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就職活動では「自分らしさ」を重視することも大切なことです

就職活動で「自分らしさ」を重視できている学生さんは、どれぐらいいるでしょうか?恐らく、ほとんどの学生が「自分らしさ」や「自分の意志」を重視したいという気持ちはあっても、就職活動をする上で、そんな余裕が持てないという理由から「就職すること」だけが目的になっています。

もちろん、就職活動は就職することが最終目的ですが、ただ就職を成功させれば良いというものではありません。闇雲に就職先を決めてしまえば、就職後に後悔してしまうのです。就職後に後悔しないためには、自分らしさと自分の意志を重視して、就職活動に勤しむことが最も重要なのです。

他の人に責任を押し付けない!

就職活動に失敗してしまう人のタイプで多いのが、悪い結果が出ると、それを他の人の責任にしてしまうというケースです。学生時代なら責任転嫁も許されるかもしれませんが、社会人になったら、そんな考え方は通用しません。

仕事も人間関係も全ては自分の責任で行動しなければならないのです。就職活動の悪い結果を他の人の責任にしてしまうという時点で、企業が欲しがる人材の枠からは外れてしまうのです。

就職活動を始める時に、「うちの大学は○○系の求人に強いから、○○系を狙おう!」とか、「あの教授に好かれれば、良い就職先を紹介してもらえる!」という他人任せの考え方が間違っているのです。

就職活動は、自分で努力して切り開くものです。大学も教授も、きっかけやアドバイスをくれる強い味方ではありますが、就職先まで面倒をみてもらおう!という考え方で、自分は努力しないのであれば、悪い結果が出るのは必然とも言えるのです。

仮に、大学や教授が本当に条件の良い就職先を紹介してくれたとしても、努力をしない人、自分の意志を持っていない人は、必ずと言って良いほど落とされてしまうのです。このようなタイプの人に限って、不採用になってしまった責任を大学や教授に押し付けて、自分は悪くない!と開き直ってしまうのです。

そのような責任転嫁をしてしまうから、せっかく自分を変えて成長できるチャンスを逃がしてしまうのです。だから、次の就職試験もその次の就職試験も、不採用となってしまうのです。なぜ、自分が落とされてしまうのか、そういったことを考えようともしないので、どんどん窮地に追いやられてしまうのです。

就職に成功するタイプってどんな人?

就職に成功するタイプは、「自分らしく」「自分の強い意志」を持って努力をしたことです。ここで言う努力とは、頭で考えるのではなく、具体的な行動を起こすことです。行動を起こすことで、初めて自分のやりたいこと、目標、理想、夢が見えてくるのです。

みなさん、それを見つけることができないから、いつまでも他人頼りの就職活動から抜け出すことができないのです。まずは、自己分析をして、自分はどんな意思を持って仕事と向き合えば満たされるのか?どのような可能性があるのか?を真剣に考えてみましょう。

しかし、徹夜で考えても答えは見つかりません。なぜなら、社会人経験のない学生がいくら自分の頭で考えても、答えなんて見つかるはずもないからです。答えが見つからないから、誰かに頼るのではなく、諦めるのではなく、行動を起こすのです。

ガイダンスやセミナーに参加してみるのも良いでしょう。インターンシップを利用してみるのも良いでしょう。また、自分探しの旅に出かけてみたり、ボランティアをしてみたり、サークル活動に力を入れるのも良いでしょう。

何も就職活動に関わりのあることに限定させないでも良いのです。とにかく、机の前で考えるのではなく、何かしらのアクションを起こしてみることです。そこから道が開けてくるのです。

就職した時の自分が一生続くわけではない

就職に成功したら、全て達成したような気持ちになり、その後は安泰、与えられた仕事をこなしていけば良い!と考える学生が多いようです。しかし、その考え方は1人の社会人として欠陥があります。

その理由は、社会人経験が1年、2年、3年と増えていくごとに、まわりの環境も自分の心境も驚くほど変わるからです。仕事においても人生においても、その時の状況に合わせて臨機応変に変えていかなければ、人生の荒波をうまく乗り切ることはできないのです。

社会人経験を経て結婚をする時も、大きく自分を変えていく必要があります。さらに子どもが産まれたら、親としての自分にシフトチェンジしていく必要があるのです。いつまでも同じ自分じゃないから、人生も仕事も楽しいのですよ!