高収入バイトの探し方とコツ!良い仕事かどうかの見極め方
アルバイトを探す場合においても最も好まれやすい条件はやはり、高収入に設定されている案件でしょう。
確かに仕事をする上で給料が高いにこしたことはありませんが、実際問題どのような案件が高い時給に設定されているのでしょうか。またその中でもどうやって選ぶのが正解なのでしょうか。
今回は、特に時給が高く設定されやすい3つのケースと日給の仕事を選ぶコツについて触れていきますので、参考にしてみてください。
なぜ高い?どうやって選ぶ?深夜の仕事
まず、深夜の仕事というのは、生活リズムや治安などを含めたデメリットがあるから時給が高く設定されていると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、これにはしっかりとした法律があります。
労働基準法第37条の第3項「時間外、休日及び深夜労働の割増賃金」の中で、「深夜労働(22:00以降翌朝5時まで)は、基本賃金の25%分を上乗せして報酬を支払う事」という部分がそうです。
つまり、絶対に深夜労働の手当てを支払わなければいけないという事ですが、落とし穴としては「そもそも深夜しか存在しない仕事」というものがあります。
最初から深夜勤務しかない仕事に、割増もなにもありませんから、深夜労働でわりのいい仕事を探そうと思うならば、日中の業務も妥当な時給でしっかりと募集している案件を選んでいきましょう。
(もし仮に、17時から24時と深夜にまたがる仕事を選んだ場合でも、法律上は22時から24時分までの分、時給を割増にして支払わなくてはいけませんから、そういったケースの場合「深夜手当て無し」というのは法律違反です。)
短期の仕事を考えるなら、「急募」か「大量募集」
短期間に設定されている仕事は、時給が高い傾向にあります。これは雇い側としても集中して労働力が欲しいからであり、短期というデメリットの手前上、時給が高く設定されている場合が多いからです。
これに関しては、仕事を選ぶ基準として「急募」や「大量募集」となっているものがいいでしょう。
特に大量募集であれば、自分のみが新人ということはまずありませんから、単純な作業であるか、理にかなった教育プログラムの後で安心して働ける仕事となると思います。
急募に関しては、単純に合格率が高いはずなので、仕事をゲットしやすい傾向にあります。しかも短期労働の中でも雇い主の「労働力を確保したい」という気持ちの焦りか、特に時給を高く設定している案件も多いです。
高収入だけど肉体的、精神的にきつい仕事を上手にこなすコツ。
肉体的に重労働である仕事、心理的に好まれない仕事などは、通常の賃金であれば応募者が少なくなってしまいますから、時給が高いのも当然です。
一気にお金を稼ごう!とりあえず大金が必要だ!というのであれば、選択肢の一つにあがりやすい種類のものですが、長期間働くには限界があるのも確か。
そこでおすすめしたいのがダブルワークにしてしまう事。つまり、きついけれど時給の高い仕事は週に1、2回にしておき、残りは気楽に働ける仕事を選んでおくというわけです。
こうすると、自分の体力配分が出来るので、重労働でも長く勤め上げる事が出来るでしょう。
加えて言えば、そういったスタンスで仕事に体を慣れさせてから、勤務日数を増やすというのもアリだとおもいます。
日給には注意しよう!
「日給1万円」なんて言葉はよく耳にしますが、労働時間が○○時間相当とかかれていても、毎日残業ばかりで「こんなはずじゃなかった」なんて事になりかねません。
日給とはとどのつまり「一日こなすべきノルマが定められている仕事」ばかりなわけですから、美味い話ととらえるのは早計です。
そこで、日給のアルバイトを探すコツとしては、業務終了時間がしっかりと決まっているか「残業があっても、15分~30分程度です。」などと、時間の計算がしっかり出来るものが第一。
もしくは「業務が早く終わる可能性も多分にある」ものを選ぶといいでしょう。「業務が早く終わる可能性も多分にある」仕事というのは、例えば引越しサービスのバイトなどがそうです。
業務が行われる家庭や企業によって、その難易度やかかる時間はまちまちですから、逆に言えば、時給を設定しにくい仕事とも言えるわけです。
ちなみに引越しサービスのアルバイトの場合、日給を想定されていても、「あまりに残業が多い場合は、別途手当てを支給する」と設定している会社も多いので、割りにあわなすぎるということは少ないでしょう。
いずれにしても、給料を重視する場合、大事な事は憶測で動くのではなく、疑問や不安は働き始める前に電話やメール、面接などでしっかりと聞いておくことが大事です。
特に失敗しやすい事例としては「交通費が支給されない」という案件です。例えば、一日4時間程度働くとすれば時給1500円と設定されていても、交通費に1000円かかるならば時給1250円と一緒です。
「時給-(交通費÷労働時間)」を計算し、事実上どれくらいの時給の仕事と一緒なのか、しっかりと計算してから仕事を選びましょう。