やるのは当たり前!面接の対策はどのような方法ですればいいか
何の準備もせずに面接を受けようと考える人はいないでしょう。新卒の場合には学校で、そうでない方も自分なりに面接の対策を取ることになります。対策は完全にできないものではありませんが、それでもある程度は面接を容易にすることができます。
と、なると今度は肝心なのがその面接の対策方法をです。対策をするといってもその対策が意味のないものであれば、時間の無駄になる上に面接の時に後悔することになります。
では面接の対策はどのような方法でしていけばいいのでしょうか。
質問を想定してその内容を考えておく
これは面接の対策においては基本中の基本でしょう。特に面接において必ず聞かれることになるのが志望動機や自己紹介といったものです。また他にも面接で聞かれる頻度が高いものも存在します。
それらに対して予めどのような回答をするか考えておきましょう。そうすればいざその質問がされた際にすぐに口に出して答えることができるようになります。実際に用意してなかった場合には詰まってしまったりして、それで印象を悪くしてしまうということもあるでしょう。
頭の中で覚えておくのは厳しいという方は、紙等をメモにして書いておくといいでしょう。ただ、ここで問題として答えをそっくりそのまま紙に書くようにしないようにしましょう。
というのもそうしてしまうと「暗記」をすることになってしまい、実際に答える際にもどことなく薄い、棒読みのような言い回しになってしまう可能性が高いからです。
なので要点だけをついて、それをメモとして書いておいた方がいいでしょう。後は面接官だって人間なので、それぞれ考えは変わってきます。なので変わった質問をしてくるというともあるでしょう。
想定していない質問が出るということは面接においてよくある話です。なので想定している質問の答えばかりに固執せずに、そうした質問が出た時の準備も頭の中でしておくといいでしょう。
擬似面接をする
こちらはどちらかというと新卒となる学生の方がやっている方法でしょう。実際に先生を面接官に見立てて面接の形式で練習するというのはほとんどの学校でやっていることでしょう。
これはどちらかというとマナーの対策となります。実際に面接では入室から退室までのマナーを問われることになり、その行動1つで印象が悪くなってしまうということもあります。
なので実際に面接形式でやるということはマナーの練習となります。実際にマナーは頭で分かってもやってみないことには把握ができないということがあるでしょう。こうしてやっておけば感覚で分かって実際の本番でやりやすくなるというわけです。
と、こう書きましたがでは実際の他の部分の対策はどうなのかというと、実はこの方法は意外と面接の対策へとならないということも多いのです 。確かに入室から退室までのマナーの一連は練習できるので、そこは有意義なことは確かです。
ですが実際に面接して見れば分かると思います。この練習の相手は見知った先生等の人間です。対して面接は知らない人とやることになります。その重圧と緊張感がどれだけ変わってくるかは一目瞭然でしょう。
実際に見知った人相手に面接の質問形式の対話をしたところで、相手は知っている人間なので答えること自体は凄い容易なはずです。これでは実際の面接での空気で練習できないので、本番だと意外と効果がないということも多いのです。
ただ、それでも話の内容については指摘を受けて改善するということはできます。そういう意味では決して無駄ではない対策の方法です。
他の人の経験を見る
ネットを始めとして、様々なところで面接をした人の経験が書かれていることがあります。実際にその体験した面接のことが書かれているのは、これから面接をする人間にとっては、正に有意義なものです。
実際は文章だけなので、そうした空気は伝わらないかもしれませんが
- 面接とはどういうものか
- どのようなケースがあるのか
- どのようなことをしたら不味いのか
といったことを理解することはできるでしょう。幸いネット上では様々な人間の面接での経験が溢れています。成功・失敗どちらもあることでしょう、しかしどちらもこれから面接をする人間にとって参考になる情報であることには間違いありません。大いに利用させてもらいましょう。