大学生必見!就活の履歴書に書ける資格を取得しよう!
就職活動で他の志望者に差を付けたいなら資格取得をお勧めします。そして会社に入ってからも役に立つ資格の取得をお勧めします。
今回は就職活動で履歴書に書ける鉄板の資格を紹介します。
就職活動で鉄板の資格はこれだ!
就職活動で、どの会社にもアピールできる資格は大きく分けてこの3つです。
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
- 簿記(日商簿記検定)
- 日本語検定、漢字検定
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)とは?
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)とは、マイクロソフトが認定するWord、Excel、PowerPoint(以下まとめてOffice)などの利用スキルを証明する資格です。
オフィスワーカーなら企業に入社すると一人に最低1台PCが与えられ、作成する書類は全てPCにインストールされているOfficeなどで作成します。MOS試験は、このOfficeを如何に効率良く操作することができるかを証明する資格です。この資格を取得することによりOffice操作のスキルの高さをアピールすることが出来ます。
MOS試験は株式会社 オデッセイ コミュニケーションズが運営し、全国のパソコンスクールで受験が可能です。レベルはWord、Excelがスペシャリストレベル(一般)、エキスパートレベル(上級)に分かれています。PowerPoint、Access、Outlookはスペシャリストレベル(一般)のみです。受験料は10,000円程度と他の資格試験と比較すると高めですが、試験後の実力は確実につきます。
試験勉強はFOM出版の対策テキスト1冊で充分です。勉強期間は1ヶ月程度で問題ありません。
簿記試験は取得したほうが良いのか?
簿記試験は商業高校の学生から大人まで幅広い世代が受験する資格です。
そもそも簿記とは会社会計の基本となる考え方です。経理部に配属にならなくても小口会計くらいは入社すれば誰でも耳にすることがあります。また、営業部に配属になれば、クライアントとの契約に際し会計用語が必要になります。マネージャー職になれば部署の予算管理をする必要があります。
簿記資格は即戦力を証明する資格であり、入社後出世への近道にもなります。会社の成績簿である財務諸表も読めるようになります。
簿記試験(日商簿記検定)は全国の商工会議所が実施しています。年3回(2月、6月、11月)試験が全国で実施されます。受験料は2級4,630円、3級2,570円です。勉強時間は2級で3~6ヶ月、3級で1~3ヶ月程度と言われています。
合格率は、2級が20%~40%、3級が30%~50%と受験回によって幅があります。また、前回の試験の合格率が極端に低いと次回の合格率は高くなる(問題が容易になる)と言われています。
一般に履歴書に記載ができるのは日商簿記検定3級以上と言われています。3級でも半分は落ちるので、簡単そうに思えますが勉強しなければこの試験も合格することは出来ません。
日本語検定、漢字検定を侮ってはいけない!
日本語検定、漢字検定に対して下記のようなイメージを持っているでしょうか?
- 日本語検定、漢字検定を取得して役に立つのか?
- 日本語を改めて勉強する必要があるのか?
- 漢字ならPCで変換できるので書けなくても問題ないでしょ。
会社では先に説明したようにPCを利用して仕事を行います。連絡の基本はメールです。メールは文章を正しく作成し、相手に正しく情報を伝える必要があります。間違った言葉の使い方やわかりにくい文章で情報を伝えようとすると、相手に情報が間違って伝わる可能性があり、ビジネスでは致命的なミスになる可能性もあります。
漢字は書くだけでなく、読む場面にも遭遇します。
- 「訃報」
常識のない社会人はビジネスの場でも社内外から能力を疑われます。社会人として日本語、漢字は常識的な範囲で身に付けておく必要があります。そして日本語に関する自分の常識度を客観的に測る方法が日本語検定、漢字検定です。
日本語検定は日本語の総合的な運用能力を測る検定です。漢字だけでなく敬語や語彙など幅広い領域から出題されます。漢字検定(日本漢字能力検定)は名前の通り漢字能力に関する検定です。
受験級は日本語検定が1~7級まで、漢字検定が1~10級まで、小学生から社会人まで対象です。受験料は日本語検定が1,400円~6,000円、漢字検定が1,000円~4,500円です。履歴書に書く場合は3級以上がいいでしょう。日本語検定、漢字検定はテレビ局のアナウンサーも取得しています。
資格は一度取得すれば一生ものです。また、資格試験のために勉強した内容はその後の会社人生で大きく役に立つでしょう。
社会人になると忙しく、勉強のための時間を取ることも難しくなるかもしれません。就職活動、入社後の仕事の両方に役に立つことを考慮し、学生の内に資格を取得しておきましょう。