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就職活動のやり方も自己分析のやり方も分からない大学生達

就職活動中の大学生達にアンケートをとってみたら、驚きの事実が分かりました。このアンケート結果を見れば、就活のやり方も自己分析のやり方も、分からなくて当然だ・・・と思ってしまいます。なぜなら、彼らは就職活動に対して、それほどやる気が感じられないのです。

これは致命的なことだと思います。就職活動は誰かに指導してもらったり、お願いされてするものではありません。自分の意志で、自分の進みたい道を決めなければなりません。アルバイトを探すのとは訳が違い、自分の人生に多大な影響力を与える選択となるのです。

そのような自分の人生の岐路とも言うべき、重大な選択をする際に、本人のやる気がないなら、就職活動で良い結果を出すことなんて絶対にできないのです。なぜなら、その他多くの、真剣に就職活動をしている学生は、必死になってかなり早い時期から就職活動に打ち込んでいるからです。

やる気がなくて就職活動を始めるのも遅い学生が、内定をもらえるほど甘い世界ではないということです。アンケートの回答例を見てみると、「書類選考にも面接にも、合格したいという気持ちがない。自分のセールスポイントが1つもない。資格もない。就職したくない。自分の将来について考えたくない」こんな感じです。

このような回答を見ていると、なんだかお尻を蹴っ飛ばしたくなってきます。自分の将来がかかっている重大な決断から、なぜ逃げてしまうのでしょうか?就職活動という貴重な時間を無駄にしてしまうことで、いつか後悔する日がやってくるのです。

私も社会人になる前も、なってからも様々な苦労をしましたが、これから就職活動をする若者には、今からしっかりと行動し、考え、後悔のない就職活動をしてほしいものです。

アルバイトを選択する学生

先述したようなやる気のなさから、早々と就職を諦めてしまい、アルバイトを選択する学生も増えています。アルバイトという雇用形態を否定するつもりはありませんが、正社員になりたくないからという理由で、逃げるようにアルバイトをするのは、宜しくないことだと思います。

どうせアルバイトをするなら、少しでも興味や関心を持っている業界を選んでほしいものです。それなら、そこからやりたいことが見つかり、真剣に仕事と向き合えば社員登用への道も開けてくるかもしれません。しかし、状況はさらに深刻です。

学生の中には、アルバイトもせずに実家で引きこもるような生活をしている若者も存在するのです。働かないという選択肢は1番選んではいけない道です。正社員への就職ではなくとも、せめて派遣社員やアルバイト、パートでも良いので働き続けないと、どんどん社会から離れていってしまうので、戻るのが大変になってしまうのです。

自分と真剣に向き合ってみましょう

やる気がない大学生へ。まずは、自分と真剣に向き合ってみましょう。親だっていつまでも生きているわけではないし、実家にいつまで住めるかも分かりません。一生働かずに過ごすことなんてできないのです。働かない人生なんて、ストーリーのない映画と同じようなものです。

意地でも自分の仕事、自分の居場所を見つける努力をしましょう。焦る必要はありません。ネガティブに自分を責めるのではなく、ポジティブに自分と向き合うのです。そうすることで、自分の長所が見えてきます。今までの経験、仕事以外の趣味や特技でも良いので、何か1つだけ自分が得意なものを見つけてみましょう。

その得意なことに関連する仕事を、アルバイトでも良いので見つけてみれば良いのです。週に3回のアルバイトでも良いので、働くことから、社会から逃げないでください。どのような雇用形態でも働き続けていれば、そのうち必ず自分が本当にやりたい仕事を見つけることができるのです。

その時こそ、真剣に就職活動を始めてみれば良いのです。人生は長いので、出遅れた・・・なんて思う必要はありません。30代や40代になってから転職して、1からスタートする人だって大勢いるのですから!それを考えたら、新卒後、就職せずにアルバイトを数年間続けても、人生が駄目になるわけではないので不安になる必要はありません。

ただし何度も言うように、働かないで引きこもり、ニート状態でいるのは望ましくありません。どのような形でも良いので、自分の食費ぐらいは稼ぐようにしましょう。それが後の自信につながるからです。