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クリエイティブ系の仕事に就くにはアルバイトで下積みが有利!

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あなたはクリエイティブ系の仕事に就くのは難しいと思っていませんか?実はWebデザイナーやグラフィックデザイナーといった職種はピンからキリまで数えるとかなり窓口が広いのです。

デザイナーは芸大、美大卒でなければなれないとお考えの方、夢をあきらめるのはまだ早いです。なぜならクリエイターは独学でも十分可能性のある業界なのです。

更に、デザイナーになるために難しい資格に合格しなければなれないと考えている方も多いようですが実際に業界で必要なのは知識よりも実務経験です。

そのため、クリエイティブ系の職種に就くために必要なアイテムは ①履歴書、②職務経歴書、③ポートフォリオ(作品集)となります。すなわちこの②と③を満たす事が重要であり、そのためにはアルバイトが最適なのです。

どうしてクリエイティブ業界にアルバイトだと潜入しやすいの?

では具体的にWebデザイナーやグラフィックデザイナーになるためになぜアルバイトが有利か考えてみましょう。クリエイティブな仕事には必ず締め切りという言葉がつき物です。つまり常に時間に追われている仕事のため人手が不足しているのです。

そのため猫の手も借りたい企業も多いことや、大手から独立して子会社を起業するデザイナーが多いため働き先が沢山あります。また、デザインをする上で重要なのは顧客の趣味、癖、特徴を理解して制作するため長期展望で仕事に携われるフリーターの方が学生より重宝される現場なのです。

美大、芸大、デザイン系専門学校などで学ぶ以上にあなたは実践的に現場でデザインの方法、クリエイティブソフトの使い方、仕事の流れなど学校では教えてくれない知識が自然と身につきます。

アルバイトで手に入れた実務経験はたった1年でも学校で学ぶ知識よりはるかに質が良いのです。ただし、猫の手も借りたいような状況の現場ですから非常に厳しい待遇にはなるでしょう。

しかし1-2年頑張った後に次のステップに進めば給与面、仕事内容を選べるようになれます。また2年以上の実務経験でクリエイティブ系の派遣社員として登録する条件が満たされますので応募できる求人の窓口もぐんと広がります。

また、1-2年頑張っていくうちに先ほど就職で必要なアイテムとしてあげたポートフォリオと職務経験の向上に繋がり、学生が在学中に創る作品と比べてもより実践的かつ実績のある作品にあふれたポートフォリオが完成します。

つまり、もしあなたが美大や美術系専門学校を卒業していなくても、彼らに負けないアピールポイントを手に入れることができます。

クリエイティブ系アルバイト探しのコツ!

ではここで、どうやったらクリエイティブ関係のアルバイトを探せるかをお教えしましょう。まずは闇雲に一般的なアルバイト情報誌やホームページを見るのではなく、クリエイティブ系の求人情報サイトに的を絞りましょう。

検索エンジンで「クリエイティブ・求人」などで探してみてください。クリエイティブ系の求人サイトが見つかったら「Webデザイナー・未経験」「デザイナー・未経験」「DTP・未経験」など興味のある業種に的を絞って検索。

未経験でも意外と求人を募集はしている企業があることが分かります。そして、自分の条件に合った求人が見つかったら応募してみましょう。

クリエイティブ系アルバイトの応募のコツ!

クリエイティブ系の求人に応募する際、未経験、アルバイトの求人が見つかったら、たとえポートフォリオを必要としない応募でもポートフォリオを用意してみてください。

募集要項を把握し企業のホームページなどをチェックした上でその企業の手がける媒体に合った作品を数点制作してみましょう。(未経験の場合は10点ほどあると良いと思います。)

デザインセンスが荒削りでもかまいません、企業がここで知りたいのはあなたがクリエイティブソフトを使えるかどうかです。お持ちでなければ一ヶ月間無償でCreative Cloudが使用できるので10点ほど作品を制作して応募してみてください。

そして、未経験の皆様がアピールできるもうひとつのポイントは志望動機や自己PR文です。ここではしっかりと、自分がどれだけクリエイティブソフトに対する知識があるか、どれだけその業界に興味がありどんなデザイナーになりたいかをしっかりと具体的にアピールしましょう。

数年後、希望の企業でデザイナーとしてご活躍できるための第一歩として、高い授業料を払う専門学校や自己啓発講座をする前にアルバイトでの下済みも考えてみてください。

グラフィックデザイナー (パンフレット、チラシ、ポスターなどが実践的)
  • Photoshop
  • Illustrator
  • InDesign
エディトリアルデザイナー (マガジンデザイン、縦組み横組みの知識があると良い)
  • Photoshop
  • Illustrator
  • InDesign
DTPオペレーター (基本的な操作を使いこなせるアピールができればよい)
  • Photoshop
  • Illustrator
  • InDesign
Webデザイナー (同時にCSSやHTMLの知識も必要です。ご自身でオリジナルのホームページを作ってみましょう。)
  • Photoshop
  • Illustrator
  • Dreamweaver
  • Fireworks
  • Flash Professional