インテリアコーディネーター資格を独学で合格して活かすには？

主婦経験を活かせる！インテリアコーディネーター資格を独学で合格して仕事に活かすには？

女性に人気のインテリアコーディネーター資格。しかし、合格率は２５％前後とそう簡単ではありません。インテリアコーディネーターの資格学校や通信教育もありますが、家計を考えるとその費用をねん出するのも大変・・・という方は多いと思います。

しかし、インテリアコーディネーターは独学で合格できる資格試験です。転職にも有利になる資格です。そして何よりも日々の暮らしの経験が活かされる仕事です。転職の前にできるだけ費用をかけずに独学で合格する方法をご紹介したいと思います。

インテリアコーディネーターに合格するのに必要な勉強時間と時間捻出方法

一般的に、インテリアコーディネーター資格に合格するには最低でも２００時間は必要と言われています。２００時間というと、毎日２時間勉強して１００日なので大体３～４か月位ですね。しかし、実際には最低でもこの１．５倍の時間は必要だと思います。

特に、主婦だと資格勉強だけに費やすわけにもいきませんし、さらに独学となるとわからない点を自分で色々調べないといけないからです。なので、一般的に言われている必要時間の２倍位は時間の確保が必要と見積もっておいた方がいいと思います。

また忙しい中、資格の勉強をさらに独学で行う必要があるので、時間捻出方法も考えないといけません。家事をしながら勉強できるように、テキストの内容で覚えないといけないところを音声で録音して聞く方法はおすすめです。

英語の勉強のように音声で勉強する方法と似ていますね。テキストを見なくても、また座らなくても勉強できれば、時間を比較的捻出しやすいと思います。また録音して自分の声を聞くことで脳に定着しやすいというデータもあるようです。

インテリアコーディネーター資格は建築やインテリアなどが全くの初心者だと、最初は難しく感じるかもしれません。そのため、独学で勉強する場合にはテキストや参考書選びはとても重要になってきます。そういった方におすすめのテキスト・参考書選びをご紹介します。

まず、挿絵や写真が多いテキストがおすすめです。それはなぜかというと建築用語だけではイメージがしにくいからです。たとえば「ダボ」と聞いてわからなかったとします。（ちなみに「ダボ」とは２つの木材をつなぎ合わせてずれないようにするための突起のことです）

そして説明が文章で書かれていてもそれがいったいどういうものなのか想像しにくい場合があります。そういう時にイラストや写真などがあるとすぐにわかりますよね。特に初心者だと用語の意味がわからないということはよくあります。

あとは、実際にテキストを手にとって感覚的に自分にとって勉強しやすそうかということも大事です。少し漠然としていますが、同じような内容のテキストであっても、字体や色などが見やすい、見にくいの差はあります。これは実際に目で見てみないとわからないと思います。

学生時代には受験の時、よく模擬試験というものがありましたよね。本番と同じ条件下で試験を解くことで、試験の雰囲気や時間配分に慣れることもできますし、今自分の足りない部分を理解できたりします。実は、インテリアコーディネーターにも模擬試験というものがあります。

できるだけお金をかけずに独学で合格したいものですが、これだけはお金を払ってでも受けた方がよいと思います。独学で勉強しているとどうしても得意分野の偏りが出て、苦手分野をほったらかしにしてしまう傾向にあります。

また、独学だと他の受験生と接触することもありません。こういった模擬試験を受けることで刺激を受け、また勉強を頑張ろう！という気持ちになれます。

資格試験は合格してしまって終わりではありません。それを仕事に活かしていくことが大切ですよね。インテリアコーディネーター資格は、仕事として働く時にもそこで勉強した知識が活かされます。では、実際に仕事をするときに役に立つ勉強法とはどういうものでしょうか。

それは、資格勉強でわからなかった箇所に関するものを、実際に目で見ることです。これはおすすめのテキストのところでも述べましたが、インテリア用語だけを見てもイメージがわきにくいので、イラストがたくさん載っているものを選ぶのと同じように、実際に現物を見ると印象に残りやすいです。

そうすることで、実際に仕事についた時でも新たに覚えなくても済みます。資格試験の内容と仕事がとても一致しているのがインテリアコーディネーター資格と言えると思います。特に独学をするときには意識したいところです。

上記をふまえてインテリアコーディネーター資格に独学で合格するときに意識したいポイントを３つにまとめると

ということが挙げられます。

色々述べましたが、やはり最後は「インテリアコーディネーター資格に合格して仕事に活かしたい！」という強い思いだと思います。

独学だとその気持ちの維持が難しいです。そのため、単に座って資格試験の勉強をするのではなく、実際に体験したり試験と同じ状況に身を置いたりして刺激を受けて勉強することが大切です。