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面接は既に始まっている!?気をつけたい入室のマナー

面接は既に始まっている!?気をつけたい入室のマナー

就職活動は、年々厳しさを増しています。正社員への道も決して甘くはありません。面接する側も、余裕がある企業の業績状態で社員を入れるわけではありません。

企業側も、勝ち残れるかどうかといった厳しい状態の中で新規の採用をしているのです。できるだけ、業績に貢献してくれるような少しでも優秀な社員を採用しようと必死なのです。

面接対策というと、どちらかというと質問事項やそれに対する回答例などに注目が集まりがちです。

しかし、面接は決してあなたが答える内容にばかり注目をしているわけではなく、それに付随するマナーやしぐさ、あなたの立ち居振る舞いも細かくチェックしているのです。

見落としがちな立ち居振る舞いのマナー

面接対策としては、面接官からなされる質問やそれに対する回答を周到に準備することが多くあります。

つまり、ほとんどの人が、こういった「質問・回答」の対策に終始しやすいのです。そうなると、見落としがちな部分が、立ち居振る舞いやしぐさになります。

この「立ち居振る舞いやしぐさ」というのは、結構、普段のあなたの様子が顕著に現れることがあります。なかなか、対策をしようと思っていても、そこまでは手が回らず、また、直すことも出来ないままに面接へと突入することが多いのです。

面接官は、面接という限られた時間の中で、本当のあなたが一体どういった人物なのかということを探ろうとしているのです。

なので、面接会場に入ってくるその瞬間から、面接は既にスタートしてます。正しくは、面接会場に入る前からですが。

他の応募者に差をつけるためにも、他の人がやっていないような対策もプラスして行うことで、採用される可能性を上げておきましょう。

入室マナーのポイント

入室マナーのポイントとしては、いくつかあります。

  • ドアの開け閉めに気をつけましょう。
  • 移動の際は、姿勢良くしましょう。
  • 着席前の自己紹介時の挨拶とお辞儀について。

大まかなマナーは、多くの人が気をつける部分ですが、細かく見落としがちな部分も気をつけたいポイントになります。

ドアの開け閉め

まず、ドアの開け閉めですが、いきなり面接の会場のドアを開けるようなことはやめましょう。ノックをしてから、面接官に「どうぞ」といわれてからの入室になります。緊張していると、基本的なスタートで間違ってしまうことがあります。気をつけましょう。

ドアを開け、入る前にも「失礼します」の一言を付け加えましょう。入室後ですが、ドアの閉め方で迷う人も結構いるのではないでしょうか?

ドアを閉める際には、面接官にまるっきり背中を向けずに、少し斜め後ろ姿を見せながらドアを閉めます。閉める際には、「バン!」と大きな音がしないようにそっと閉めましょう。

面接官と目を合わせながらドアを閉めようとすると、後ろ手にドアを閉めることになります。これはやめておきましょう。

ドアのから椅子への移動

ドアから、椅子までの移動にも気を配りましょう。面接官と目を合わせながら歩くと、不自然な姿勢になります。椅子のほうを向きながら、背筋を伸ばして移動します。

肩を落として歩くと、やる気がなさそうに見えたり、それだけでだらしない人という印象を面接官に与えてしまいます。

パソコンやスマホが普及している現代では、非常に猫背が癖になっている人がたくさんいます。

面接の際にも、普段のあなたの姿勢が思わぬところで出てしまうことがありますので、普段から姿勢には気をつけるようにしましょう。

普段から気をつけていることというのは、面接で特に意識しなくても出来るようになるものです。

着席前の自己紹介時の挨拶とお辞儀

椅子への着席の前には、氏名や出身大学などの基本的な自己紹介をすると思います。その際に気をつけたいことですが、挨拶はきちんと面接官の目を見て行うようにしましょう。

面接官の目を見て行わないということは、着席の前の一礼と共に自己紹介の挨拶を行っている可能性があります。一礼は、45度の礼が基本ですが、挨拶とは別にするようにしましょう。

挨拶を終えてから、礼を行ったほうがスムースに進められるでしょう。自己紹介後に「本日は、宜しくお願いいたします。」といい、その後、礼をします。

ライバルに差を付ける面接

面接では、他の応募者と「自分はここが違う!」ということを企業側にアピールすることの出来る絶好のチャンスです。

筆記試験などでは、点数がおなじ応募者もいるかもしれません。そういったライバルに差をつけることが出来るのが面接です。

細かい部分にも気を配ることで、きらっと光るあなたを面接官にアピールできることになります。