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こんな志望動機は絶対にNG【採用担当者をガッカリさせるケース】

「人気の業界だから・・・」「将来性のある安定した企業だから・・・」「知名度が高いから・・・」「両親に勧められたから・・・」どれもこれも、絶対にNGな志望動機です。もれなく採用担当者をガッカリさせてしまうことでしょう。志望動機は、採用担当者が人材を選ぶ上で、最も重視すべき点の1つです。

志望動機を軽視してしまうと、何度就職試験を受けても採用はもらえないので、十分に注意しましょう。まず、「人気の業界だから、人気ランキングで上位だから・・・」という理由は、志望動機でも何でもありません。「まわりに流される人材です・・・」とアピールしているようなものです。

自分の意志をしっかりと持って、なぜその会社を選んだのか、自分の言葉で伝えられるようにしましょう。また、「将来性のある」「経営が安定している」などという言葉も、面接では出さないほうが良いでしょう。もちろん就職をする上で、将来性があって経営が安定していることは、学生からすれば重視すべきポイントです。

しかし、志望動機にそれを言ってしまうのは、完全にNGなのです。採用担当者からすれば「将来性があって経営が安定している企業なら、他にもありますよ!」と言いたくなってしまうからです。将来性があるとか、経営が安定しているとか言うよりも、まずはその企業で、自分が何をしたいのか?何ができるのか?を、最優先にアピールしましょう。

それが採用への切符となるのです!あと、「知名度が高いから・・・」「両親に勧められたから・・・」「大学教授の推薦があったから・・・」というのも、絶対にNGな志望動機です。そこに自分の意志がまったく感じられないからです。このような志望動機を言ってしまうということは、企業に対しても採用担当者に対しても、失礼な行為なのです。

もっと真剣に、その会社に就職したいと思っている応募者はいくらでもいるので、そのような志望動機を平気で伝えてしまう学生が、落とされてしまうのは当然のことなのです。あなたの志望動機は大丈夫ですか?NGの可能性があるなら、すぐに修正し、再度戦略を立ててみましょう。

あなたの自己PRは企業PRになっていませんか?

面接における志望動機が、自己PRではなく企業PRになってしまっていることに気づいてない学生が、非常に多いみたいです。もちろん、就職したいから企業のPRできるような部分を指摘して、だから私は御社を選びました!という結論につなげたいのだと思います。

しかし、採用担当者からすれば、自社のPRなんて説明されなくても嫌というほど知っているのです。つまり、企業研究をしてきました!というアピールは意味がありますが、企業PRをしてもあまり意味はないということです。企業PRするだけの時間があるなら、より具体的な自己PRをしたほうが、良い結果を出すことにつながるのです。

より具体的に自己PRをするためには、実際に入社させていただいたら、「自分なら、どれぐらいの仕事ができて、どれだけの結果が出せるのか?」やる気や熱意だけでなく、具体的な根拠を伝えることが肝心です。

やりたい仕事にこだわると自分の首を絞めることになる!?

やりたい仕事と業界が決まっていることは、素晴らしいことです。しかし、それが就職試験において、諸刃の剣になってしまうこともあるので注意が必要です。なぜ、諸刃の剣になってしまうのか?というと、やりたい仕事や業種や職種にあまりにもこだわりを持ってしまうと、採用担当者に良い印象を与えることができなくなってしまうからです。

採用担当者からすれば「もし、この人を採用して、やりたい業務に就かせてあげることができなかったら、すぐにへそを曲げて退職してしまうかもしれない・・・」という不安を与えてしまうのです。やりたい仕事や業務につける人なんて、本当に限られたごく一部のラッキーな人だけです。

ほとんどの新卒社員は、自分の希望とは別の部署に配属されてしまうのです。しかし、希望とは違った部署だったのに、遣り甲斐を見つけることができて、しかもそれが一生の仕事になってしまった!あるいは、その業種や職種を極めていくことで、キャリアを積んで将来的に転職に成功!なんてこともありえるのです。

つまり、就職する時点で全てが決まってしまうという考え方は、間違っているのです。やりたい仕事や業界は明確にしつつ、それにこだわりすぎない。考え方も偏りすぎないことが大切です。