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アルバイト、複数応募の注意点を押さえよう!

アルバイト、複数応募の注意点を押さえよう!

アルバイトを考えるとき、探すとき、自分に魅力的なバイト先がいくつかあったのでまとめて応募した、またはしようとしている人、居ませんか?

そのこと自体は全く問題ないのですが場合によってはややこしくなってしまうことも少なくありません。そこで今日は皆さんに複数のアルバイトに同時に応募する時の注意点についてお伝えいたします。

応募する時に気をつけるべきこと

いくつかのバイト先候補に同時に応募する際に大切なことはまずは面接日の設定にあります。面接日はそれぞれのアルバイト先が近すぎず遠すぎない日程に調整しましょう。そうすることで採用された場合に様々な問題を回避することができます。

もしもそれぞれのアルバイト先の面接日程が近すぎると履歴書の準備やアルバイト先の情報の下調べなど面接に十分な準備ができない、もしくはおろそかになってしまう可能性があります。心の準備も含めて面接に臨む為に十分な状態を用意する為にも複数の面接を短期決戦で臨むのは好ましく無いでしょう。

また、あまりにも面接日の期間をあけすぎてしまうのも考えものです。なぜなら採用された際に複数の採用から自分の好きなアルバイト先を選択できなくなってしまうからです。同時期にある程度の採用がわかるようにする為にはそれぞれの面接日を離しすぎてしまうことは避けた方が良いでしょう。

面接時に気をつけるべきこと

面接にやってきた際にまず気をつけるのは複数のアルバイト先を混同しないようにすることです。特に同じような業種に複数応募している場合は業務内容などをしっかりと区別してから面接に臨みましょう。

そして、面接が終わった直後に面接内容をきっちりと手帳などに記しておきましょう。そうすることによって後で複数の採用の中から一つのアルバイト先を選択する為の判断材料になります。面接の内容だけでなく、職場の雰囲気や面接担当の人の雰囲気など、できるだけ多くのことを記しておきましょう。

面接の最後には必ず、いつ頃採用が判明するのかを聞くようにしましょう。採用が判明する時期がはっきりしていないと複数のアルバイトに応募したにも関わらず、その中から気に入ったアルバイト先を選べないと言う状況に陥ってしまいます。

また、複数のアルバイト先を希望しているのかは聞かれた時にのみ答えれば良いでしょう。聞かれた際には嘘をつかずに複数応募しているという旨を伝えましょう。

そうすることで企業によっては採用通知の電話の際に「採用いたしますが、どうしますか?」と聞いてくれる場合もあります。複数応募の可能性については企業もある程度は承知していますので特に隠す必要は無いでしょう。

面接で、いつ頃から勤務可能なのかを聞かれる場合にはできるだけ勤務開始期間は遅く答えるようにしましょう。そうすることで複数のアルバイト先の採用、不採用が判明するまで待つことができます。

選択の幅を持たせると言う意味もありますが、これは後々、自分に採用をくれた企業を断ることになってしまった際に、急な連絡となってしまうことを防ぐ為の処置でもあるので勤務開始時期はできるだけ遅めに設定してもらいましょう。

面接後、採用不採用がわかってからするべきこと

面接が終われば後は企業からの採用か否かの連絡を待つのみです。ここでも注意しておくべきことがあります。それは企業の採用を断る時の電話です。前述の通り、面接時に複数のアルバイト先を探している旨を先方に伝えていれば相手の企業側もあなたの状況を把握しているのでそれほど問題はありませんが、そうでない場合は社会人として誠実な対応が求められます。

いくらあなたが自分にはもう縁のないアルバイトだと思ったとしても、あなたに採用をくれた企業に違いはありません。採用をことわる際にはファックスやメールではなく電話でしっかりと丁寧な口調で断りを入れましょう。

その際に断る理由についてですが先方に聞かれない限りは理由を述べる必要は無いでしょう。聞かれた場合にのみ「今回は他の所で縁がありましたので、申し訳ありませんがお断りさせていただきます。」と丁寧に謝罪しましょう。

応募進行状況を把握する

アルバイトの複数応募を成功させる鍵は何と言ってもそれぞれのアルバイト先の応募進行状況を把握することでしょう。どの時期に面接でどの時期に採用可否が判明し、どの時期から働き始めるのか。

これらをきっちりと把握することで自分が気に入ったアルバイト先を見つけることができます。手帳やスケジュール帳を使ってきっちりと予定を管理するようにしましょう。

いくつかのアルバイト先を同時に応募することはすぐに働き始める為には必要なことです。一つのアルバイト先の採用結果を待ってからその後に他のアルバイトを探すと言うのは非常に効率が悪いため、アルバイトをすぐに始めたい人にとっては複数応募するのは良いことなのですが、企業の人々に迷惑をかけてしまうことも確かです。

そこで自分には関係の無いことだからとぞんざいな対応をするのではなくあくまで真摯な対応で社会人として振る舞うように心がけましょう。