新卒就活生必見!選考を通過した例文で考える志望動機のコツ
履歴書に必ずある文章欄といえば、「志望動機」ですね。
面接でも、切り口は様々ながら必ず聞かれることでしょう。 「弊社を志望した理由は何ですか?」「どの部分に共感して応募しましたか?」「弊社の仕事についてどのように理解していますか?」
なんとなく答えは持っていても、言葉にするには…どの言葉をどう使って答えればいいのか非常に悩みますよね。人によっては欄内に収まるようまとめきれなかったり、はたまた欄を埋めるほど文が膨らまなかったり…。
今回は実際に書類選考を通過した例文とともに志望動機の書き方のコツをご紹介します。
さぁ見てみよう!これが実際に書類に記載した文
「志望動機1(s社)」「志望動機2(p社)」ともに、大きな流れとしては (1)今相手先の分野を学んでいること (2)相手先の仕事内容の特長、感じた魅力 (3)自身がそこで伸びるという向上心 (4)相手先企業の社風に人間的視点で感じた魅力 (5)締め(1:相手先をまずよく知りたい 2:一緒に広く、世の中にまで貢献したい) といった感じです。この流れはなかなか結構鉄板として使えるので一度活用してみることをおすすめしたいです。少し詳しく見て行きましょう!
(1)今相手先の分野を学んでいること、(2)相手先の仕事内容の特長、感じた魅力
「志望動機1(s社)」での(1)(2)は、
「志望動機2(p社)」での(1)(2)は、
主題が同じような内容でも持ち出す小話や書き方に変化をつけると全く違った文章になりますね。自分の伝えたい、連ねたいことに合った文の組み立てをできると効果的な志望動機を書けることでしょう。
(3)自身がそこで伸びるという向上心、(4)相手先企業の人間的視点で感じた魅力
「志望動機1(s社)」での(3)(4)は、
「志望動機2(p社)」での(3)(4)は、
「向上心」に加えて、一緒にその空間で仕事をしたい!という気持ちの表現で社員の雰囲気に感じた魅力を記載しています。 1(s社)と2(p社)では単純に順序が逆になっているだけでなく、どちらに重点を置くかで文章量も調節しています。
(5)締め(1:相手先をまずよく知りたい / 2:一緒に広く、世の中にまで貢献したい)
「志望動機1(s社)」での(5)は、
「志望動機2(p社)」での(5)は、
志望しました。だけでもいいと思うのですが、言葉をプラスして更に熱意を表現しました。
1(s社)のコレってイイの!?と思った方も居るかもしれません。選考の段階にもよりますが、「もっと相手方のことを知りたい」という台詞はいい効果であったりもします。
「こんなに御社について調べました。これこれこういうことを理解して応募しています。」よりも、「御社についていろいろと拝見してまいりましたが、まだ自分は学生であり外部からの目線にすぎません。是非とも社員の方々の生のお話をお伺いしてより理解を深めたいです」と少々控えめにしてみると得られるものが変わってきますね。
「自己アピール感」もそこそこに、「可愛げ」も後輩社員には求められるものなのです。
ところでちなみに、日常会話でもこういった就活の上でも「是非とも」という言葉はよく使われますが、これはかなり強めの言葉なので注意が必要です。読んで字のごとく、本来は「是が非でも」という意味。
何があっても、どうしても!といったニュアンスを含むので、場面場面で気をつけて多用しすぎないようにしてくださいね。