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新卒も中途も面接での第一印象は入室時のマナーで決まる!

新卒も中途も面接での第一印象は入室時のマナーで決まる!

就職活動の際、まず第一関門の書類選考を通過し、次に待ち受けているのが面接です。書類通過したということはあなたの学歴や職歴は、その企業にとって必要になり得る存在だと判断したことになります。そのため、面接には自信を持って望みましょう。

面接で大切なのは自分をアピールすることですが、面接官に対し自分を良く印象付けることも大切です。このトピックでは、面接官にとって良い第一印象を与えるための入室から着席までの流れを紹介いたします。

入室の仕方で面接の行方の5割が決まる!

5割というのはちょっと大げさかもしれませんが、実は面接官はあなたが入室したその瞬間から、あなたの様子を見ています。その為、入室時のマナーをしっかり身につけてから面接に望むことが大切です。

面接官との最初の対面を果たす入室の時点で、しっかりとしたビジネスマナーを理解した印象を与えることで、面接官のあなたに対する印象がプラスからはじまります

その逆でマナーを知らずに入室したことで、面接官はあなたに対してマイナスの印象から始まり、自然と面接の言葉も厳しくなったり、あるいはやる気のない面接になるものです。したがって、面接を自分にとって有利に進めるためには入室時のマナーが大切になってきます。

面接時の「入室」から「着席」までのマナー

1.面接において正しいノックの数は「3回」です。

※ノック2回は実はトイレノックといい、3回ノックをすることでビジネスマナーを勉強してきたという印象を面接官に与えることが出来ます。

※意外と間違いがちですが、実はこの時点ではまだ「失礼します」とは言わなくて大丈夫です。

※ここで後ろ手にドアを閉めたり、ドアが閉まりきる前にドアノブを離すとドアの閉まる音、つまり雑音を発する原因を作ります。是非、細かな気遣いが出来ることをアピールしましょう。

2.ドアが閉まったことを確認してから、面接官と目を合わせはっきりとした口調で「失礼いたします」といいましょう。

※その際お辞儀はしっかりと失礼いたしますの言葉を発生した後にするのがポイントです。

※お辞儀と挨拶は同時に行いがちですが、実は挨拶とお辞儀を別にすることがビジネスマナーでは正しいのです。華道、武道など日本で古来より親しまれた作法になじみのある方には自然なことですが、なじみのない人には一見不自然に見えてしまいます。

これは三息の礼(みいきのれい)といい、実は古くからの礼法として知られる小笠原流によると、お辞儀は息を吸い頭を下げ、下げてから息を吐き、吸いながら頭を上げるとされています、これによりお辞儀は呼吸と共にするものであり、挨拶はお辞儀の前にするとされています。

このような細やかな常識、作法、教養があることをしっかりとアピールすることにより、面接官により好印象を与えることが出来ます。

※お辞儀の際は男性は手を横に、女性は手を左手を上にして重ねましょう。

3.失礼しますと挨拶を終えた後、速やかにドアに近い椅子の横まで行きましょう。

※その際は姿勢を正しく、笑顔を忘れずにすることが大切です。

4.個人面接の場合は面接官の指示がなくても自発的に「簡単な自己紹介+よろしくお願いいたします」を面接官に伝えましょう。

※自発的に自己紹介をすることにより、行動力をアピールすることが出来ます。これにより指示がなくても自発的に行動が取れる人間だと印象付けることが出来ます。

※自己紹介の内容は新卒の場合は「大学名、学部、学年、氏名」中途採用の場合は「前職の職務内容、ポジション、指名」の紹介をしましょう。

5.面接官より「どうぞお座りください」などと声がかかりますので「失礼いたします」といって指示された席に着席してください。

※その際、鞄はあいてる椅子や机の上には置かず、必ず床に置きましょう。綺麗に大切に使っている鞄だとしても、それを知らない面接官にとってはどこにおいているか分からない鞄のため、人が座る椅子や、机の上に置くことはマナーに反するとされています。そのため、床に置いても自立してバランスの取れるリクルート鞄を選びましょう。

さて、これまでが入室から着席までの面接マナーとなります。ドアの閉め方や挨拶に気を使うことでビジネスマナーを心得ているこがアピールでき、自発的に自己紹介をすることで自発性をアピールすることが出来、それらを笑顔、そして背筋を伸ばすことを忘れずに自信を持って行うことで、あなたが面接官に与える印象はとても良くなります。

それによって、今後企業であなたがどのような活躍をしてくれるか、面接官は期待を抱くようになります。面接本番では書類選考通過に対する自信と、ビジネスマナーを心得た自信をかてに是非自分に有利な面接運びをしてください。