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履歴書用の証明写真を自分で安く焼き増ししよう!

就職活動をする学生は、履歴書用の顔写真をプロに撮ってもらうのがすっかり当たり前になりました。プロに任せれば、疲れた印象を与える目の下のクマを補正してくれたり、にきび跡を消してくれたりと、生き生きとしたいい表情の写真を撮ってもらえ、就職活動に有利に働くかもしれません。

しかし、問題なのがそのお値段。街中にあるスピード写真を使えば、最近の上位機種のものでも1,000円以下で撮影することができるのですが、プロに撮ってもらうとなるとかなり高額になります。

たとえば、キレイに撮ってくれると学生に評判の「伊勢丹写真室」の場合、撮影料金3,150円に加えてプリント代として1枚630円かかります。仮に10枚プリントを頼んだ場合、撮影料金にプラスして6,300円が必要となります。就職氷河期の今の時代、何十社と応募すると思うので、学生のお財布には痛い出費となります。

それでもやっぱりきれいに撮ってもらいたい。プロに撮ってもらうけど、プリント代を最低限に抑える方法があります。

データをもらおう

まだフィルム写真が多かった時代は、写真館などで撮ってもらった写真を焼き増しする場合、フィルムはその写真館が保有していますのでそこに頼むしか方法はありませんでした。しかし今はデジタルカメラ全盛の時代。多くのプロもデジタルカメラを使っているので、撮影したデータをもらうことができます。

もちろんタダではありません。前述の伊勢丹写真室の場合はデータ代として5,250円かかりますが、買ってしまえばあとは自分で自由に焼き増しできるので、数十社と応募する予定であれば、写真館で焼き増しを頼むより安上がりです。

お手軽なのは、そのデータを使ってコンビニでプリントすることです。最近のコンビニに置いてあるコピー機は実に多彩で、電気屋さんに置いてあるデジカメプリント機と同じように、データからプリントができたりします。

証明写真としてプリントする場合、プリント1枚につき200円程度しますが、履歴書用の証明写真サイズであれば、1枚につき4コマ並べられるので、1枚50円で焼き増しができる計算です。もちろんコピー機だからといってペラペラの紙に印刷されるわけではなく、ちゃんと写真用紙に印刷されます。

また、ネット上のプリント屋さんも数多くありますので、そこにデータを送れば1枚30円ぐらいでプリントしてもらえます。もっとも楽なのは自宅のプリンターで写真用紙にプリントすることですが、色あせたりする場合もあるのであまりおすすめはしません。

コピーしよう

データをもらうと高くつくので、もっと安上がりに焼き増ししたい場合。データがなくても自分で焼き増しすることができます。

まずプロに撮影してもらった写真を数枚プリントしてもらい、あとはそれをコピーして増殖させましょう。電気屋さんの店頭にいくと、セルフプリント機と一緒に複写機があるお店もあります。そこで一般のコピー機と同様にガラス部分に証明写真を並べ、コピーボタンを押すだけで、きちんと写真用紙にプリントされて出てきます。

あくまでコピー機なので、よーく見ると元の写真より若干ボケた感じで仕上がりますが、逆にそのボケがアラを隠してくれたりもします。

複写機がない場合は、プリントショップなどで複写を頼むこともできます。自分でコピーするよりお金は少しかかりますが、プロがやってくれるのできれいに仕上がります。

また、それをデータ化してもらうこともできますので、そのデータで前述のコンビニやデジカメプリント機で焼き増しするという方法もあります。データ化はだいたい500円前後でできますので、写真館から直接データの入ったCDを買うより安上がりです。

就職活動はなにかとお金がかかります。少しでも出費を抑えるために、上記のような方法をやってみてはいかかでしょうか。でも、きちんと焼き増しせずにコピーをしたのがバレてしまわないかと心配かもしれません。大丈夫、バレません。

最近のプリント機械はだいぶ進化していますので、きれいにプリントしてくれます。そもそも採用担当者は忙しいですので、じっくりと履歴書の写真は見ませんので安心してください。

ただ、最近は写真館できちんと撮られた写真が主流なので、逆にスピード写真が貼られていると、背景色などの雰囲気が違ったりするので悪目立ちします。ご注意ください。