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好感度をアップさせよう!飲食店での接客マナーとは

あなたは今、どんなアルバイトをしていますか?ほとんどは人と接する接客業だと思います。お客様に気持ちよくお店を利用していただくためには、自分自身の接客マナーが大切です。無愛想で横柄な態度だと、クレームの対象にもなりかねません。

そして、どんなに自分の体調が整っていなくても、機嫌が悪くても、それを決して見せてはならないのです。では、ここからは、好感が持たれる接客態度について考えていきましょう。ちょっと気をつけるだけで、お客様から「ありがとう」と言われる回数が増えるはずです。

飲食店関係は清潔感と態度が重要

今回は、飲食店関係のアルバイトに関して、小さなことから見直していきましょう。まず、食事をするところなのですから、清潔感は重要です。髪色やアクセサリーに関しては、気にしないところも多くなっているようです。

髪はキャップにまとめる場合が多いですからね。しっかり、髪が落ちないようにまとめておきましょう。

できるだけ、前髪なども整え、顔の表情がはっきり分かるようにしておきます。アクセサリーは、万が一、それが料理に混じったりする可能性もあります。異物混入を避けるため、できるだけ着けないほうがベターですね。

装飾でいうと、ネイルなどはやはり派手すぎるとよくありません。いくらお店の規定ではOKでも、お客様によっては眉をひそめられる可能性もあります。

特に中高年の女性がよく訪れるお店ではやめておきましょう。男性よりも神経質な人が多いです。ひどい時は「なんなのアレ」って言われることもあり得ます。

では続いて、働いている最中の態度についてです。壁にもたれかかったり、片足に体重をのせたりするのは絶対NGです。利用する人だけでなく、アルバイト仲間からのイメージも悪くなります。

背筋はピンと伸ばし、口角は上げましょう。常に笑顔である必要はありませんが、口元は意識しなければ、すぐに下がってしまいますからね。それではいったい、いつ笑顔をみせればいいのでしょう。最初は、お客様が来店された時です。

ほとんどのお客様は、席が空いているか空いていないか分かりません。恐る恐る入ってくる場合が多いでしょう。外からお店の中が見えるようになっていたとしても、席に着ける確信はありませんよね。

大きな声でハッキリと言う

少し不安な気持ちでいるお客様に対して、大きな声で「いらっしゃいませ」と言って、笑顔で「何名様でしょうか」と近づいて行きましょう。

カウンター越しで近づけない場合は、視線を合わせるように、顔を覗き込むような動作を見せましょう。

正直、お客様の印象はここで決まります。小さな声、抑揚のない表情、動き、仕草で「いらっしゃいませ」と言われても、無愛想と思われてしまいますからね。

もしくは、「来るんじゃなかった」「歓迎されていないのだな」と、ますます暗い気持ちにさせてしまうことにもなりかねません。

基本的には、お客様と接する時は絶対に笑顔で、はっきりと聞こえやすい声を出しましょう。料理の注文も、繰り返すようにしたほうがベター。

運んだ時も確認しましょう。そして、確認するまでは料理をテーブルに置いてはいけません。1度置いてしまえば、手をつけたことと同じになってしまいます。

ミスを起こしてしまったら直ぐに謝る

そして、何かミスをしてしまった場合は正直に謝りましょう。真剣な表情で、相手の目を見て話します。ここでも、下から覗き込むように視線を合わせましょう。相手よりも上から目線になってしまうと、誠意が感じられません。

料理やドリンクのミスならば「すぐにご用意いたします」と、一言声をかけることもお忘れなく。極端に怒りをあらわにする人はめったにいません。落ち着いた対応を心掛けてください。そして、お帰りの際に、もう1度謝罪し「またお待ちしております」と声をかけましょう。

まとめておくと、常に口角は意識する。はつらつとした笑顔と、大きな声であいさつすること。下から覗き込むなどの動きのある仕草など、些細なことばかりです。

しかし、基本的なことは意外とできていないものです。自分自身の態度を振り返ってみてはいかがでしょう。

お客様に不信感を与えない

そして、これができたら応用編です。どんなに忙しくても笑顔は絶やさないようにしましょう。困った表情や、焦っている様子は、お客様に不信感を与えてしまいます。加えて、荷物や上着のお預かりは率先して行いましょう。

その時に、どのお客様の物であるか分かっておかなくてはなりません。できる限り覚えましょう。他にも、座る時に椅子を引く。

ファーストドリンクは3分以内。ご予約のお客様には「お待ちしておりました」と、笑顔で応じるなど、言いだしたら切りがありません。

つまり、まだまだ改善の余地があるということです。自分にしかできない、すばらしい接客マナーを確立させていってください。