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絶対押さえておきたい!!資格勉強をする際のコツとは?

絶対押さえておきたい!!資格勉強をする際のコツとは?

これからの時代、就職、転職、昇進のどのステージにおいても資格の効果がこれまで以上に重要になってきます。このことを認識している人は未だ少数で、それだけに早めにスタートダッシュをしておくことは欠かせないのです。

しかし、資格の勉強には独特の厄介な点が多く、挫折してしまうという人も少なくありません。そこで資格を取得する際に押さえておきたいコツや勉強をする上でのポイントをご紹介いたします。

資格勉強の常識とは

まず押さえておきたいのは資格勉強における常識です。これを押さえておくだけでその後の勉強のモチベーションの維持や効果などが倍増するのです。そこで、最初に知っておいて欲しいのが勉強時間についてです。

勉強時間はよく予備校などでこの資格を取得するのには100時間とか5000時間とか大雑把な値が示されますが、これは大体の場合において過少です。特に初めて勉強を開始するような資格取得の初心者にとってはこの1.5倍は考えておくべきでしょう。

というのも資格勉強というのはそれまでの受験や学校での勉強とは違った癖や難しさがあり、こういった特徴を踏まえないために誤った勉強法をしたり、無謀な目標を立てたりして失敗していく人が大変多いのです。このことは資格試験に申し込みながらも会場に辿りつけない人の多さが何よりも物語っています。

また予備校などの場合は、簡単に受かってもらっては困るという事情もあります。適切なカリキュラムや時間設定ではないということもよくあることです。

また多くの資格取得者は相当に孤独な戦いを強いられるということも覚悟しておきましょう。受験などとは違って周りに仲間も居ないですし、予備校も雰囲気の質が大学受験のための予備校とは全く異質なものに気づくでしょう。

自分以外の受験生は全てライバルだと思ってかからねばならず、また長期に及ぶ受験勉強になりがちですから、より孤独感が強まる傾向にあるのです。そのために、できれば勉強仲間がいると大変モチベーションの向上には役立つのです。特に資格取得の勉強ではこういった孤独からの挫折が多いですから覚えておいてください。

如何に効率よく勉強するか

資格取得のための勉強では如何に効率的に勉強をしていくかが重要になってきます。そのためには資格取得のための勉強と実務においての勉強は厳しく分けて考える必要があります。これは一体どういうことでしょうか。

これは資格取得に何回も落ちている人にありがちなのですが、資格をとった後の実務のことも考えて無駄に範囲を広げすぎて勉強してしまう人が多いのです。これは決してやってはいけないことで、唯でさえ無駄な時間である資格取得のためだけの勉強を長引かせる原因になります。

資格試験のための知識はほとんどが実務では不要なものばかりです。それどころか古い情報や解釈なども試験には含まれていて有害ですらあるのが日本の資格試験の実情です。こんなものに無駄に時間をかけてはいけないのです。

そのため資格取得は出来るだけ短い時間で行って、 資格をとってから本当の実務のための勉強をするというスタンスが最も賢いのです。どこの業界にも資格嫌いがいるものですが、それはこういった資格試験のための勉強を実務にとっては無意味だと知っているからなのです。

また効率的に勉強を進めていくには予備校と独学の部分をうまく調和させることが大事です。基本的な考え方としては導入は独学でやり、理解の困難なところや予備校独自の試験対策などは予備校で受講するといったスタイルです。

予備校に頼りっきりになるとムダに長い勉強時間を強いられることになるばかりか、試験に合格するという目的を見失いがちです。予備校の講師にも不適切な人材が多く、アカデミックな内容に走る講師もおり、資格取得の目的のためには問題があるのです。

勉強に役立つ資格試験のツボとは

勉強が進むと気になりだすのが試験の傾向です。ここも気をつけなければならないところなのですが、資格試験の場合、年度によってガラっとその傾向が変わることが多く、それまでの過去問や参考書が役に立たなくなることが多いのです。

これはまことに厄介なことなのですが、特に試験を作る担当官が大学からの人間を採用している年度などに起ります。急に最新の話題まで試験に取り入れられることもあり、思わぬところで失点を受けることになりかねません。

こういったことに対処するには予備校が一番といえるでしょう。この分野での情報収集では予備校に敵うものはなく、これだけのために予備校に通っても良いとさえいえます。

またよくある予備試験や模擬の類は資格試験ではあまり効果がないものですから無視してしまっても構いません。予備校につきっきりにならないという姿勢が重要なのです。

このように予備校の使い方、資格試験の常識、効率的な勉強方法を紹介してきましたが、資格試験の勉強を始めるときにはそれまでの勉強に対する考え方を改める必要が有ることは理解していただけたかと思います。是非合格目指して頑張ってください。