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ビジネスに悩みはつきもの!自己啓発セミナーの効果的な活用法

「なかなか仕事が上手くいかない」「職場の人間関係に悩んでいる」「上司が苦手で…」など、ビジネスにおける悩みはつきないものです。私自身、何度も悩んできました。(現在も悩んでいますが。)

特に悩みの深かった時期には、何とか現状を打破しようと、様々な自己啓発に取り組んできました。特にセミナーなど、かなりな高額なものも含めて、年間に20件くらい受講した時もありました。様々なセミナーに行っている中で、どうすれば自己啓発セミナーの成果をビジネスにつなげられるかを考え、自分なりのポイントを見いだしてきました。今回はそのポイントをご紹介します。

自分の現状を一気に打破できる!と感じるセミナーは避ける

いきなり「行ってはいけない」セミナーの話で恐縮ですが…。やはりある程度の金額を投資して受講する訳ですから、受ける側としては「その分だけ一気に課題を打破してくれるもの」を求めてしまいます。また、できるだけ早く悩みから解消されたいという思いもあり、自分の現状を一気にクリアにしてくれるような内容のセミナーに足を運んでいたこともあります。

その結果わかったのは「自分の現状を一気に打破できる」と思っていったセミナーほど、役に立たなかったという事実でした。理由は、そのセミナーの内容が「今の自分ではできないこと」だったからです。

例えば、私が内勤であり、なおかつ残業ばかりで人と会う時間がなかった時に「人脈が必要だな」と思って受けにいったセミナーでは、人脈を豊富に持ち活用されて成功された方の話が出てきます。でも、人脈づくりの能力もなく、環境すらも整っていない私には、とても真似ができるものではありませんでした。話を聞いたときには、よし明日から人と会うぞ!と思うのですが、現実には無理…という状況でした。

まずは少しの努力でできそうなセミナーを受けてみる

自分を一気に変えることはできません。ただし、少しずつ変化して、1年後には大きく変わっていたということはあり得る話です。そのためには、何より「セミナーで学んだことを実践すること」が大事です。しかし、実践のハードルが高ければ、結局できなくて無駄になってしまいます。

まずは、自分が少しの努力でできる内容のセミナーから取り組みましょう。先ほどの私であれば、まずは残業時間の多さが問題だったので、いかにして時間効率を高めるかというセミナーを受けたり、本を読んだりしました。そうすることで、時間ができて、人と会ったり、別のセミナーに通うことができるようになったりしました。

継続することに価値がある

そして、次の課題は継続にあります。セミナーで学んだ瞬間は、感動や高揚感があるので「実践するぞ!」という気概に溢れています。しかし、1週間経ち、2週間経ち、1ヶ月が過ぎる頃にはすっかり忘れているということは、よくある話です。セミナーの数を受けるよりは、自分が出来る内容のセミナーを受け、その内容を徹底的に継続して身につけてしまうことが大事です。

無意識に、習慣化されてできるところまで至ったら、次のステップに進むようにしましょう。焦らずコツコツと自分を変えていくことが、自己啓発の大きなポイントだと思います。