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幸せなキャリアを重ねていくには?ポジティブな転職を成功させる秘訣

転職したいと漠然と考えている人は多いはず。とはいえ、具体的にどのように動けばよいのか、経済はずっと低迷しているし・・・、などとモヤモヤしていても始まりません!

転職経験者へのインタビューを元に、転職を成功させるコツをつかみましょう。

転職するGOODタイミングとは?

実際に転職のために動きだす理由はさまざま。退職を決めた理由は「会社が倒産してしまってやまれず」(外資系金融・38歳)、「大きなプロジェクトを成功させて満足感・やり切った感を得られたから」(子ども服ネット販売・28歳)、「新卒のときに目指していた業界にどうしても行きたかったから」(アパレル・26歳)など。

とはいえ、転職理由が前会社の倒産でない限り、勤めながら面接日の調整をしたり志望書類を準備するのは大変です。なので、多くの場合が「3ヵ月」、「長くても半年」など転職活動期間を決めて集中的に取り組んでいるようです。

そして、多くの転職希望者が悩むのが、現職の企業に退職の意向を伝える時期。まずは現在勤める会社の規則に従いましょう。転職先の内定が出てから現企業に伝えるのが一般的なので、会社の規則をもとに転職先には転職が可能な時期を伝えましょう。

業種によっては退職にあたっての引き継ぎ業務が何ヵ月もかかる場合もあるので、転職先との調節が必要になります。中には退職してからゆっくり海外旅行でも・・・と考える人も多いでしょうが、長すぎるブランクは転職活動においてマイナスになる場合も多いので要注意です。

新卒とは違う転職の就活とは?

なんといっても転職活動では、前職の経験・実績をアピールできる点が強み。新卒では面接は初めて接する社会人に臆することも多いですが、キャリア採用では面接に一定の自信をもって臨めます。

そして新卒の場合は、面接ではマニュアル通りの受け答えになりがちですが、経験を積んだ後の転職活動では自分の言葉で面接担当者に向かいあえる点も強みです。未経験で他業種に挑戦する場合は、「気負っても仕方ないので、自分には情熱しかないことを素直に話して自分をさらけ出した」(コーヒーチェーン店・32歳)という人も。自分を飾らず素を見せることもポイントのようです。

また、「前の会社の上司に紹介してもらった」(広告会社・29歳)、「独立にあたって前の会社から初仕事をもらった」(イラストレーター・39歳)という人も。転職する際には、次に勤める会社にばかり意識がいきがちですが、まずは現在の職場での人間関係を円滑にしておくことも転職活動を成功させる重要なポイントになりそう。

最後はやはり決断力!思いきりの良さも大切

転職したいと言いながら一向にやめる気配のない人が周りにいませんか?結局は新しい世界に踏み出す勇気が物を言うことが多いようです。

「迷いながら転職活動をしていたときは見事に面接で落ち続けました」(外資系金融・38歳)、「20代最後の年に友人から共同で起業する話を持ちかけられたけど未来への不安で断った。不況でも生き残り社長として成功している友人を見て複雑な気持ちに・・・」(IT関係・34歳)など、転職には決断力も重要な要素のようです。

「とにかく自分を変えたくて退職してイギリスに留学した」(貿易関係・33歳)という人は、1年の留学後に帰国した際に、前の会社の上司が紹介してくれた今の会社に勤めることになったそう。しっかりとした目標をもって動きだせば、おのずと道は開けるもの。そしてチャンスをジャストタイミングでつかむことが転職活動を成功に導くポイントといえそうです。