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就活生必見!ライバルに差をつける志望動機書き方の極意

就活生必見!ライバルに差をつける志望動機書き方の極意

就活生の皆さんは「志望動機をどうやって書いたらいいかわからない・・・」「志望動機の書き方って正解はあるの?」と頭を悩ませているのではないでしょうか。志望動機の書き方についてはマニュアルが世間にあふれていますが、安易にマニュアル通りに書いてしまうとライバル達と似たり寄ったりの内容になってしまいがちです。

一方でよく練られた内容の志望動機は書類審査で採用担当者の目に留まりやすいだけでなく、その後の面接で話をするための材料として利用できます。さらに、志望動機を工夫して書くことにより、対象の企業への熱意を示すことができるだけでなく、絶好の自己アピールの機会を獲得することができるのです。

そこで、採用担当者や面接官に強い印象を与える志望動機の書き方をご紹介しましょう。

コンテンツを集める

内容のある志望動機を書くためには、まず説得力を持たせる材料を集める必要があります。そのためのアクションは以下のようなものがあるでしょう。

  • 業種・職種の基本情報を把握する
  • ターゲットとなる業種のトピックや市場成長率、職種の仕事内容などを把握しておきましょう。
  • 会社の基本情報を把握する
  • 希望する会社の企業理念や、その会社が手掛けている社会貢献事業などを把握しておきましょう。
  • 関連した資格を取得する
  • すぐに出来ることではありませんが、すぐに出来ないことを成し遂げるからこそ、強い説得力を持つと言えるでしょう。業種・職種に関連した資格を調べ、できるだけ難易度の高い資格に挑戦してみましょう。大学で関連する講義があれば、担当の先生に相談し、知識を深めるのもよいでしょう。
  • OB・OGを訪問する
  • 就職活動に限らず、なるべく多くの人と会って話をすることはインターネットや書籍だけでは得られない貴重な情報を得られます。社会人になってからでは会えないような人でもOB・OG訪問であれば意外と快く会ってくれるものです。まずは就職課に相談してみましょう。

集めたコンテンツを使って内容にストーリー性をもたせる

このように集めたコンテンツを組み合わせて内容の骨格を作っていきましょう。コンテンツを利用して最終的に対象の企業を志望するに至るストーリーを組み立てます。

大学の講義「マーケティング戦略」を受講して小売業に魅力を感じた。→希望する業種に魅力を感じた理由を記載します。 ↓ どうしても小売業の仕事に従事したいという思いが募り、販売士検定試験3級を取得した。→業種を希望する熱意を記載します。 ↓ 数ある会社のなかでも「子供の未来は社会の未来」という企業理念を持ち、子供の未来を真剣に考える企業姿勢に感銘を受け、入社したいと考えた。→対象の企業を志望した理由を記載します。 ↓ OBの●●店○○さん、▲▲店△△さんに会い、二人とも子供の未来がどのようであるべきか熟慮して仕事をする姿勢が感じられた。その仕事への意識の高さが企業理念を裏付けるものであったことに感銘を受け、御社に入社したいと考えた。・・・対象の企業への熱意を記載します。

集めたコンテンツを組み合わせて対象の業種を志望た理由→ターゲットの会社を志望した理由という構成で内容に流れができましたね。さらに資格取得やOB訪問のコンテンツを付け加えることで、熱意を示します。これにOBから聞いた具体的な仕事の体験談や、資格取得に向けて勉強した内容などを肉付けしていけばよいでしょう。

社会人に添削してもらう

書きあげた志望動機を必ず第三者にチェックしてもらいましょう。そして、さまざまな意見をもらうために、できるだけ多くの人に見てもらうとよいでしょう。書いた内容に矛盾がないか、不自然な表現がないかどうかをチェックしてもらうのと同時に、志望動機を読んで魅力を感じる内容になっているかどうか、率直な感想をもらうとよいでしょう。

その時に以下のポイントに気をつけて実行してみましょう。

  • 希望する業種・職種の人に見てもらう
  • 同じ業種で仕事に従事している人が共感できるかをチェックしてもらいましょう。
  • 世代の異なる人に見てもらう
  • 面接官も一次面接→二次面接→最終面接というように回を重ねるごとに、より年齢の高い(職位の高い)人が面接官となっていきます。どの年代の人が読んでも違和感を感じない表現であるかチェックしてもらいましょう。
  • 大学の先生や就職課の職員に見てもらう
  • 企業出身の教員であればビジネスの側面から有益なアドバイスをくれることでしょう。就職課の職員もいろいろな学生の志望動機を添削しているため、相談にのってくれるでしょう。

いかがでしたか?一味違う志望動機を書くということはとても手間がかかることでしょう。しかし自分で考えぬき時間をかけて一生懸命取り組んだことは社会人になっても大切な経験となるでしょう。