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もう面接は始まっている!バイト応募の電話心得教えます

もう面接は始まっている!バイト応募の電話心得

働きたいと思うアルバイト先が見つかった時にまず、することがあります。それは応募をするということです。

その方法は電話をかけて応募する・インターネットで応募をする・履歴書を郵送するなどありますが、今回は電話をかけて応募する場合の心得を紹介したいと思います。

面接前ではありますが、アルバイトの電話応募はちょっと大げさかもしれませんが面接が始まっているようなものです。

電話での印象があなたの第一印象になってしまうのです。勢いだけで電話をかけてしまうのは注意が必要です!

電話を掛ける前に整理しておきたいこと

  • あなたは何を見て求人を知りましたか?
  • アルバイト先の担当者の名前はどなたですか?
  • 面接日程を決めるときにあなたの希望日や時間はありますか?(幅広く提案できるようにしましょう。平日の午後3時以降なら大丈夫です…など) 電話を掛けていざ面接日の日程調整をするときになって自分の予定を把握しておらず、あたふたすることのないようにしましょう。
  • 求人募集の内容について面接前に確認しておきたいことはありますか?(例えば募集のシフトが23時までとなっているが22時までしかできない場合など)

どの項目も確認しておかないと電話を掛けてから困ってしまったり、電話を切った後に聞き忘れてしまったりしてもう一度電話をして面接日時の変更をお願いしたり、問い合わせの電話を入れることになりバイト先、面接担当者の手を煩わせてしまう恐れがありますので気を付けましょう。

電話がつながった…さて何と言う?

先に電話を掛ける前に整理しておきたいことを紹介しましたが、電話がつながった時には話し言葉で伝えることが肝心です。会話の流れは以下のような感じです。

(お店)「お電話ありがとうございます。○○○の△△でございます。」

(あなた)「お忙しいところすみません。○○の求人を見てお電話しました△△と申しますが、ご担当の××様(名前がわからない場合には求人ご担当者様)はいらっしゃいますか?」

(お店)「少々お待ちください。」

(お店/担当者)「お電話代わりました。××です。」

(あなた)「お忙しいところすみません。○○の求人を見てお電話しました△△と申します。まだ応募は可能でしょうか。」

応募者が殺到している場合早めに求人を打ち切っている場合がありますので確認します。

ここまでが電話を掛けてから最初の流れになります。この後、面接をする前に確認しておきたいことがあれば質問し、面接をするという話になれば「いつ面接に来ることができますか?」と尋ねられると思いますので希望日や時間を伝え日時を調整してもらいます。

その時、面接の日時は復唱して確認し、履歴書など持ち物も併せて確認するようにしましょう。また、どこに伺えばよいのかも確認しましょう。

店舗と面接場所が違う場合はビルの何階という指示があるかもしれませんし、受付で呼び出すスタイルかもしれません。お店に直接訪問するスタイルかもしれません。全てにおいてメモを取るのも忘れずに!

最後、電話を切る前には「ありがとうございます。当日はよろしくお願いいたします。失礼いたします。」と言って電話を終えるようにすると良いでしょう。

もし、電話を掛けたときに担当者がいなかった場合にはいつごろ電話を掛けなおしたらよいのか確認し、再度電話をするようにします。

留守電になってしまったときは求人の応募の件で電話したことを簡単に話し、また電話する旨メッセージに残しておくと良いですね。

電話を切るとき

電話を切るときは相手が切ってから切ることが望ましいですが、心の中で3秒ほど数えても相手が電話を切っていなければ、こちらから電話を切ってしまって大丈夫です。

その時に固定電話であれば「ガシャン」と力強く受話器を置くことはせず、静かに受話器を置き電話を切るようにします。

電話を掛ける時間帯

募集しているアルバイト先の業種にもよりますが一般的に飲食店ではお昼時間帯の11時30分頃から2時頃まではランチタイムで、夜6時頃から9時頃まではディナータイムで忙しい時間帯になります。

お店の忙しい時間帯に求人の問い合わせをすると迷惑になりますし、あなたのイメージダウンにもなりますのでやめましょう。

その他の業種では始業後すぐの時間帯は忙しいことが多かったり、12時から1時の間は昼休みとなっていたりするのでその時間はさけたほうが無難です。

もちろんお店や会社の営業時間外の連絡は避けましょう。担当者がいないばかりか、残業中だったりする場合もあるので注意しましょう。

求人募集にも電話を掛けてほしい時間帯が明記されている場合がありますので見落とさないようにしましょう。

また、どの時間帯が忙しいのかわからず電話をしたら忙しい時間帯だったとか、担当者がたまたまその時忙しそうな気配を感じたということがあれば「お忙しいところ失礼いたしました。

改めてお電話差し上げたいのですが何時ごろがよろしいでしょうか。」と尋ね、後ほど電話をしたほうがスマートですね。

電話を掛ける場所

忘れてはいけないのがどこで電話を掛けるかということです。自宅から電話を掛けることができるのが一番だと思いますが、それができないときには静かで落ち着いて電話を掛けられる場所から電話をするようにしましょう。騒がしい場所から電話を掛けるのはよくありません。

アルバイトの応募というきちっとした感じが必要な場面ですので常識を疑われてしまいます。

また、騒がしい場所から電話をすると、自分の声は相手に届きにくいですし、相手の声は聞き取りにくくなりますので聞き間違いも発生しやすくなってしまいます。

ですので自宅から電話を掛けるときでもテレビがついていれば消す、音楽を流していればこちらも消すなどして静かな状態にしておきましょう。

また、携帯電話から電話を掛ける場合には電波の良い場所から電話を掛けるようにしましょう。

電波が不安定な場所で電話を掛けるとノイズが発生し、上手く会話が成り立たずお互いにストレスを感じてしまう恐れや、会話の途中で電話が切れてしまう恐れがあるからです。

アルバイト応募のために電話を掛ける…ただそれだけのことですが、何も考えずに電話を掛けてしまうと慌ててしまったり、言葉がすぐに出てこなくなってしまったりして上手く乗り切れないこともあるということはわかっていただけましたか?

きっとビジネスが入った電話の受け答えに慣れていないということなのでしょうね。

しかし、自分が話すこと、確認することをあらかじめ想定しておけば何も恐れることはありません。

確認することはメモ帳に箇条書きにして書き留めておき、それを見ながら話をすればよいのです。

全てにおいて不安だというのなら、取りあえずセリフのようにして書き出してしまっても良いでしょう。その時には棒読みにならないようにする注意も必要ですが。

それでも不安ならば電話を掛ける前に何度か声に出して練習をすればよいのです。アルバイトを始めれば逆にその電話に出ることもあるのです。

仕事でも電話応対に慣れていないと誰でも緊張するものですから気負わずにポイントを押さえてアルバイト求人先に電話しましょう。

また、緊張しているときは口調が早口になりがちです。少しゆっくり話すことも心がけながら、明るいトーンで話すようにすると良いです。上手く電話での問い合わせができること、応援しています!