の注意点とは
髪型も注意すべき点です。多くの人は単にリクルーターズカットと言われるような画一的な髪型にしてしまいがちですが、これはそこまで悪い選択ではありません。逆におしゃれが全く無かったりおしゃれすぎるとよくありません。
ただ単に1cm程度の丸刈りであったりした個性のないものは企業によっては好かれない傾向にあるのです。面接もはやりをつかむことが大事ですが、こういった髪型は徐々に好まれないものになってきているのです。
また爪の手入れやひげの手入れをしっかりしておくことは言うまでもありません。この機会に一冊こういった手入れの仕方の本を購入してみるのも一つの手でしょう。
ヒゲが濃い人の場合、どうしても印象はよくないものですから脱毛を検討するのも忙しくなる毎日を考慮してオススメです。
最近の新卒のはやりとしてメイクをするというのが男性の間でも流行っています。これはより若々しく自分を魅せられてオススメでもあるのですが、企業によっては悪い印象を与えてしまうこともあります。
特に歴史が長い会社ほどその傾向が強く、逆にIT系などの比較的新しい企業ほどこういったメイクも好感を持って受け入れられる傾向があります。
とはいえ、メイクをしているかどうかはそこまで気づかれませんし余り問題にもされません。
重要な身だしなみの要点についてご説明してきましたが、忘れてはいけないのがバランスです。一部分でも突出していたり、全体のテーマから外れているとそれだけで奇異な感じを与えます。
そのため全体のバランスを考慮してネクタイを選んだりスーツを選んでいくということが大事です。このバランスは社会人にはひと目で解るものなので、一度全てのアイテムを着飾ったらお父さんなどに総合判断してもらうと良いでしょう。
このように身だしなみとは大変手間のかかるものでもあります。それだからこそ他の人と差が出るところでもあり、この点をしっかり認識してこのような身だしなみのコツを習得していって欲しいものです。
是非受かる身だしなみを身につけて就職を有利に戦いましょう。