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緊張の面接はチェックされる3つのポイントを攻略して就活を勝ち取る

人生を左右する大事な一日になるかもしれないのが面接の日です。「備えあれば患いなし」ですから、事前のチェックは怠らない方が良いでしょう。

面接当日には緊張のあまりネクタイを締め忘れたり、面接時間を間違えたり、もしくは面接会場を間違えることだって考えられますので、持ち物や日時、会場等は事前にチェックするようにしましょう。

面接日の当日を考えてみましょう

面接官は面接日に多くの就活生と接することになります。面接時間は事前に決まったタイムスケジュールよって次々と進みますので、決められた時間内が貴方の勝負の時となります。

いよいよ面接の時間となり名前が呼ばれることになります。最高に緊張する瞬間は面接会場のドアをノックして入室する、まさにその時ではないでしょうか。ドアを開けて「失礼します」と挨拶して入室し、軽くお辞儀をしてからドアを閉め席へと向かいます。

名前の確認後面接が始まります。この時のあなたの顔を想像してみてください。きっと緊張で強張っているために、怒ったような不機嫌そうな顔をしているのではないでしょうか。

着席したあなたは所在無げに面接官の方を向きますが、目を見るわけでもなく顔を見るわけでもなく、透明人間に向かって目を合わせるような感じかもしれません。面接官にしてみれば、ヤル気のない不機嫌そうな就活生と映るはずです。

面接で注意すること

面接時の緊張は人それぞれですが、全く緊張をしない人はいません。問題は適度の緊張は、面接官にとっても新鮮に映り好感を持ってもらえますが、慣れた態度で面接を受けると「ウチは何社目なんだ?」と警戒されてしまうこともあります。

ですから緊張を無理に取る必要はなく、新入社員の面接に相応しい新鮮な態度を心がける必要があります。その上で一般的な企業の面接官がチェックするポイントを紹介します。

1つ目のポイントは、明るく元気に振舞うことです

面接官はこれから会社の業務を担うであろう新入社員を求めていますから、元気で健康的な人が第一のチェックポイントになります。運動不足で不健康そうな体型や、飲み過ぎて二日酔いの顔色では一発で不合格になってしまうかもしれません。

たるんだ肉体はシェイプアップし、スッキリした顔で面接を受けられるようにしましょう。そして限られた面接時間では、明るく元気よく振舞うことで健康的なイメージを与えることができ、きっと面接官に良い印象を残すはずです。

2つ目のポイントは、伝えたいことを決めておくことです

限られた面接時間では、簡潔に自分の考えを伝えなくてはいけません。ただし、たくさんの項目を聞かれ、スラスラ答えるという状況は生まれません。自分が学生時代に取り組んできたものをじっくりと語り、会社のためになることを伝えようとすることが必要なのです。

学問やスポーツやボランティアなど様々な経験を伝えたいと思いますが、学生としての目的と兼ね備えて示せば理解を得られることができます。つまりすべての行動は学問のためであり社会貢献のためと言う「大義名分」を用意しておけば、積極的に伝えることができ良い結果を得ることができます。

3つ目のポイントは、結論から話すことです

短い時間で行われる面接では「自分をアピール」する時間とするか、聞かれたことに「誠実に答える」時間とするかは人によって違います。一般的な面接時間は長くても30分程度ですから、儀礼的な質問を除くと、自分自身の考えを述べることができる質問は2~3問になると思います。

短い時間で真意を伝える時の話し方は、先に結論を持ってくることです。その上で必要な補足をしていくように話すと、面接官が興味を示して話の途中で違う質問に切り替わっても結論は冒頭に話していますので戻る必要は無くなり、聞くべきことを済ませた面接官は好印象から雑談のような話が飛び出してくることもあります。

面接官は、正しい答えや方向性を求めているのではなく、就活生の人柄や人物そのものを知りたいと考えています。そのためには「普段着」のあなたを知りたいと考えているのです。面接では雑談に誘いこまれて、つい本音を話さないように緊張感を持って臨みたいものです。結論を先に伝えることで話の方向性を示し、ブレること無く簡潔に伝えることができるはずです。

面接官は普通の人を探しています

緊張する就活の面接では、建前に終始して答えても問題は無く、敢えて自分らしさをアピールする必要はないと思います。企業が求める人物像は、真面目で一生懸命働けて、社会常識のある人なのです。

つまり「普通の人」を探しているのですから、緊張している貴方こそがその資格を持っていると考えて、適度に緊張しながら面接にチャレンジしてみてはいかがでしょう。