製作会社に就職したいなら、必ず面接でチェックしておくべき事
製作会社にWEBデザイナーやDTPデザイナー、ライターなどで就職したい場合、最も重要なのは会社選びだとおもいます。
なにしろ業界的にはかなりハードですし、仮に入社できたとしてもすぐにつぶれてしまう会社もしばしば。今回はそんな製作会社の会社選びで失敗しないコツをご紹介したいと思います。
社内をみせてもらおう
可能であれば、なるべく社内を見学させてもらいましょう。まずチェックすべきは、仕事場が整理されてるかを確認してみてください。
その際、何処を見ても書類が乱雑に散らかり、余りにグシャグシャとしているなら危険です。それはつまり 仕事が整理されていない ことに他ならなく、キャパシティ異常に仕事を抱えてる可能性が高いです。
たとえ入社できても、無理難題やハードスケジュール過ぎて、ひとつひとつの仕事が雑になりかねないので、出来ればその会社は選ばないほうがいいです。
スタッフの状況や雰囲気も確認しよう
疲れきって寝てるものが多かったり、あるものは忙しそうなのに、あるものは遊んだりしているなどの状況が酷い場合は、これはまた危険、これもまた、仕事が整理できていないサインです。
ハードそうにみえる業界ですが、だからこそチームワークは重要で、お互いを助け合い残業時間を短く出来てこそ、1つ1つの仕事に熱心にとりくめるというものです。
これが出来ていないと言う事は、悪く言えばやっつけ仕事 の感覚で仕事をこなしてる可能性が高いです。
逆に、仕事場がきっちりと整理され、スタッフが活き活きと仕事をしているのであれば、仕事の管理はしっかりされていて、スタッフに割り振られている仕事はハードながらも妥当な環境というわけです。
よく面接官に「うちはけっこうきついよ」とか「大変だけど大丈夫?」などと言われますが、これは仕事のハードさにまけて、すぐにやめてしまう新人が多いからであり半分は真実にしても、半分は脅しです。
やりきれる覚悟があるならば、会社の質は面接官の言葉より、社内の雰囲気で判断しましょう。
面接官に聞くべき質問
面接官に必ず聞いておくべき質問として、 自社発信コンテンツがあるかどうかと、ある場合はどのような状況かをきくべきです。
既に、会社のサイトをチェックなりして、存在を確認できているなら後者の質問を入念におこなってください。
この重要性のポイントは、請負ばかりの仕事内容の場合、突発的な案件の発生が多く、管理が大変ということです。これが、悪い会社というわけではありませんが、すくなくともかなりハードです。
もし請負ばかりの場合は、毎月決まった案件がどれくらいと、新規の案件がどれくらいか聞いてみましょう。自社発信コンテンツがないにしても、決まった案件が多いのであれば、ある程度は安心です。
では、自社発信コンテンツがあるとして、働く側のその存在価値としては、自分達でスケジューリングが出来ているということです。
コンテンツの内容は会社自身がきめるわけですから、エラーやバグ、問題が起こった場合などをのぞいて、突発的という事は少なく、かならずリリース日やスケジュールが決まっているはずであり、社員はそれに向けて動いてるのですから、突発的な残業は少ないはずです。
プラスして、状況を確認するというのは、そのコンテンツでどれだけ業績をあげているかということです。
立ち上げたばっかりであったり、今のところは採算度外視ということであれば、そのプロジェクトはいつ消えてもおかしくないわけであり、自社発信コンテンツを持っているといっても、すこし危ういです。
よっぽど名のある方が独立したばかりというわけでもないかぎりは、余り期待できません。
そもそも自社発信コンテンツを持っていて、安定しているということは、ブランド力があり世の中を見る目も肥えているということです。この点が充実している会社はかなり時代の波に乗れている会社でしょう。
- 可能であれば、必ず仕事場をみせてもらう事
- 自社コンテンツの有無をしっかり聞くこ事
- 自社コンテンツがあるのであれば、状況を確認する事
今回あげた条件が仮にすべて整っている会社であった場合、それは仕事のスケジューリングがしっかりされており、チームワークも万全。時代の波をしっかりキャッチする目があり、突発的な仕事は少ない。ということであり、何より会社に勢いがある証拠です。
そうでなかったとしても、ある程度、作業場が整っているのであれば少しは安全ですし、少なくとも自社コンテンツを模索しており、自分なりにそれは「イケる!」とおもうのであれば、やりがいがあると思います。
そして、もし迷う会社があるのであれば、こちらからアポイントをとり、もう一度会社をみせてもらうのも良いかもしれません。
こうする事で、1度目とは違った発見がある可能性も高く、見落としていた点のなかに重要な情報が埋もれている事もあるでしょう。