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失敗したくない!病気での休職から復帰する時の準備と挨拶

病気で長期間休んでしまうと社会復帰が不安になるもの。心と体の準備を万全にして明るく再出発と行きたいものです。

復帰前の準備

  • 体を慣らしましょう。

一か月以上自宅で休養していると体がなまってきてしまいます。毎朝決まった時間に電車に乗って9時から5時まで机の前に座って仕事をするだけで最初はつらいかもしれません。

そこで出社日が決まったら、会社に出勤している時間帯に電車に乗り、図書館などで過ごし長時間ワークすることに慣らしてみましょう。事務職でなければ復帰職に近いスタイルで一日を過ごします。

わざわざ練習しなくても今までやっていた事だから、会社に行けば自然と慣れるだろうと思いがちですが、気負いが入っている分精神的にかなり疲労するはずです。せめて体の疲労は少し前から慣らしておくと心にも余裕ができ病気の再発も防げます。

  • 集中力を鍛えましょう

職種にもよりますが、勤務中はずっとミスの無いように集中力を高める必要があります。集中力もしばらく休んでしまうと衰えてしまいます。就業時間中ずっと集中力が続くように9時から5時まで図書館で作業をし集中力を鍛えましょう。

せっかくの時間ですから、職場復帰に役立つような資格や技術の勉強をして見るのも良いでしょう。復帰へ気持ちも向かっていくはずです。何よりも自信が付けば精神的な余裕も生まれストレスも少なくなってくるでしょう。

職場復帰の前に慣らしが出来れば 職場復帰もスムーズにいくはずです。通勤や束縛されることに疲れてしまうと、心に余裕が出来なくなってしまい空回りしてしまいます。

慣らしが難しい人は医師の許可する範囲で軽いウォーキングや家族以外の人との直接会話でのコミュニケーションを積極的に取り、社会復帰に備えましょう。

復帰日の挨拶

出勤初日は早目に出勤し、代わりに仕事をしてくれた人や迷惑をかけた人にお詫びとお礼をしに回ります。配属先が変わった場合は「ご迷惑おかけしましたが、元気になりました。」といったメールを前の配属先でお世話になって人たちに送りましょう。

聞こえないような声でうつむき加減にあいさつしても「また病欠しそう…」と思われてしまいます。「まだまだ本調子ではないのでご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、頑張りますのでよろしくお願いします」と前向きな態度を見せれれば応援したくなるはずです。

病気と闘いながら働くためには周りにたくさん味方を作る必要があります。「その人が病気を抱えているからその人を嫌いになる」と言う人はめったにいません。自分のできる限りの責任を果たそうと努力している人に対しては応援したくなるのが人情です。

体の病からの職場復帰

病気になったのはその人が悪いわけではありません。負い目に感じる必要はありません。今度は周りの人に助けてもらいながら自分も助けながらよき理解者をたくさん作って下さい。

差別されたくないと頑張りすぎるのは厳禁です。再発させない事を最大の目標とし、通院や薬の治療を最優先にしてストレスをためないように長く勤められるように頑張りましょう。

体調が悪く仕事が出来ない時には体を休めるべきですが、甘えてしまうとズルズルと休みがちになってしまいます。「熱が39度以上出てきた時は休む」など自分のルールを決めてとにかくだるくても会社には出勤しましょう。

病気と闘いながらの就業は大変ですが、自分の体にあった働き方を工夫して定年まで働けるように頑張りましょう。

心の病からの職場復帰

心の病で休職する人も最近は増えてきましたが、休養を取りリフレッシュして再び元の職場にもどり活躍している人もたくさんいます。医師からの注意や薬の服用も守り、無理のない状況から再スタートしていきましょう。

人間関係のストレスで病気になった人には恐怖心もあると思いますが、迷惑になるような行為でなければ頑張って自分を変えよう!などと思わなくても大丈夫です。

心の病は頑張り屋さんがなりやすいと言われています。復帰後は「がんばらない自然体で仕事をする」ということを目標に再発に注意して働いてください。

まずは5年間続けて働くことを目標に毎日を送りましょう。毎日会社に来て業務をするだけですごい事です。ストレスになることは後回しで大丈夫です。なるべく自分に負担のないスタイルで仕事ができるように工夫していきましょう。

病気を抱えている人にとって最優先することは再発させない事。長く仕事をつずけられるようにするために、自分にストレスのかからない環境を整えましょう。周りの事を思いやることが出来れば自分の事も大切にしてくれます。