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一発で合格を掴む!資格取得のための効率の良い勉強方法

合格をつかめ!資格取得のための勉強方法

自分の目指す業界で働くために、学生時代に資格取得を目指す方は多くいると思います。また、すでに社会人でスキルアップのため自ら資格取得を目指している方もいると思います。資格があると経歴としてアピールになります。

しかし、資格取得のために通信講座や学校に通うと大変お金がかかります。また、絶対合格が保証されているわけではありません。高いお金を払って合格できないと費用も時間も無駄になります。よって資格にもよりますが可能な限り、資格取得は独学をお勧めします。

短時間で効率の良い独学での資格試験の勉強方法をお教えします。

勉強しないと資格試験は合格出来ません!

当たり前の話ですが、資格試験はまぐれでは合格出来ません。マークシートでも偶然合格することはありません。試験で合格する人は勉強をした人だけです。

合格率30%の試験なら、残りの70%の人は合格できるだけの勉強をしてこなかった人です。記念受験の方は試験代がもったいなので受験をやめることをお勧めします。

よって、試験合格のためには、最低限の勉強をするための時間を作らなければならないことを覚悟しておいてください。

試験問題を理解できなければ合格できません!

「どれぐらい勉強すれば合格できるのですか?」という質問を受けることがあります。答えは「あなたが試験問題を理解できて合格ラインの回答が導き出せるまで」です。

まず、あなたが試験勉強の初めにするべきことは過去問を見ることです。

  • 問題の内容が理解できる
  • 問題を正しく解ける
  • 間違っている回答のどこが間違っているか理由がわかる

当たり前ですが、上記3つが出来なければ合格できません。ただし、全問正解する必要はありません。資格試験には正解率70%以上で合格等の合格ラインが定められています。正解率100%でも70%でも同じ資格保有者になります。優劣はありません。

参考書・問題集は3回やる!

試験に合格するために一番大切な作業は、参考書選びです。インターネットの資格取得サイトやamazonのカスタマーレビューを参考にまず1冊参考書を選びます。参考書は必ず本屋でも手に取り、内容を確認して自分で納得してから購入することをお勧めします。

そして次の手順で参考書を読み進めます。

  • 1回目は、理解出来なくても良いのでどんどん読み進める
  • 2回目は、内容を理解するように読む
  • 3回目は、問題集の補足として使う

1回目は、初めてなので言葉の意味もわからず内容もとても難しく感じます。しかし、それでいいのです。いきなり理解することは難しいです。まずは頭の中に本の中に出てくる用語だけ印象に残るようにします。

2回目は、理解するように読みます。出てくる用語も聞いたことのある用語なので、1回目よりも抵抗感がなく読み進めることができます。

ここまでの勉強は机の上でなくても出来ます。通学・通勤電車の中、ランチの時間等、隙間時間を見つけて読み進めましょう。ちなみに本を読んでいると眠くなってしまう人は、何か食べながら読むと眠くなりません。(私は試験勉強はいつもマクドナルドで食べながら勉強していました。)

3回目は、問題集を解きながら読みます。ここで問題集を用意します。問題集も参考書と同じようにインターネットサイト等で慎重に選ぶと良いと思います。問題集も1冊で良いです。

問題集は次の手順で進めます。

  • 1回目は、参考書を見ながら解いていく
  • 2回目は、参考書を見ないで解いていく
  • 3回目は、1回目と2回目に解けなかった問題だけ解いていく

1回目は、参考書を見ながら解きます。いきなり本番のように解こうとすると挫折します。最初は回答がわからない問題が多いので、問題に慣れる意味で解いていきます。

2回目は、参考書を見ないで解きます。ここで解けた問題にチェックを付けておきます。

3回目は、チェックが付いていない問題のみ解きます。解ければチェックを付けます。3回目が終わった時点でチェックが付いていない問題は、あなたが苦手な問題です。

ここまでの説明で「すでにこんなに勉強しなければならないのか・・・」と挫折しかけている方にお勧めの勉強方法があります。 どのタイミングでも良いので途中で過去問を解いてみてください。すると最初に解いたときよりも理解が出来ています。最初は0点でもいくつか回答することが出来ていると思います。わかってくると勉強は楽しくなってきます。 そして、節目、節目で過去問に挑戦し、自分の達成度を確認するようにします。試験日までの勉強のスケジュールもこの達成度を目安に組みましょう。

自分に合わない参考書・問題集はやめる

インターネットの資格取得サイトやamazonのカスタマーレビューを見て、参考書、問題集を購入してみたけど、どうも解説がわかりにくい、見にくいと感じたら思い切って参考書・問題集を買い替えましょう。特に参考書は理解できない本を読んでも身になりません。

お金がもったいない気もしますが、資格試験は時間との戦いなので、自分に合わない参考書を読み進める時間のほうがもったいないです。

試験に落ちて再受験をすることを考えれば、今投資をしておいた方が時間も財布も得をすることになります。

試験前は過去問を解き続ける

参考書、問題集を一通り終えたら、試験日まで過去問をひたすら解きます。試験前に過去問を制限時間内に合格ラインまで解ければあなたは本番でも合格です。逆を返せば過去問を合格ラインまで解けなければ本番でも解けません。

また、資格試験は過去の問題と同じような問題が毎年出ます。よって、過去問が解ければ合格できるようになっています。是非本番さながらに問題を解いてみてください。

最後に過去問の入手方法ですが、国家試験ならば運営団体のホームページに過去問と回答が掲載されています。また、大手資格予備校で過去問と解説を無料配布している場合もあります。

解説の充実度を考えると本屋で過去問を購入する必要がありますが、受験級がいくつかありどの受験を受けるべきか考えている段階ならば、過去問を見て問題の難易度を確認して受験級を決定していただければ良いと思います。