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サラリーマンもできる、ランチ時間に”美味しい”副業でお小遣い稼ぎ

アベノミクスで日本の経済が上向きになってきたとニュースでは言っていますが、その恩恵を受けているのはまだ一部。まだまだ私たちの暮らしに上がってきた実感はありません。しかも、2013年のサラリーマンの平均お小遣い額は、バブル崩壊後最低で月約3万8,000円ほど。

お父さん達のフトコロはあいかわらず寒いままなのです。しかし、お給料が上がらない中で奥さんにお小遣いの値上げを要求したところで、一蹴されるのは目に見えています。そんなサラリーマンのみなさんに、空いた時間にできるオススメの副業があります。

普通の会社は副業は禁止というところがほとんどだと思いますが、紹介するのはほんのちょっとしたお小遣い稼ぎの仕事なので、年の副業所得が20万円を超えることもなく、確定申告して会社に副業がバレてしまうということはありません。

しかも、その仕事をするためにわざわざ時間をとる必要はなく、ランチの時間や飲み会などで、ごはんを食べながら楽しくお小遣い稼ぎができてしまうのです。それは「覆面調査員」のお仕事。

お店のサービス向上のために、通常のお客を装って指定のお店に出向き、店の環境や店員の接客態度、食事の品質などを調査して報告するお仕事です。ランチを食べるためにお店へ行き、おなかも満たして、ついでにお小遣いまでもらえてしまう「美味しい仕事」なのです。

どこのお店でできるの?

全国一律のサービスの提供を目指している大手チェーン店などが行っています。中でも飲食チェーンや居酒屋などは多いです。また、ドラッグストアやパチンコ店、携帯販売会社などでも行っており、「仕事場」は多岐に渡っています。覆面調査を行っている会社がこれらのお店から依頼を受け、調査を請け負っています。

どこに登録すればいい?

覆面調査を行っている会社はたくさんありますが、代表的なのは「ギャップバスター」。オーストラリアに本社があり、世界中で覆面調査の仕事を請け負っている会社です。

日本では大手ファーストフード店や居酒屋チェーンなどの調査を請け負っており、どの街にも必ず調査対象の店舗があると思いますので、遠くの店へわざわざ足を運ぶ必要もないのでおススメです。

どんな仕組み?

たとえば前述の「ギャップバスター」にてファーストフード店の調査を行った場合。一般のお客さんのフリをして入店し、入店時刻や注文した商品の提供時間、店員の接客態度など、調査会社より指定された項目について調査をします。

調査後に、ウェブ上のフォーマットで調査内容を記入し、証拠のレシート写真とともに送信すれば調査終了。翌月に報酬が振り込まれる仕組みです。報酬額は店舗や調査曜日により異なりますが、1調査につき700~1,200円ほど。

もちろん調査時に購入した商品の代金も支払われます。報酬額は調査する店舗によって変わります。居酒屋チェーンなどの場合は、商品代金込みで3,000円ほどの報酬なので、報酬を得るというよりは、調査することによって普段より安く飲食ができるという感覚で行うといいでしょう。

始めるにはどうすればいい?

まずは登録をしましょう。登録後にどんな店舗で覆面調査を行っているか検索することができます。そして、調査を始める前に、まずその店舗での調査内容についてのチュートリアルをウェブ上で受け、テストに合格すれば晴れて「覆面調査員」になれます。

テストといっても難しいものではないので、ほとんどの人は合格し、調査員になれると思います。登録から仕事検索、報告まですべてウェブ上で行うことができるので、調査会社にわざわざ出向く必要はなく、誰でも気軽に始めることができます。

最初は調査方法を覚えたり大変かもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。ひとつの店舗で月に調査できる数に上限がありますが、さまざまなの店舗の調査員になれば月に数万円稼ぐこともできます。

ただ、稼ぎすぎて年20万円を超えてしまうと、確定申告しなければなりませんので注意しましょう。積極的に調査して生活費の足しにするというよりは、ランチをしたら、お小遣いまでもらえちゃった、という感覚で。もちろんきちんと仕事をしなければ、報酬は出ませんのでお忘れなく。