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転職活動 パッと見で勝つ!エントリーシートの書き方

転職活動 パッと見で勝つ!エントリーシートの書き方

転職活動の第一関門、エントリーシート。毎日遅くまで忙しく働いているのに、じっくりエントリーシートを書く時間なんてなかなかとれないですよね。

でも、よく考えてみてください。応募者全員が同じ形式に書き込むんです。自分のカラーをアピールできるまたとないチャンスです。

あなたのことを知らない人事に「この人面接してみたいな」と思わせるために、印象に残るエントリーシートを作りましょう。

文章力ももちろん大事ですが、何百枚ものエントリーシートを読む人事は「読んでみたい」と思う1枚をパッと見で決めています。ここでは、パッと見の魅力を上げるためのポイントを3つ紹介します。

パッと見ポイント1 「顔写真も武器になる」

何百枚ものエントリーシートの中から魅力的な数枚を選ぶとき、顔写真の印象が結果を大きく左右します。もちろん証明写真の機械で撮っても良いのですが、せっかくなら写真屋さんで撮ってもらうことをオススメします。

写真屋さんだとこんなにいいことがあります!

  • 慣れているカメラマンが綺麗に写してくれる
  • 髪型、化粧を直す時間もアリ
  • 満足いくまで撮り直してもらえる
  • 画像修正してもらえる
  • データをもらえるサービスあり

※データをもらえるサービスや画像修正などはお店によるので、事前に確認しましょう。

顔って、その人がどんな雰囲気なのか、どうゆう性格なのかを表しますよね。面接で直接会うための最初の戦い、エントリーシート。文章力だけでなく、顔写真だって大きな武器になります。お店で綺麗に撮ってもらいましょう。

データをもらって自分で印刷すれば、締め切り直前に写真が足りなくて慌てて証明写真機を探さなくても済みますよ。

パッと見ポイント2 「綺麗な字で読みやすく」

私はお恥ずかしながら字が下手です。「これはいける!」って文章を考えても、自分の下手な字にげんなりします。下手でも丁寧に書くことが大切かもしれませんが、ここは忙しい皆様のためにテクニックを伝授します。

・レッツトレース! つまり、「うつす」ということです。パソコンで打ち込んだエントリーシートに白紙を重ねてうつしとるのです。こんなことして悪印象では?と心配に思うかもしれませんが、私はこの方法に変えてからエントリーシートで落ちたことはありません。内容だけではなく見やすさも通過率を上げる大事なポイントなのです。

手順を説明します。

1、エントリーシートの書式データを用意します。 2、パソコン上で、文章を打ち込みましょう。 ※エクセルやワードのデータならそのまま打ち込めますが、pdfや画像データでしたら、イラストレーターなど編集できるソフトに取り込みましょう。 ※コツは、書体は教科書体にすること、文字間は狭めに設定することです。 3、全ての欄の記入が終わったらプリントアウトします。縮尺はそのままで、少し濃い目に印刷するといいと思います。 4、白紙のエントリーシートをプリントアウトします。 5、内容を打ち込んだエントリーシートに4の白紙を重ね、ボールペンでうつしとります。 ※完璧に写すと不自然になる可能性があるので、文字のバランスを真似るくらいのつもりでうつすとうまくいきます。

私も最初は、下手でも丁寧がイチバンと思って書いていたのですが、間違えるたびにイチから書き直さなければならないのでとても時間がかかっていました。

この方法にしてからは、一枚のエントリーシートにかかる時間が半分になりました。遅くまで仕事して帰ってから書かなければいけない身としては、とても助かりました。

しかも、文章も写真と同じで、パッと見がきれいなほうが目に留まります。枠におさまるように全体もバランスも調整できますし、綺麗な文字で仕上げることができるので、面接官にも評判の良いエントリーシートを作ることができました。

うつすことに抵抗がある方は、内容を打ち込むのではなく○をたくさん打ち込んだエントリーシートに重ねて書くだけでも、バランスよくまっすぐ書き上げることができるので綺麗に仕上がりますよ。ぜひ、試してみてください。

パッと見ポイント3「見出しをつけて新聞効果」

新聞を読むとき、見出しで大体の内容を把握しますよね。エントリーシートも同じです。だらだらと長文を書くより、どんな内容が書かれているかぱっと見ただけで分かるような見出しを最初に書きましょう。

なぜこの方法が効果的なのでしょう。書いているあなたは、「これが本命!」と願いをこめて書きますが、企業には同じような願いが何百通と届いているのです。

その何百通に埋もれる事なく、読み飛ばされることなく、第一関門を突破するためにはパッと見で内容が伝わることが重要なカギになります。一文、内容を要約した見出しを付け足すことで、人事の目線で見た“読みやすい”エントリーシートを作りましょう。

私が心がけていた見出しづくりのポイントが2つあります。

1、本文より目立たせる カッコをつけたり、ペンの太さや色を変えて、目に留まる見出しを作りましょう。

2、具体的な数字があれば見出しに盛り込む 例えば、「3日間で1000人の集客達成」のように、具体的な数字を入れた方が内容がぐんとわかりやすくなりますし、数字には説得力があります。会ったこともない人事に自分をアピールする最高の武器です。

枠内の文章が少なかった場合に見出しの大きさでバランスを調整できるという利点もあります。

以上3つのポイントを実践した結果、私はエントリーシートで落とされることはなくなりました。時間も短縮できたので、転職活動中も余裕を持って仕事に打ち込め、プライベートも充実していました。

文章を書くことが苦手でも、少しの工夫でエントリーシートの通過率はぐっとアップします。皆様もぜひ3つのポイントを活用して、実りある転職活動にしてください。