就活面接でやってしまう落ちる確率を急速に上げる6のNGワード
「ラミパスラミパスルルルルル~就活面接に絶対に受かりますように!」なんて魔法の言葉は残念ながら存在しません。ただ、落ちる確率を高めてしまうNGワードは、意外とたくさん存在します。
就活面接の時に思わず言ってしまった、やってしまったと感じる、落ちる確率を上げるワードが、一体どういったものなのかを事前に把握し、面接対策の準備に活用してください。
就活面接で落ちるリスクをあげるNGワード1・ イラッとする「えー・あー症候群」
文頭につける「えー」や「あー」、返事の「はい」の前に必ずつく「あ」、母音を伸ばす「そのぉー、あのぉー」の「ぉー」・・・。これって本当に耳障りですよね。
当の本人は無意識にしているかもしれませんが、あまりにも頻繁に使われてしまうと、聞いている側としてはとても鬱陶しく、何を言いたいのかも理解できない場合があります。
この症状は、極度の上がりや質問に上手に答えられないなどの、心の乱れが原因とされていますので、治療はとても難しいようです。ただ、少しでも面接官に不快感を与えないよう、今のうちから訓練するようにしましょう。
就活面接で落ちるリスクをあげるNGワード2・ 「あの会社は、あそこが悪い!」
「てめぇどの目線からそんなこと言ってんだ!」と思ってしまうような発言は厳禁。自分の意見を持つことは悪いことではありません。しかし、面接の席で軽々しくも他社の悪口とも思われるような発言は「別の面接で、ここの悪口も言ってるんだろうな」といらぬ想像をされてしまう危険性が・・・。
さらに逆もしかりで、他社のことを褒めすぎてもダメ。だったらそっちに採用してもらえば!って感じですよね。自分の立場をわきまえた発言を心がけましょう。
就活面接で落ちるリスクをあげるNGワード3・ 「私、運が悪いんです」
就活生全員が感じている事、それは自信のなさです。自分よりもはるかに優れている人間がこぞって就職活動をしているのですから、気圧されるのは当然のこと。ただ、だからといってネガティブモード全開では、就活面接で落ちるのは当然。
面接官の中には、「あなたは運が良い方ですか?」と就職とは無関係の質問をぶつけてくる方もいますが、その場合、「はい。とても運が悪いです」と答えるのは絶対にダメ。だって、運が悪い人となんて一緒に仕事したくないですよね。
日本人は宗教に対し比較的淡白。それでも困った時は運頼みとして、神社にお参りをすることもあります。運が悪いと自覚している人を、みすみす採用するなんてこと・・・ありえない。
就活面接で落ちるリスクをあげるNGワード4・ 「将来自分の会社を立ち上げたい」
ベンチャー企業などの業種では、高く評価されることもあるかもしれません。ただ、一般的な大企業では、なかなか理解してもらえないのが現状。その理由は、新入社員を一人前の社会人として育てるには、それ相当の教育コストがかかるからです。
貴重な時間と費用をかけて育てた社員は、最後まで社のために働いてもらいたい、それが採用する側の本音。せっかく育てた優秀な人材が、すぐに辞めてしまうことだけは避けたい、ならば、最初からそんな人材は選定から外したいというのが、このタイプの人間が落ちる理由です。
企業が欲しいのは、何も優秀な人間ばかりではありません。働く意欲が強く、抜群の才能を持っていても、社の考えにマッチしていない場合は、残念ながら不採用となるのが就活の難しいところなのです。
就活面接で落ちるリスクをあげるNGワード5・ 「人とふれ合える仕事がしたい」
仕事とは、相手あってこそ成り立つもの。人とふれ合わない仕事を見つけることのほうが、とても難しいのでは?と首を傾げてしまうことがあります。しかし、この理由を堂々と言ってしまう学生が最近増えているようです。
どのような考えがあって、「人とふれ合いたい」と思っているのか、面接官を納得させられるだけの理由を準備しましょう。就活のテクニックでそう書いてあったから、などと安易に語ってしまうと、深く追究された時にしどろもどろになる事も。
就活面接で落ちるリスクをあげるNGワード6・ 「成長できる会社だから」
会社が時間を割いて面接をするのは、社を成長させてくれる優れた人材を探しているからです。入社する人間を成長させるために採用するのではありません。自分中心の言葉ばかりを活用するのは、絶対に厳禁。
「成長できる会社だから」はもちろんですが、「研修制度が整っているから」「たくさんスキルが身につく」など、そんな人を採用したいなんて思わないのが普通です。成長し、スキルを身につけた後の自分が、社のために何ができるのか、もっと具体的に考える事が必要です。