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上司との二人きりの会話もコレがあれば困らない!鉄板の会話ネタ集

上司と二人きりになる…考えるだけでおぞましい、そう思う方も多いことでしょう。しかしながら得意先への訪問や出張等、営業系の方に限らず会社勤めをしている以上は避けられないシチュエーションなのは間違いありません。

だからといって、移動中の電車であたなが一言も喋らない、というのは感心しません。かといって自分の評価を下げるような話題で墓穴を掘るのも避けたいところです。

私自身の経験では、上司の側もあまり自分から一方的に話を押しつけるのも悪いな、という意識はあるものです。ですから、部下の方から話題を振ってもらいたいと思うこともあるのです。

できれば一緒にいる時間を「楽しませる」くらいの部下であれば頼もしくも思うもの、逆に上司の方で会話を作るために気を遣わなければならないとなると、そのコミュニケーション力に疑問を抱くのも事実です。

どうして移動中まで上司に気を使うのか?と言うなかれ、移動中のほとんどは勤務時間内なのです。また良好なコミュニケーションは必ずあなたの仕事に役に立ちます。決して「おべんちゃら」と一緒くたにしてはいけません。

とはいえ上手く会話を運ぶためには「ネタ」選びが大切です。そこで上司と二人きりになった際に、会話を外すことがない「鉄板ネタ」を今回はご紹介したいと思います。

(1)自分の家族の話

家族の話は一番無難なネタです。もちろん会社のヒトに家族のことは教えたくないという方もいるでしょう。しかしここでは家族紹介をするのではなく、あなた自身の家族とのエピソードや思い出を話すのです。

但し上司が独身の場合は配偶者や子供の話は避けた方がいいでしょう。その場合は祖父母や両親、兄弟姉妹の話題の方が無難です。自分の「彼女/彼氏」の話はもっての他なのは言うまでもありません。

なお上司の家族について聞くのは当然NGです。

(2)飲食の話

飲食にまつわる話もコミュニケーションをとり易いです。テレビで観た美味しい店の話や、最近行った店の話。新しく出た食品や飲料の話題等…「衣食住」は生きていく上で必須のものであり、誰もが無意識に関心が高いのが実情です。

ただし「衣」に関しては、男性の上司だとトレンドについていけないケースが予想されます。また「住」に関しては家賃やローンといった金銭的かつ生々しい話になる可能性があるので辞めましょう。そこで「食」という訳なのです。

(3)得意先の話

まず注意したいのは「会社の同僚」の話はご法度が原則です。社長や役員といった共通の上司の悪口や同僚に対する陰口というのは、簡単に盛り上がることのできる「ネタ」ですが、少なくても部下のあなたかから振るネタではありません。

悪口/陰口で意識を共有したとしても「楽しい」気持ちは残らないものです。ましてや、あなたと上司の関係がおかしくなった際に、あなたが発した悪口/陰口が独り歩きをして、あなたを窮地に追い込む可能性もあるのです。

とはいえ人間である以上、不満やストレスはどこかにぶつけたいキモチも理解できます。そこで止むを得ない場合の駆け込み寺的なネタとして「社外」のヒトである得意先の方の話がギリギリセーフという訳です。

ただ悪口/陰口というよりは、今日訪問した時の服装や言葉遣いといった「ヒトの本質から離れた」ネタがベターでしょう。もしくは自分自身が納得できなかった相手の発言に対する上司の意見を聞いたりするのも良いと思います。お互いに共有している「新しい記憶」はコミュニケーションを図る上で絶好の「会話ネタ」になるのですから。

(4)仕事の話

仕事の報告や相談も実は適切な会話ネタになり得ます。上司の立場からすると、職場でない場所だと他の同僚に対するポーズが不要である一方、公衆の面前でもあるので頭ごなしに部下を叱れないとう制約があります。よっていつもよりも親身な雰囲気であなたの話を聞いてくれる可能性が高まるのです。

しかしながら秘匿性の高い情報を含む場合は逆効果で、上司に叱られることになるのでご注意を。

今回は以上の4つ「会話ネタ」をご紹介しましたが、「避けたいネタ」についても1つだけご紹介しましょう。それは「趣味」の話です。特に上司の趣味に気を使って話題を降ることは止めた方が良いでしょう。

あなたが詳しくない趣味の話だと、不勉強を窘められたり延々と薀蓄を語られてあなた自身が苦痛を感じることになるはずです。逆にあなたが上司以上に詳しい趣味の話の場合、上司からすると全く楽しくないものになるのです。そもそも趣味というものは誰もが「自慢したい」もの、よって上司との会話ネタには不適切と言わざるを得ません。

いかがでしょうか。上司と二人きりになったとしても、これらのネタであなたから積極的に会話をしてみて下さい。きっとあなたの評価が上がるはずです。