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就活生必見!ここだけ気を付ければ問題ない面接対策講座

就活で採用される!面接対策講座

就職活動で必須な2つの活動は、履歴書作成と面接です。この2つを避けて企業に採用されることはまずありません。コネ入社ならばともかく、初対面の人同士がこれから何十年間もいっしょに働くことになりますので、採用側も慎重にならざるを得ません。

しかし、そこは人間が決めること。採用側に印象が良く写るように、しかも素の自分で勝負しているように見せることが大事です。ここではあらゆる面接テクニックをご紹介いたします。

第一印象対策~人は見た目が9割~

数年前にヒットしました「人は見た目が9割」という本は「メラビアンの法則」が基になっています。「メラビアンの法則」では、人の行動が他人に及ぼす影響として3つの情報を紹介しています。

  • 見た目などの視覚情報が55%
  • 口調や話の早さなどの聴覚情報が38%
  • 話の内容などの言語情報が7%

極端に言えば、面接試験の会場に入った瞬間に面接官から見たあなたの印象の半分以上が決まります。

そのため、第一印象対策として、身なりを必ずきちんとするようにしましょう。身なりをきちんとするというのは、見た目がきちんとしていることは当たり前であり、見えないところもきちんとしていることが大事です。

リクルートスーツ、白いシャツ、黒い靴、黒い髪。これらは当たり前のことであり、それ以上の身だしなみに気を使うべきです。

  • 清潔感はあるか(洗髪、洗顔、鼻毛の手入れ 等)
  • 靴は磨かれているか
  • 爪は切ってあるか。きれいか

大人は細かいところまで見ています。面接は他人との差別化が大事なので、身だしなみには徹底的に気を遣いましょう。

自己紹介、志望動機では何を聞かれているのか?

見た目で5割、残りの4割が口調、話の内容です。しっかりと納得感のある話を面接官にすれば、あなたが採用される確率はぐっと高くなります。そして、面接官が聞きたいことを話すことが重要です。では、面接官はあなたに何を聞きたいのでしょうか。

それはこの2点です。

  • 今まで何をしてきたのか
  • なぜこの会社に入社したいのか

「今まで何をしてきたのか」とは?

「今まで何をしてきたのか」は、あなたの人となりについて聞かれている質問です。履歴書に書かれていることを細かく話す必要があります。 例えば、

  • 何故あなたはこの学校、学部に入学したのか。その理由を教えて欲しい。
  • 何故あなたはこの趣味やこの資格に興味があるのか。その理由を教えて欲しい。

そして、その理由が企業の志望動機に結びつきそうな内容であるかが重要です。

「文系の大学で社会学を専攻した理由は将来マスコミで働きたいと思っていたから」とか、「TOEICを勉強してきたのは将来海外事業に携わる仕事がしたかったから」等、自分のしてきたことの延長がその企業の志望動機につながるような話をしなければなりません。

ちなみに大人は「その理由を教えてください。」とは逐一言わない場合があります。聞かれなくても理由は積極的に説明をして、自分に興味を持ってもらうようにしましょう。

「なぜこの会社に入社したいのか」とは

「なぜこの会社に入社したいのか」は、言い換えると「なぜこの会社でなければいけないのか」を聞かれています。他の会社ではなく、なぜその会社でなければダメなのかを具体的に説明する必要があります。

なぜ必要かと言うと、惰性で就職活動をしている学生より、目的意識を持って就職活動をしている学生のほうが、入社してからきちんと働いてくれると面接官は思っているからです。

何事にも目的意識を持っている人は、入社してからも業務に対し目的意識を持ってまじめに働いてくれます。採用側としてはやる気のある人、入社する理由がきちんとある人を採用します。

「なぜこの会社に入社したいのか」は企業研究をしっかりしていなければ回答することができません。他社との違いを明確に説明してください。そしてここでも、「今まで何をしてきたのか。」の延長が志望企業と結びつけば、あなたの話はより説得力を持って面接官の心に響きます。

面接のベテランになる!

最後に面接で最も重要なことを説明します。面接で採用されるためには、面接慣れすることです。練習ではなく、本番の面接を何度も経験してください。緊張度が異なります。

実際の面接の場では、準備してきたことも全然うまく話せず、また、考えてきてなかったことを質問され戸惑います。面接はある程度パターン化されています。同業種ならば面接官が聞きたいことはほぼ同じです。

いきなり第一志望の企業の面接に挑むのではなく、同業種の他企業もバンバン受けましょう。企業研究にもなります。また、同業種の会社を回っていると、同じ学生に会うこともあります。臆せずにドンドン知り合いになり、情報交換をしましょう。

面接は社会人になるためのコミュニケーションテストです。コミュニケーションスキルは実技でなければ磨けません。本だけ読んでいてもあがりません。 なるべく多くの企業の採用試験を受け、コミュニケーションスキルをあげましょう。そのコミュニケーションスキルは、入社してからも社内、社外で役に立ちます。