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何で私が不採用!?理由が知りたいけど問合わせをしてもいいですか?

面接担当者とはずいぶん話しが弾んだ!終始和やかなムードで手ごたえはバッチリ!

と思っていたら、不採用通知が届いた……。そこでガックリしてもハイ次!と考えられる人もいれば、「私の何がいけなかった?」と悶々としてしまう人も。

何がいけなかったのかわからないままでは次への参考にならない!と不満に思うこともあるでしょう。どうしても自分が不採用になった理由が知りたい!もしもそう思った時、その問合わせをしてもいいと思いますか?

するなら社会人としてのマナーを第一に

結論から言えば、問合わせをすること自体は問題ないでしょう。ただし、社会人としての礼儀をわきまえた上での話しです。忙しい時間帯に電話をかけるのは迷惑になりますし、いきなり会社に押しかけるなんて論外です。あえていうなら、メールが一番無難な方法でしょうか。

文面にはきちんと先日面接してもらったことへのお礼をまずは述べましょう。そのうえで、今後の参考にしたいので可能であれば教えてほしい、という旨を書き綴ります。

「何がいけなかったの?」

「私のどこが気に入らなかったの?」

などという粘着質な質問はやめておきましょう。ウザイと思われるのがオチですから。

返事を期待してはいけない

メールで不採用の理由を問合せても、決して返事を期待してはいけません。来たらラッキー、来なくて当たり前、ぐらいの気持ちでいましょう。

そして、せっかく届いた返信の内容がまったくの期待はずれであっても、むっとしたりがっかりしてはいけません。まず間違いなく、先方の人事担当者はごく当たり障りのない返事をしてくるからです。それはそうですよね。

例えば、あなたに何の不満がなくても、他にもっと優秀な応募者が採用されたのかもしれません。それでも、「他の人の方が優秀だったので」とは書いてこないものです。ましてや、「この人暗そうでうちの職場では絶対に浮くな」と判断したとしたら、それをはっきり教えるわけがありません。

言えませんよね、そんな本当のこと。当たり障りのない返事であっても、返信の手間をかけたくれたことに感謝するぐらいの気持ちでいましょう。

例え理由が書いてあっても鵜呑みにしてはいけない

もし仮にいろいろ理由が書かれていたとします。弊社の求める社会経験とは違っていた、とか、今回はこれこれこういう人物像を求めていたので、とか。

一見するとそれらしいことが書いてあったとしても、必ずしもそれが本当だとは限りません。とにかく、人事としては変に事を荒立てることがないよう、無難な理由を述べているだけ、という場合も多いのです。

だって言えませんよ、「この程度のレベルではうちでは必要ありません」なんて真実は。もしくは「あなたは可もなく不可もなかったので、特に不採用の理由なんてありません」とも…。

だいたい、面接が終始和やかだったのに何で不採用なんだ、なんて考えることがそもそもお門違いなんです。なぜなら、面接担当者は終始和やかなムードで面接をするプロ。あなたを気に入ってそういう雰囲気になったのではなく、誰が相手であっても和やかに会話できるテクニックを駆使しただけのことなのでしょう。

とにかく、不採用になったことに執心するより、気持ちを仕切りなおした方がずっと建設的なのは間違いありません。