• RSS

履歴書の記入法が分からない!方法一挙公開!

履歴書作成のルールはあるのか?

履歴書を作成する時に「なんとなくしか書き方が分からない」方や、「不安や戸惑いを感じている」方はいませんか?実はこれといった決まり(ルール)はなく、一般慣習から「こう記入するのが理想では」との考え方のようです。「ルール」と言えば「ルール」かも知れませんが、曖昧なのです。

作成は「手書き」それとも「パソコン」?

履歴書は「手書きで丁寧に」との考え方があります。しかし、最近は「パソコンで作成」しても良いのでは、との考え方もあります。手書きのメリットは丁寧に自筆で書くことにより「意欲的」と判断される可能性があること。

デメリットは「パソコンの技能が無いのでは?」と思われる可能性があります。また、作成に「集中力」(間違えないように)が必要になります。パソコンで作成するメリットは「見やすい」こと。「書きかえや編集が容易」。また、「パソコンの技能をアピール」できる可能性があります。

デメリットは複製が容易なため「他社にも応募している可能性を疑われる」こと。「意欲的でない」と思われることが挙げられます。事業所によっては「手書き」を指定することがあり、その場合は迷わないと思います。手書きの場合は、パソコンの技能があることを伝える(記入)ことは有効でしょう。

パソコンで作成する場合は「志望の動議」や「自己PR」欄を丁寧に記載し、どこにでも通じる内容にならないようにしましょう。用紙はA4が良いとの考え方もありますが、B判で作成したことが原因で不採用にはならないと思います。

日付、顔写真はどう?

日付は面接の日、またはその前日を記入し、書類選考の場合は投函する日、または、その前日を記入しましょう。年号は履歴書全体を通して揃えましょう。顔写真は3ヶ月以内に撮影したものと言われています。正装した証明写真を貼付しましょう。(スナップ写真はNG!)

写真を貼付する意味は「本人確認」ですが、印象が良くなるよう心がけましょう。金銭的に余裕がある場合は、写真屋さんで撮ってもらうのもいいと思います。氏名、生年月日はあまり間違えたりしないと思います。

住所は県名から略さず記入し、アパートに住んでいる方はアパート名、号、室なども漏れなく記入します。電話番号は固定、携帯ともに記入することが理想です。印鑑はまっすぐ曲がらないように、鮮明に押印しましょう。

学歴、職歴欄 記入上の注意事項!

在学期間、在職期間の年号は履歴書全体を通し、揃えましょう。1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目に「○○市立○○中学校卒業」、3行目に「○○県立○○高等学校 商業科 入学」と記入。普通科の場合は、科名の記入の必要はありません。

気を付けることは「高校」と略さず、「高等学校」と正式名称を記入することです。4行目に「○○県立○○高等学校 商業科 卒業」と記入。気を付けることは、「同校卒業」と略さず、正式名称を記入しましょう。5行目以降、「専門学校」や「短期大学」、「大学」の順に略さず、正式名称、科名を記入します。

学歴の記入が終わったら1行空け、行の中央に「職歴」と記入します。その下から「○○株式会社 入社」と記入。注意点は「(株)」などと略するのはいけません。正式名称を記入します。退社した場合は「○○株式会社 退社」と記入。職歴の記入が終わったら、その下の行の右側に「以上」と書きます。

免許、資格欄はどのように?

基本は古い順(時系列)から記入しますが、優先順位は「国家資格」「公的資格」「民間資格」となります。しかし、就職に有効でアピールしたい資格は、採用担当者の目につきやすい、なるべく上の方に記入しても良いのではと筆者は思います。

志望の動機、自己PR、本人希望記入欄は如何に!

ともに伝わり易さが重要です。要点を3つ位記入するのが良いと思います。本人希望記入欄は記入することがなければ「特になし」、その他、1つ、2つ意欲的と思われそうなことを記入するのは如何でしょうか?

以上のことに注意し、「自信の持てる文書」を作成しましょう。採用担当者に見てもらうことが、楽しみになりますよ!