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上司と上手く付き合えない人がすぐに使えるコミュニケーション上達法

「もう上司の顔なんか見たくない!」そんな思いで仕事をしている人もいるかもしれません。しかも、毎日仕事をしている人はそのストレスを毎日感じながら仕事をしないといけなくなります。ですが、そうした上司との付き合いを改善するコミュニケーション上達法があります。

コミュニケーション法1.相手の良いところを見る習慣を作る

人の悪いところに目がいきがちになれば、そこしか見えずに自分がイライラしたりストレスに苦しむことになります。ただ、それは自分が選ぶことで、悪いところに目がいきがちなら、良いところにも目を向けてみるとどうでしょうか。

いくら嫌な上司だからといっても、どこか良いところはあると思います。例えば、毎日ひどい言い方をしてくる人であっても、それだけ心が繊細で細かいところに気付くという良いところがあるかもしれません。

また、いつもポジティブで元気があるけど、一緒にいるとウザいと感じる上司であれば、それだけ周りを元気にしようとする力があったり、ネガティブな状況もポジティブに見る良いところがあるかもしれません。

感情的になっている時に、そうやって良いところを見るのは難しいかもしれませんが、ちょっと落ち着いている時に「上司の良いところはどこかな?」と考えてみることで、今まで見えてこなかった良いところが発見出来るかもしれません。

コミュニケーション法2.なぜ、相手がそうなっているのかを知る

とはいっても、ずっと一緒にいるのに、急に相手の見方を変えるのは、頭で考えれば分かることでも中々気持ちがイエスと言わないのではないでしょうか。「もちろん上司にだって良いところはある。でも・・・」という気持ちが出てしまい、やはりいつもどおり上手く付き合えないパターンに戻りがちです。

その時にやってみたいのは、なぜ上司がそういう状態になっているのか?を知ることです。例えば、いつもイライラしているなら「なんでそんなイライラしているのだろう?」と考えてみるといいでしょう。

いつもイライラしている上司でも、やはり小さいころや生まれたころまで考えてみると、イライラしたまま成長する人はいません。そう考えると、どこかの時点でイライラするきっかけ、理由があったはずです。

例えば男性でよくあるケースは、仕事の責任が増えることで管理しないといけないことが増えることで、イライラする男性が多いようです。なので、周りが自分より無能に見えてしまい、イライラを周りにぶつけやすくなるようです。

ただ、それは周りからすればイライラをぶつけられているように見えますが、本人からすればその責任が重いわけです。その責任から解放されたいわけです。その責任の重さを分かってあげると、前よりイライラが収まるでしょう。

そして、分かってあげるということは、その責任を自分もサポートしてあげようという行動に繋がるので、相手を深く理解しようとすると自然と自分の行動も変わってくると思います。その姿勢や態度の変化が、相手のイライラを和らげることになります。

上司に限らず人間関係で使える方法

これらの方法は上司に限らず、部下や同僚、家族や恋人にも使えるコミュニケーション法です。「相手の良いところを見なさい」と言われることはあっても、相手を深く理解しなさいと言われる人は少ないと思います。

相手を深く理解することが出来れば、今までネガティブに見えていた相手がそうなった原因が分かるので、相手の見方が自然に変わってきます。なので、ムカつく上司の良いところを見ようとしても無理がありますが、深く理解すると自然と良いところに目がいくようになります。

家族や恋人のように親しい仲でも、親しすぎて相手に甘えすぎたり厳しくしすぎたりして、関係がこじれることもあります。その時もやはり相手を深く理解することが出来れば、良い関係を保てる距離感が分かってくるでしょう。