• RSS

共働きでも夫婦円満!仕事と家事・子育てを両立させる3つの秘訣とは

共働きの悩み

夫婦共働きの世帯も増加してきましたが、その一方で共働きによる問題も多くなり仕事の継続を断念する方も少なくないようです。

共働きをすれば日中の家事は停滞ぎみになり、幼い子供がいれば保育所への送り迎えなどもあり負担は小さいものではありません。

また、仕事が忙しく残業や休日出勤が多くなると夫婦としてのコミュニケーションが悪くなっていき、些細なことで喧嘩するようなこともあります。

さらに家族の行事にも大きく影響してきます。例えば、親戚の冠婚葬祭、家族の旅行、夫婦の結婚記念日や子供の運動会などの行事に出席できないということもあります。

こうしたことが度々起こるようになると大喧嘩が起こり、夫婦どちらかが仕事を断念することや、離婚などの深刻な問題になることもあります。そのため共働きでも夫婦円満でいるためには、問題となりそうな状況を想定した予防策を講じておくことが重要なのです。

仕事と家事との両立

共働きを上手く両立させるための基本は日々の家事をいかにバランスよく熟すかが重要となります。特に家事の基本である炊事、洗濯や掃除をどれだけ適切に処理できるかがポイントといえるでしょう。

ここで問題になるのは男性の協力です。一般的に女性の方は家事に慣れていることも多くあまり問題になりませんが、男性は小さい頃より家事の手伝いを殆どやっていないことも多いため問題となりやすいのです。

家事のほとんど経験のない者が家事をやっても直ぐには上手くできず時間もかかり肉体的にも疲れます。そこで家事の失敗を妻から批判されたりすると、喧嘩になったりするのです。

男性としても家事への協力は必要だと十分認識していても、疲れているうえに家事を失敗して怒られるようなことがあると、協力する気持ちがなくなってしまうのです。

こうした状況を回避するには、女性が男性に対して家事のやり方を教えることが重要で、特に一緒に同じ家事をやりながら指導するのが効果的です。この方法だとやり方を学ぶとともに女性の家事の負担の大きさを認識することもできます。

やり方を教えつつ家事の分担を少しずつ増やす形で協力を求めていきます。その場合に、「ありがとう、助かるわ」、「あなたは家事の才能があるから大丈夫」などと感謝の言葉や褒める言葉を添えることで円満に家事の分担を進めることもできるのです。

仕事と子育ての両立

夫婦で子供をどう育てるかについてよく話し合うことが重要です。なぜなら夫婦共働きのまま成り行きで子育てすると世話の負担に対処しきれずもめることが多くなるからです。

日常の世話だけでなく保育所や学校などの様々行事に加え親同士の付き合い、子供のけがや病気なども起こるので、こうした事態を想定した対策を予め準備することが夫婦円満に過ごすためには必要です。

例えば、子供が乳幼児の頃は、両親を中心にベビーシッターと夫婦で対応する、保育所への送りは夫婦交代で行い、迎は両親に頼む。小学校の低学年の時は、夫婦どちらかが休職して世話をする、というような体制を早めに相談し準備を進めることが重要なのです。

成り行きでその時になって「どうしようか」と相談しても、お互いに仕事を急に調整して対応することは容易ではありません。前もって早い段階から準備することで仕事のやりくりや会社の理解も得られやすくなります。

仕事と家族行事の両立

家族行事とは、親戚との付き合いや冠婚葬祭、自分たち家族の旅行、子供の誕生日会、夫婦の結婚記念日などです。これらは日常頻繁に発生するようなイベントでもないため、やや軽視しがちになることがあります。

仕事が忙しくて家族行事をキャンセルしたり、遅刻したりといったことが頻繁に起こると大きなトラブルになります。だから考え方や認識を改めることが重要です。「1回ぐらい欠席しても、多少遅刻しても良いだろう、許されるだろう」などと考えているようでは喧嘩になります。

たった年一回の行事であってもそれを疎かにすれば家族はひどく傷つくという認識をもって改めるべきです。そして、早めに対応方法を考え出すのです。

行事の時に仕事が忙しくなりそうなら、同僚の助けを借りたり残業を増やしたりすれば、何とかなることも多いはずです。家族との約束を果たすためには必ず出席するという決意で準備を進めることが必要なのです。