• RSS

ほぐす方法教えます!就活面接で緊張する人を助ける4つのコツ

「面接」って言葉を耳にするだけで、手足にぐっちょりと汗をかいてしまう、なんて人いますよね。これまでやってきた努力を存分にアピールするためには、気持を落ち着けて、冷静に面接を乗り越えたいところです。面接での適度な緊張感は、自分の気持をグッと引き締めるためにも、とても大切です。

また緊張によって起こるトラブルは、就活面接では珍しいことではないため、それが原因で不採用になることもありません。ただ、無駄に緊張をして、いつもの自分をアピールできないよりは、本番での緊張を抑え、納得する面接で終えたいですよね。そこで!上がり性や緊張しがちな人におススメの「緊張をほぐす方法」を紹介します。

緊張をほぐすコツ1・脳を活性化させる

緊張をすると呼吸が速く浅くなり、十分な酸素量を脳へ運ぶことができないため、脳の機能が低下します。そのため思考能力がダウンし、面接中ボーっとした状態になるでしょう。

そんな状態では、不意な質問に動揺し、さらに緊張の度合いがアップ、若干のパニック状態に陥る等、負のサイクルにつかまって抜け出せない事もあります。十分な酸素を脳へ送るためには、呼吸が浅くならないよう注意しましょう。

緊張で呼吸が乱れてきたら、目を閉じ、鼻からゆっくりと息を吸い込み、今度は口から倍の時間をかけてゆっくりと息を吐き出してください。これを3回ほど繰り返すと、次第に呼吸が整い、脳も活性化されますので、緊張が弱まりリラックス効果が得られます。

緊張をほぐすコツ2・「緊張マックスです!」とカミングアウトする

もうどうしようもない!そう感じたら思い切って「私緊張してます!」と堂々と言っちゃいましょう。「緊張」を口にすることで、これまでの状態が嘘のようにほぐれ、リラックスした状態で面接を乗り切れます。また、忘れてはいけないのが、面接官だって当然緊張しています。

ストレートに「緊張」を告白する者がいたら、面接官の肩の力もストンと抜け、面接会場全体が和やかな空気で包まれそうですよね。ただ、カミングアウトするタイミングを間違うとアウト!その場の空気が一気に冷え込み、史上最悪の緊張を体験するハメになるかも・・・。

緊張をほぐすコツ3・食材に頼る

当日だけでなく、前日からの緊張で、ぐっすりと眠れそうもないという方も少なくありません。そんな時は、食材に頼ってしまいましょう。緊張を和らげる効果がある脳内物質に、セロトニンがあります。

その物質の原料となるのが、トリプトファンというアミノ酸で、このアミノ酸を豊富に含有しているものが、肉類や魚類、牛乳にチーズ、ナッツ類や大豆、アーモンドにバナナとなります。

特にバナナには、セロトニンを増やす時に必要な栄養素もバランスよく含まれていますので、面接の日が近くなったら、バナナを毎日の食事に取り入れるといいでしょう。バナナは腹持ちも良いため、長時間の面接にも、就活試験などにもおススメです。ただし、食べすぎは禁物。緊張緩和どころか、面接そのものを台無しにする事態も・・・。

緊張をほぐすコツ4.ツボに神頼みしちゃう?

自分は大丈夫だと自信を持って面接に挑んだものの、やっぱり足はガチガチで、唇は青白く、ぶるぶると制御不能状態ってことも。すでに手遅れ?!と諦めずに、ツボ押しを実践しましょう。ツボを押したからといって、誰にでも効果があるとは断言できませんが、場合によっては高い効果が得られることも。

緊張緩和のツボは、労宮(ろうきゅう)と神門(しんもん)。手を軽く握ると手のひら中央あたりにくぼみができますよね?そこが労宮(ろうきゅう)です。緊張を抑えるために、手のひらに「人人人」と3回書く人がいますが、あれってもしかすると、労宮(ろうきゅう)を指圧しているのかも。

このツボを「5秒押して、離す」を5回ほど繰り返してください。ちなみに労宮(ろうきゅう)には、緊張緩和の他に、冷え症改善、疲労回復効果もあります。神門(しんもん)は、小指の下、手首の上にあるツボで、手首中央よりに凹みを見つけることができます。親指でぐいぐいと押しほぐすように指圧してください。

神門(しんもん)には、神経の高ぶりや興奮を抑える効果と安眠効果がありますので、面接前日の就寝前に行う事もおススメ。以上のように、就活面接の緊張をほぐす方法を色々と紹介しましたが、自分に合った方法で面接を乗り切ってください。

最後に、緊張でガッチガチになっている方に多く見られる特徴が口内の乾き。緊張をすると口の中の水分がなくなり、言葉を発するたびに唇が変なところに張り付き、無意識に妙な顔つきになっていることも・・・。唇の暴走を阻止するためには、面接が始まる少し前に、温めの水を口にふくみ、潤すようにしてください。