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面接官はここを見ている!受かる人・落ちる人の就活面接の態度の違い

就活学生の面接時の適度な緊張は、初々しさすら感じ、採用担当者もどこかしら嬉しくなるものです。程よい緊張感は、悪い印象を与えることもありませんし、それが原因で不採用になる事もないでしょう。しかし、あまりにもガッチガチに緊張し、言いたいことも十分に言えない場合は、残念ですが結果は厳しいものになるはず。

一生を決めるかも知れない就活という大舞台、緊張をするなと言われても、どうにもならない事もあるのは事実です。極度の緊張で、自分らしさや持っている力を存分に発揮できない事ほど、悔しいことはありません。後悔しないためにも、事前準備を万全にした上で就活面接に挑むことが、緊張をものともしない1番の策なのです。

例えば、頭のてっぺんからつま先まで清潔感を保ち、約束の10分前までには到着する、呼吸を整え面接会場のドアを開くなどの準備は基本中の基本。さらに、女性ならメイクの状態、香水のつけすぎなどにも十分に注意を払いましょう。ただ、面接官といえ、色々なタイプの人間が対応にあたります。

そのため、思わぬ場所をチェックされている可能性も・・・。いずれにせよ就活面接で受かる人、落ちる人には、それなりに理由がありますので、就活面接の際のどのような態 度が、採用の可否に大きく影響を与えるのか、あらゆる視点から考える必要があります。

面接官はここを見ている!「差がつく美的歩き方?」

緊張のあまり、両手両足が一緒の動き・・・なんてのはご愛嬌。そこはまずまずとして、最もみっともないのが、キョロキョロと挙動不審な行動や、猫背でダラダラと歩く姿勢です。いくら高級なスーツを身にまとい、てっぺんからつま先まで清潔感を保ち、プロフィールが抜群でも、第一印象が最悪だと採用は難しいところです。

面接官によっては「なんてふてぶてしい態度なんだ」と怒り心頭になる可能性だってあります。逆に、多少成績が悪くても、見るからに安っぽいスーツであっても、綺麗にアイロンが当てられ、シャキンと背筋を伸ばし、視線をまっすぐに堂々と歩く姿勢は、好印象を与えることは間違いありません。学生は学生らしく、堂々と、そして快活に歩くのが受かる人のポイントです。

面接官はここを見ている!「待機中から面接は始まっている?」

面接を待っている学生の様子を、別の場所からモニターチェックしていた!なんて噂もチラホラ耳にすることもあるなど、面接とは、待機時間から始まっていると言っても過言ではありません。控え室で大声でおしゃべりをしたり、場所をわきまえない喫煙や横柄な態度など、どこで何をチェックされているか分かりません。

日頃の行動は、環境が違えども自然と出てくるものですから、就活生はそれ以前から自分の態度を改める必要があります。特に面接待機場所では、訪問先の企業の資料に目を通し、どのような質問をされるのか整理する、緊張を沈めるため、心と頭をリラックスさせるなど、精神統一の時間とし、静かに過ごすようにしましょう。

企業によっては待機者に対し、飲み物などを用意することもありますが、手をつける場合には「恐れ入ります」「頂きます」の言葉を発するよう、日頃から癖をつけるようにしましょう。当たり前のように思われるこれらの態度がとれない学生は、社会人としての心構えがまだまだだと判断され、落とされる理由の1つになるでしょう。

面接官はここを見ている!「社外に出るまで面接されている?」

面接が終了し、ドアを閉めたとたん、「終わった~」なんて背伸びをしてはいけません。自宅に到着するまでが面接だと思っても、それは考え過ぎではありません。当然ですが、自宅まで尾行するなんて、そんな暇な採用担当者は絶対にいないでしょう。しかし、面接を行った会社の周辺には、関係者がたくさん存在します。

面接を終えた企業の近くの喫茶店で「あの面接官最悪だった~」なんて愚痴を言いながら気を緩めたら、実は、その隣の席に面接先の社員がお昼を取っていた、なんて話は良くある事なんです。面接官だけが、就活面接の合否を決定しているのではありません。その企業に関わる多くの社員やその関係者が、共に働く仲間がどんな人間なのかを判断しているのです。

どこで誰にチェックされているのか分からない、そんな強い意識を持ち、就活面接の際の態度をとるように心がけてください。以上のように落ちる人、受かる人には、必ず理由があります。自分のどのような態度がいけなかったのか、それにいち早く気づけなければ、何度就活面接にチャレンジしても、残念な結果しか手にできないでしょう。