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自己PR未経験の人が、転職の時に役立つイメージトレーニングとは?

自己PRを経験したことがある人は、凄く緊張した思いがあるかもしれません。やはり、どんな人でも人前で自分のことを話す、それも上手く話さないといけないという場面では緊張しますよね。

色々経験しているうちに、だんだんと慣れることもありますが、未経験の人はどんなものか想像もつかないかもしれません。見たことはあってもいざ自分がやるとなると、どんな状態になるのかよく分からないこともあると思います。

そんな時に使えるのが、イメージトレーニングです。

自己PRとイメージトレーニング?

イメージトレーニングはスポーツや仕事などに使うもので、自己PRとはあまり結び付かないかもしれません。ですが、どんなことでもイメージトレーニングは使えます。先に起こることをイメージしておくことで、緊張を和らげたりモチベーションを高めたり、気持ちの変化を起こすことが出来ます。

それは、脳は鮮明にイメージしたことは現実とは区別がつかないという機能があるので、より鮮明にイメージすればするほど、それが現実になって当然というふうになってくるからです。

また、ある研究ではスポーツ選手がイメージトレーニングをした時に、体を動かすのと同じ順番で筋肉が動いたというデータもあるようです。なので、イメージしたことが体を動かすともいえます。

そう考えると、自己PR未経験の人が先にイメージトレーニングで面接の状況や、話している自分、聴いている面接官などをイメージしておくと「こんな感じなのか」というのが分かってくるでしょう。

ネットや資料から、面接している様子を見て、それをイメージするとより効果的だと思います。夢で見た事が現実に起こると、まるで同じことが二度起こったように感じますが、それと似ているともいえます。

イメージトレーニングのコツとは?

鮮明にイメージする時に大切なポイントは、5感をイメージすることです。絞ったレモン汁を口に入れるイメージをするだけでよだれが出るのは、味覚のイメージを使っているからですよね。

音楽を聴いているイメージをすれば、自然と歌を口ずさんだり、面白いものを見ているイメージをすれば、思い出し笑いをしたり。なので、5感を出来るだけ取り入れて面接のイメージをすると、よりそれが当たり前の感覚になっていくと思います。

また、面接によっても色々なシチュエーションがあり、場所、話すこと、人数、時間など場所によって違うので、それぞれに合わせたシチュエーションをしておくと、その時になったらより緊張を和らげて取り組むことが出来るでしょう。

そうしてコツがつかめてきたら、今度はそれを何度も繰り返すことも大切です。一度でしっかりとイメージ出来る人も、何度も繰り返すことで最初の時よりすぐにイメージしやすく、現実でも体がパッと反応しやすくなるでしょう。

仕事にも使えるイメージトレーニング

仕事によっては、面接はすぐに終わり仕事が始まるところもありますが、仕事でもイメージトレーニングは使えます。人と話している時の相手の対応、そして自分の話し方などもイメージするほどすぐにやりやすくなります。

人は経験したことがないことをするのは難しかったり、ストレスを感じたりしますが、イメージトレーニングで先に経験しておけば、実際に感じる気持ちには多少のズレはあっても、だんだんと現実味を持たせることが出来ます。

人と話すのが苦手な人、どうやって話せばいいか分からない人も、「こう話したら相手はこう反応するな」といったことを、あらかじめシュミレーションしておけば、新しい感覚もつかんでくると思います。

そして、仕事を長く続けると仕事や人間関係のストレスやトラブルも増えることもありますが、それも一度経験すれば人は慣れていき、対処出来るようになってきます。なので、それを経験した最初がキツいのではないでしょうか。

それを少しでも和らげるのにもイメージトレーニングは使えます。ネガティブな出来事を鮮明にイメージする必要はありませんが、あらかじめ起こりそうなことをイメージし、それに上手く対応している自分もイメージしておけば、感じるキツさを和らげることも出来るでしょう。