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その就職活動ちょっと待ってください!自己分析はお済みですか?

就職活動をする前に1番大切なことは、自己分析をすることです。なぜなら、自分のことを理解できていないと、自分にマッチしている適職を見つけることができないからです。

そういった自己分析をしないで、ノープランで就職先を決めてしまうと、結局、いろんな不満が生じてしまい、数ヶ月も働いていないのに転職することとなってしまうのです。勤務期間が短い職歴は、転職する際にかなりのマイナス点となってしまいます。

したがって、何度も短期間で退職して転職してしまったという職歴が残ってしまうと、どこの会社も雇ってくれないという絶体絶命な状況に陥ってしまう危険性もあるのです。

そんなことにならないためにも、まずは自己分析をして、長期で働くことが確実にできそうな就職先を探すことをおすすめします。長期で働くためには、ある程度、自分の好きな仕事でないと長続きしません。

たとえば、体を動かすことが好きな体育会系タイプなら、不動産業や保険会社の営業マンがむいているでしょう。デスクワークで物事を考えることが好きなタイプなら、事務や業務や総務や人事など、事務職のスペシャリストがむいているでしょう。

計算が得意なら、経理の仕事や銀行や金融系の業界が適しているでしょう。人と接することが好きなら、サービス業や飲食業などのフード産業が適しているでしょう。もっと密接に人とのかかわりを求めるなら、介護や福祉の業界が適しているでしょう。

このように、単純に性格からも、適している就職先というものがある程度絞られてくるのです。

仕事の華やかな面だけじゃなく厳しい面も想定してみる

自己分析をしてみて、適職を見つけることができても、正社員として長続きしなければ意味がありません。自己分析の結果、自分に向いている職業が見つかっても、その仕事の華やかなメリットの部分しか見ていないことが多いのです。

華やかな魅力の裏にある厳しい面も直視しないと、働き始めた後のギャップに耐えられず、短期間で辞表を出してしまうことになるのです。どんなに待遇や条件が良くて、皆が羨むような人気の高い企業に就職することができても、必ず、耐えなければいけない厳しい部分があるのです。

それを乗り越えてこそ、初めて一人前の社会人になることができるのです。就職の最終決定をする前に、是非とも、その会社の厳しい部分を直視して、「自分は辛くても厳しくても耐え続けることができるのか?」を想定し、じっくりと検討してみましょう。