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アルバイト、パートで求人情報や求人雑誌で注意するポイント

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しまった、こんな会社入るんじゃなかった!、キツすぎる!、ヒドイ上司がいて大変!、なんて後悔した経験は誰でもあるはず。

そんな失敗をしないように求人の情報や雑誌の見方を少し変えて安心できる職場、長く働ける職場に巡り合うためにポイントを3つおさえましょう。

①ひんぱんに求人をかけている所は要注意

求人情報や求人雑誌でよく見かける所はそれだけ人が辞めて滞在していない事になります。逆に考えれば滅多に求人が載らない所はそれだけ居心地が良い職場で長く続けている人が多いということになります。

皆さんもご存知だと思いますが、チラシや雑誌に求人を出すと結構な額の費用がかかります。それを定期的にお金をかけて求人を募集するということは、それだけ入社された方が続けていないという事になります。

辞める人が多い所は体力的にキツかったり、変な上下関係があったりなど一様には言い切れませんが何かがその職場にはあるはずです。もし、度々求人に載っている所を見つけたら、 例え高時給であっても1歩おいてよく見ることをオススメします。

自分が特に働きやすかった職場は、求人雑誌の隅っこの方に掲載されていた大手企業の職場です。働きやすかった理由が自分の上司にあたる中間管理職の方が仲良くなるまでの長い間、下に位置する自分に対して敬語と礼儀正しい態度で接してくれていました。

その人でもイライラする時はありましたが、そんな時でも他人にあたることは1度もありませんでした。

人材がドンドン辞めていくからお金をかけて求人をドンドンしていく企業と、人材に長く続けてもらう為に管理者をしっかり教育する企業、どちらがお金に対し経済的かというと自分は後者だと思います。皆さんはどちらだと思いますか?

②意外!?低い時給も視野に

高い時給や給料の求人ばかり見るのでなく、長い目で見て安い求人も見ていくことです。全てではないですが、安い求人の中には作業が少なく自由時間が多かったり、待っている時間や暇が多かったりなど良いところもあります。

恥ずかしい話、自分も同じですが求人雑誌を見るときに高い給料や高時給にばかり目がいってしまいます。お給料が高いことは良いことですが、憶えて欲しいのが、安いところでも条件にあった良い職場はたくさんあるということです。

近所に安い時給のショップ店員のアルバイトがあるのですが、働いている従業員に話を聞くと暇が多く結構な時間があるので、その間に資格の勉強をして1年間で2個の資格を取得したそうです。 他にも給料が安いのでぜいたくは出来ないが仕事が楽なので疲れることがなく、仕事が終わってからの趣味の時間を有効に使えることができとのことです。

大忙しの職場で目一杯働いて帰宅後にすぐ寝てしまうのと、仕事自体が疲れずにアフターファイブをきっちり使える職場とをしっかりと区別して選びたいですね。

中には時給が高くないことを気にかけてくれて就業時間にフレキシブルに融通が効く職場や、自分の時間を持つことをある程度容認してくれるところもあります。疲れない職場では給料を補う意味で残業しても体に対して負担が少ないので良いといえます。

○○が欲しいや○○買いたいなど近い自分だけを見るのでなく、1年後やその先も見据えての職場選びの方がその仕事を長く続けることになります。

③少し近所が1番良い

毎日ある行き帰りの通勤、時間にすればどれくらいが理想的でしょうか?近すぎず遠すぎず程良い距離が仕事環境として理想的です。

わかりやすいように仮に50分の通勤者と20分の通勤者とを比較してみましょう。1日の差が30分になり、1ヶ月の労働日数が20日だとします。 30分/1日通勤 × 20日/勤務日数 = 600分

答えが600分ですので1ヶ月で10時間の差が生まれます。50分通勤の人は20分通勤の人と比べて毎月10時間を捨てていることになります。

1ヶ月でこの数字差ですから1年だともっと大きな差が生まれてきてしまいます。この時間をもっと有意義に使えたらばと思えます。

じゃあ逆に近ければいいのかといえば、逆に近すぎるのはよくありません。あまりに近すぎると小さい人間関係まで気にしてしまい、結果として精神的に疲れることが多いです。なので、近すぎない距離の近所が理想的で通勤時間として10分~25分ぐらいが理想的といえます。

以上が求人情報や求人雑誌を見るときに注意するポイントです。色んな会社や仕事、時給にも隔たりがあるのでついつい色んなところまで見てしまいますよね。

ここでは、高い時給に意味があるように安い時給にも意味があると知って欲しいと特に思いました。以下がまとめになります。

①ひんぱんに求人をかけている所は要注意 ②意外!?低い時給も視野に ③少し近所が1番良い

多くの仕事が週5日は勤務しています。言い換えれば毎日に近いので自分が納得する居心地ならば結構多くの方が仕事を長く続けます。自分もお給料が予想を大幅に高かった以外はすべて居心地重視で続くかどうか分かれます。

安い時給といっても労働法により地域で最低賃金が守られているのでそれ以下にはできません。それ以上に時間を有効的に使えることが本当の目的への近道になる人もいます。平等な1分1時間を悔いなきように使うのがいいでしょう。