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バイト中の休憩、見られていますあなたのマナー!

バイト中の休憩、見られていますあなたのマナー!

アルバイト中の休憩時間はどんな過ごし方をしていますか?仕事をして疲れているから本気で何もしないでぼーっと休憩しています、という人もいればご飯を食べる時間にしている人、その他の時間に充てている人もいるでしょう。

もちろん休憩時間は働く人が休息をとるための自由な時間ですから何をしていても良いはずなのですが…休憩時間中にもマナーがあるのです。

自由な時間と言っても自宅でくつろいでいるのとは違います。他のアルバイトの人も休憩しているかもしれませんよね。他の人が不快な思いをしてしまうような休憩時間の過ごし方や、うっかり見落としがちな休憩時間のマナーをしてしまわないように一度おさらいしてみませんか?

休憩に入る時の声掛け

休憩時間になったから休憩を取ろう…と職場からスッと消えてしまう人いませんか?例えあなたの休憩時間が決まっていて、何となく他の人もその時間を認知していたとしても休憩に入るときと休憩に戻ってきた時には職場の仲間に声を掛けるのがマナーです。

では何と声掛けをするのでしょう?一般的には休憩に入るとき「休憩いただきます」休憩を終えたとき「休憩終わりました」と声を掛けます。しかし、職場によっては声掛けの言葉が決まっていたりするところもあるので先輩たちの声を聴いて覚えるか教えてもらうようにしましょう。

とにかく無言で休憩に入ることはいけません。やりかけの仕事があれば引継ぎをすることも必要ですし、急に職場からいなくなってしまうとお願いしようと声を掛けたらいなかったなどということも起こり、周りの人は「あれ?」となってしまいますので注意しましょう。

休憩に向かうまでの行動

職場の仲間に声掛けをして「さぁ休憩!」というモードにあなたは突入しているかもしれませんが、職場の制服を着たり、名札などのプレートを付けているとお客様から見たら休憩中か仕事中かは判断が付きません。

休憩所に向かうまでにお客様から声を掛けられることがあれば、きちんと対応するようにしましょう。あなたが休憩中である・ないということはお客様には関係がありません。もしそこでお客様をないがしろにする態度をとってしまうとお店や会社の評判が下がってしまうことは想像できますよね。

もちろん休憩中でもあなたがお店のスタッフだと誰が見てもわかっているような恰好になっているのならお客様に声を掛けられてしまうこともあるかもしれませんし、休憩中と認識してもらえることもあるかもしれませんがコンビニに食事を買いに行く行動ひとつにしてもお店のスタッフであるという看板を背負って外を歩き、誰かに見られているかもしれないということを忘れないようにしましょう。

休憩時間の噂話

同じ時間帯に休憩をとる人がいた場合、職場の誰かの噂話に花が咲いてしまうこと…よくある話ですね。良い話だったらいいのですが、悪口などの話も出てきてしまうことが良くあります。けれどどこで誰が聞いているかわかりません。

同僚がその話を小耳にはさんで嫌な気分になるかもしれませんし、上司がその話を聞いて悲しくなるかもしれません。また、噂話はトラブルの元になることもあります。何か話したいことがあるときは職場の休憩時間ではなく、職場から離れた他の場所でするほうが無難です。

他人が不快になる休憩とは

休憩時間、一分一秒でも長く取りたいと思う人もいるかもしれません。あなたに与えられた休憩時間なのですから時間内は休憩して良いと思います。しかし、休憩時間をギリギリまでとって休憩時間後の仕事に遅れないようにしましょう。

休憩時間は休息をとるための時間ですが、そのあとの仕事に向けての準備の時間でもあるのです。バタバタと休憩を終えて職場に戻るのではなく、身だしなみを確認し余裕を持って職場に戻るようにしたいものです。

また、休憩時間中に他人が不快に思うようなことをしないようにしましょう。例えば携帯電話で私用の長話しをしているとか、他の人も使うべき休憩スペースを先に休憩に入ったからといって一人で占領してしまうようなことです。

休憩スペースはみんなの共有スペースです。汚したら綺麗に片づけなくてはなりませんし、みんなが気持ちよく使えるスペースにいつもしておくことが大切です。「○○さんの休憩のあとは休憩スペースがいつも汚い」と言われることがないようにしたいですね。

休憩は体を少しの時間休めたり食事をとるためだったり、リフレッシュするための時間だったりしますね。その中で時間があれば仕事について勉強したり理解を深める時間に充てましょう。

飲食店であれば新メニュー、販売店であれば新商品などが入ってくる時期がありますね。新しいものについて仕事中に学ぶこともできますが、接客中になかなかそこまで手が回らなかったり質問されても知識不足で答えることができないということも起こります。他の職種・業種であっても同じようなことは言えますよね。

忙しいときはいつも通りの時間に休憩を取得することができないこともあるかもしれません。しかし、みんな同じですから職場の仲間とお互いに気持ちよく休憩時間をとれると良いですね。