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行きたくない飲み会に誘われた!会社員なら身につけたい上手な断り方

社会人になれば、どうしても会社の仲間との飲み会に行く機会があります。お酒が好きな方なら問題ないかもしれませんが、お酒が好きではない方にとっては苦痛以外のなにものでもありません。

しかもそれが上司からの誘いであれば断りづらいものがあります。お酒が嫌いじゃなくても、どうしても行きたくない時だってあります。そんな時、上司の機嫌を損ねないで断るにはどうしたらいいでしょうか?

理由を言ってはっきり断る

行けない理由があれば、上司だって諦めるでしょう。機嫌を損ねることもないはずです。あいまいに「えぇっと…行きたいんですが…ちょっと難しいですねぇ…」なんて曖昧に答えるのは最も避けるべきです。

理由は何でも構いません。「今日は友人と飲み会があるので」「彼女とデートなんです」「さっきからお腹が痛くて」などなど。これらの理由は相手に確認されることもないので、絶対にばれません。

「習い事があるので」「お金がないので」などと言う理由は避けてください。どこで何を習っているのか問い詰められるとボロが出ますし、お金の場合も「貸してやるよ」「おごってやる」と言われると断りづらくなります。

「昨日も朝まで飲んだので」なんて理由も、強引な上司には通用しません。「じゃぁ、今日も飲めよ」と言われるのがオチです。なるべく相手に確認されないような理由、解決策を出されないような理由を考えましょう。

ちょっと気の利いた断り方

相手が上司でも、はっきり理由を言って断れば問題なく断れます。しかし社会人であれば、ただ断るだけじゃなく相手に好印象も与えたいところです。そんな時は、断る際に一言付け加えればいいのです。

例えば「誘っていただいてありがとうございます。次は必ず行きますので」と言うだけで、だいぶ印象は違うでしょう。もし「友人と飲み会がある」と断った場合には、「友人に予定をずらせないか確認してみます」と言っておき、あとから「やっぱり無理でした。また誘ってください」と言うのもいいでしょう。

大事なのは、誘ってもらったことへの感謝と断ることに対する申し訳ない気持ち、そしてぜひ参加したかったという気持ちを表すことです。

たまには参加する

せっかく上手に断っていても、それが毎回続いたら「あいつ俺とは飲みに行きたくないのか」ということになってしまいます。ですから、続けては断らないようにするとか、3度目は行くとか、自分の中でルールを決めて、適度に参加した方が良いでしょう。

そして参加した時には、「今日は参加してますよ」オーラを全開にして、存在感をアピールしておきましょう。そうすれば、それほど飲み会に参加していなくても、いつも参加しているような錯覚を与えられるかもしれません。

参加すべき飲み会

会社という組織に属する以上、あまり飲み会を断っていても、何かと問題がありますし、中には参加すべき飲み会だってあります。それは毎年定期的に行われるような会社のオフィシャルな飲み会です。

オフィシャルな飲み会と言えば、忘年会・新年会がやはり筆頭でしょうが、プロジェクトなどのお疲れ様会、年度末の納会、歓送迎会なども参加しておいた方がいい飲み会でしょう。

最近の若い方々は、いわゆる“飲みにケーション”なんてものは無駄だと思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。飲み会などでお互いを知り、いい関係を築いておくことで、仕事でトラブった時やピンチの時に、助けてもらえたりすることだってあるのです。

それに、上司だって誰でもよくて誘っているわけではありません。つまりあなたが誘われたということは、上司に“飲みに行きたい部下”だと思われているということです。せっかく相手に好印象を与えているのであれば、嫌われてしまったらもったいないというものです。

適度に断り適度に参加し、上司に悪い印象を与えることなく、社会人らしく上手にふるまいましょう。人間関係を良好に保つことは重要です。会社というのは、たとえ担当する仕事自体はあなた一人でやっているとしても、決して一人で成り立っているわけではないのですから。