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5個ミスをする事で5倍の成果を上げる、完璧主義克服法

失敗って嫌なものです。僕もなるべくなら失敗やミスをしなくてすむようにと思っています。でもミスしないように気をつけすぎると仕事も遅くなりますし、あなたの気持ちも暗くなりがち。

ですから、なるべくなら完璧主義者はやめた方がいいんです。そうは言っても、これって性格だから治らないよ、って思ってませんか?もちろんその通りですが、あなたの慎重なところを生かし、仕事のスピードを上げる方法があるんです。

信頼できるパートナーを探す

1つの目より2つの目といいますが、チェックをする時自分でするよりも、誰かに見てもらった方が確実です。しかし心配性の人は、相手がちゃんとチェックしてくれているかどうかも気になるかもしれませんね。

そういう人は、まず自分でチェックして、ミスを発見してから誰かに見てもらうといいですよ。自分でミスが見つけられなければ、あえておかしなところを作っておくのもいいと思います。

自分で見つけたミスをその人が見つけてくれれば、その人は信頼できるという事ですし、その人が見逃したら、「ここがちょっと気になっていたんだけど、大丈夫かな?」と見逃した事を指摘すればいいんです。

うっかり見過ごしたのかもしれませんし、それは問題じゃないと判断したのかもしれません。見逃す人をパートナーに選ぶのは難しいかもしれませんが、見るポイントが違う人と組んで仕事をすると、スピードの面でもクオリティの面でもいい効果があります。

ミスはあえてしてみよう

完璧主義である事の弱点の1つは、冒険ができない事です。間違ってはいけないという気持ちが強いと、大胆な事がやりにくくなるんです。これを克服するのにもパートナーの力を借りてください。

何か企画やアイデアを出す時に、信頼できる人に先に相談してみる。または企画書を先に見てもらう。スタートアップグループのように、少人数でいろいろなアイデアを検討するのもいいと思います。

安心できる相手に「これっておかしいかな?」という事を話したり、見せたりしてみるんです。それは他人から見れば全然おかしくないかもしれませんし、とてもいいアイデアだと思われるかもしれませんよ。

誰かに見てもらうことで、成長できる

誰かあなたのミスを見つけてくれるパートナーが見つかったら、ミスをしてもいいからのびのびと仕事をして、その人にチェックしてもらう。あなたのチェックはその後でいいんです。この方がはるかに仕事のスピードが速まります。

そしてそのパートナーの仕事のチェックは、あなたがするといいんです。そのことで、お互いの傾向がよく分かりますし、相手の事をさらに信頼できるようになります。

1人で小さくなりがちな傾向があるとすれば、それは恥ずかしさからかもしれませんし、周囲の人に対する不信感かもしれません。これは仕事に対してあまりいい影響を与えませんから、ミスをする事を通してよいパートナーを見つけてください。

その方が仕事のスピードも、クオリティも、アイデアの幅もぐんと広がります。そして仕事が終わった後のビールもおいしくなります。大げさな話かもしれませんが、こういう事の積み重ねが、人間としての成長につながるんじゃないでしょうか。